2018年12月20日木曜日

波布食堂の巨大肉そばに挑む~沖縄バックパッキング紀行2018年12月その7

2018年12月11日(火)、ようやく雨が止んでいる模様。
今回の沖縄旅行、釣りとキャンプメインのアウトドアな旅になる予定だったが、悪天候に気持ちが折れ、失意のまま那覇に戻ってただひたすら沖縄料理を食べ続けるだけの旅になり下がったのだった。そんな中ではあったが、この日は思うところあって朝食は持ってきていたミルクティーのみとした。

そう、それは波布食堂に挑戦するため。挑戦なんて大げさだと思われるかもしれないけど、一度ググってみてほしい。これでもかと盛られた料理に大抵の人は怖じけづくはず。ここは沖縄が誇る巨食文化の中でも最高峰と言えるのではないだろうか。この波布食堂、今回の旅行で初めて知った店で、場所は那覇港内にある。現在泊まっている民宿グリーンハウスからは5分とかからない場所だ。午前中は部屋でまったりと過ごし、お店が開店する11:00過ぎにホテルをチェックアウト。満を持して向かった。日差しはあるけど雨が降っているという変な天気だった。

激盛りで有名な那覇港の波布食堂

店に入ると先客はあるけどまだガラガラ。定番らしい肉そばを注文すると5番で待つように言われた。その後は常連客と思しき地元の方から中国人観光客まで続々と押し寄せ、程なく立って待つ人も現れた。そんな中30分ほど待ってようやく番号を呼ばれ、受け取りに行く。

波布食堂の肉そば750円

写真で見ていたのでそれほどの驚きはないけど、やはりすごい迫力だった。体育会系の学生なら狂喜することだろう。このままでは下に埋もれた麺にアクセスできないので、初めから付いている取り皿に上の具半分くらいを移し、やはり唐辛子入り泡盛の調味料をぶっかけて食べ始めた。味はおいしいのだけど、さすがにこのボリュームで同じ味が続くと飽きてくる。それでも若干の余力を残してスープまで完食。

隣の席では4人の中国人観光客が肉そばとチャーハン1つずつをシェアしている。また、向いの席に座った親子はゴーヤチャンプルーを最初から半分ほど持ち帰り用の容器に入れてから食べ始めた。そう、ここは一人一品注文しないといけないという縛りもないし、残したら持ち帰りもOKな、なんとも沖縄らしい食堂。昼食をここで食べて、夕食はおかず半分を持ち帰ってそれをつまみに晩酌するとかすればかなりの節約になりそう。そこまではしないと思うけど。通いつめたいとまでは思わないけど、他の人が食べていたカツ丼は、これまたボリューミーでなかなかおいしそうだったので次回チャレンジしたい。



その後は本日の宿、民宿はとば荘に向かう。はとば荘はグリーンハウスの隣の建物で、気にはなっていたけど営業している雰囲気が希薄で、予約サイトでもあまり見かけなかった。それが今回ジェットスターのチケットを予約した直後の8月下旬、yahooトラベルで取りあえず旅の最終日は那覇に泊まることになると思って宿を探していたところ、個室が1泊1500円で出ていたので予約していたのだった。

グリーンハウスの隣にある民宿はとば荘

しかし行ってみると宿の人は不在。30分くらい時間を潰して出直してみるもやはりいない。仕方なく電話してみると、完全に忘れられていたようで、夕方にならないと戻らないので勝手に部屋に入っていてくれ、とのことだった。

民宿はとば荘の部屋の様子

部屋は先月フィリピンでよく泊まったロッジにそっくりの3畳くらいの部屋。1500円とは言え、これだったら300円プラスして隣のグリーンハウスに泊まった方がいいかな。なんでも8月下旬からインターネットでの予約は打ち切っていて、予約が入っているのを忘れていたとのこと。なんともいい加減というか、沖縄的というか。。。来年には改修して再来年の春、再オープンするらしい。部屋に荷物を置いて落ち着いてから、天気も回復してきたことだし午後は波の上ビーチ方面に行ってみることにした。

波の上ビーチに隣接する波の上緑地

ここは人工的ではあるけどきれいな海岸。ちょっと釣りをしてみたけどやっぱり反応はなし。結局今回も釣りは空振りに終わった。今回の釣りは結構本気モードだっただけにほんとに残念。あとはぶらぶら辺りを散策して宿に戻る。シャワーを浴びようとすると、お湯が出ない。宿の住人に聞いてみるとボイラーが故障しているとのこと。諦めて部屋で寛いでいると、ようやく管理人のおばちゃんがやって来た。ボイラーも修理してくれたそうで、早速シャワーを浴びて、まだそんなにお腹は減っていないけど夕食に出掛けることに。

またまたやって来た高良食堂

やって来たのはやっぱり高良食堂。丸安そば亡き後、完全に私のメイン食堂になっている。メニューがやたら多くて、まだ全然食べ切れてないこともある。

高良食堂のチャンポン500円

今回食べたのはチャンポン(500円)。沖縄のチャンポンというと、肉と野菜を卵で閉じたものがご飯に乗っているのが定番だけど、ここのは卵も入っているけど、どちらかというとあんかけご飯という雰囲気。沖縄で言う三枚肉もたっぷり入ってボリュームはあるけど、味付けはあっさりしていて非常においしい。大満足でこれからも通い続けるであろう高良食堂を後にしたのだった。。。

関連記事:那覇の大衆食堂探訪記~沖縄バックパッキング紀行2018年12月その6
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