朝食はせっかくの旅行中なので先日紹介したいちぎん食堂にでも行きたいところだけど、荷物を7㎏以下にする必要があるのでぐっと我慢し、余っているインスタントの沖縄そばを食べることにする。
この日の朝食は明星の沖縄そば |
はとば荘の狭い部屋で無理やり作った。この明星の沖縄そば、おいしいけど何か物足りない。やっぱり唐辛子泡盛の調味料がないからか。あと辛ラーメンと沖縄そばが一袋ずつ残っているけど、帰りの防寒対策も含めてTシャツを2枚重ね着すればたぶん7㎏以下に収まるはず。この日も風が強くて時折雨がぱらつくパッとしない天気。ホテルをチェックアウトする10時ごろまでは部屋で読書をして過ごした。
読んでいるのは先日古本屋ゆいまーるで購入した城山三郎の「わたしの眼は十年先が見える」という本。クラレやクラボウを創設し、倉敷の大原美術館も作った大原孫三郎の伝記で、あらすじが書かれている「はじめに」のパートはすごくおもしろかったのだけど、どうもおそらく初めて読んでいる城山三郎の文体が私のリズムに合わないらしく、それ以降なかなか読み進まないのだった。
最終日に泊まった那覇のはとば荘 |
そんな中、そろそろ時間になったところで荷物をまとめてホテルをチェックアウト。はとば荘、悪くはなかったけど、壁の一部が網になっており、他の部屋からの音が筒抜け。まさに東南アジアの安宿そのものといった感じだった。来年は改修するそうなので、この雰囲気を味わいたい方はお早めにどうぞ。ただ、もうネット予約は受けてないそうなので、電話する必要がありますが(TEL098-868-2818)。
さえない天気の那覇、県庁前 |
帰りのフライトは12:30発なので11時ごろ空港着を目指して出発。モノレールよりバスのほうが若干安いので今回はバスで空港に向かった。やんばる急行バスで県庁前から空港まで220円。さて、今回の大衆食堂探訪記最後は那覇空港の空港食堂。
那覇空港にある大衆食堂「空港食堂」 |
国内線ターミナル1階の到着ロビー、入り口から向かって左側、琉球銀行の奥にある。沖縄の大衆食堂としてはごく普通のレベルだけど、空港のレストランでこのコストパフォーマンスはかなりすごいと思う。
今回最後の沖縄飯は空港食堂のフーチャンプルー600円 |
今回食べたのはフーチャンプルー600円。最後の沖縄飯を堪能し、搭乗口に向かう。今回も空いていたせいか、荷物の検量はなかった。
ジェットスター便で成田空港に向かう |
飛行機は15時過ぎに無事成田空港に到着。出発前はなんとなく秋の気配も残っていたけど、関東地方もすっかり冬になっていた。今回の沖縄旅行、天候に恵まれずに計画していたものとは全く違ったものになってしまった。楽しみにしていて、フライもたくさん巻いて準備していた釣りが全然駄目だったのが特に悔しい。後半は那覇で沖縄料理を食べていただけだったけど、それはそれで楽しいものだった。ここ3年くらい、11月か12月に沖縄に来ているけど、一昨年以外はどうも天気に恵まれない。これからも沖縄には行くと思うけど、時期は見直したほうが良さそう。
関連記事:波布食堂の巨大肉そばに挑む~沖縄バックパッキング紀行2018年12月その7
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