2019年3月27日水曜日

あるバックパッカーの洗濯事情

2泊とか3泊くらいまでならともかく、それ以上の期間の旅行になると旅行中に衣類を洗濯する必要が出てくるのではないでしょうか。
大抵の人はランドリーサービスを利用するか、下着類は自分で洗濯するけど、ちょっと嵩張るものはランドリーサービスを使う、というのが多いのではないかと思います(他の旅行者に聞いたことはないので知りませんが)。

旅行者の多い観光地のホテル街では1㎏いくら(タイだと40バーツくらいから?)のランドリーサービスがあるし、なくてもホテルのフロントに言えばやってくれるでしょう。タイでは洗濯機が並べて置かれただけのようなコインランドリーも結構見かけます(10バーツ~)。

ただ私の場合は100%自分で手洗い。お金がもったいないのもあるけど、あまり服を持ち歩かないので小まめに洗濯する必要があるのと、結構頻繁に移動するので、洗濯物が仕上がるのを待つのも面倒なので。


バックパッカー用洗濯バケツ


1.折りたたみバケツ


旅行を始めたころは洗剤だけ必要量ビニール袋に入れて持っていき、特に洗濯用の道具は持ち歩かず、ホテルにあるバケツを利用したり、洗面用のシンクで洗ったり、無い場合はレジ袋で洗ったりもしていました。

ただ、バケツがあっても水垢でヌルヌルだったりして気持ち悪いとこも多かったので、そのうち洗濯用に折り畳み式のバケツを持ち歩くようになりました。専用の製品もあるにはあったのですが、より軽そうなものを探して行き着いたたのがこちら。

ハイマウント(HIGHMOUNT) 折りたたみバケツ 5L 

上のリンクはアマゾンですが、アマゾンでは現在取り扱っていない模様。楽天市場やYahooショッピングではまだありました。


  • サイズ:横34㎝×縦28㎝
  • 重量:59g
  • 容量:5L

これはとても使い勝手が良くて、アマゾンの履歴をみると2014年に買っているので5年くらい使っていました。2つに折り畳んで、バックパックの背中近くに差し込んでおく感じで収納。容量的にも使いやすかった。ただ、昨年夏に行ったインド旅行で水漏れが発生しているのに気づき、多少水が漏れても洗濯する分には問題はないんですが、買い替えることにしました。


2.ウォーターバッグ5L


このハイマウントの折りたたみバケツ、アマゾンで買えなくなったのと(他だと送料が結構掛かる)、洗濯するときに持ち手が邪魔だったこともあり、ふと、折り畳み式のウォーターバッグ(水袋)の上部をカットすれば十分使えるのではないかと思い立ちました。そこで早速次に行ったフィリピン旅行の前に購入して試してみたのでした。買ったのは5Lのウォーターバッグ。

参考記事:明日からフィリピン旅行に行ってきます

上記記事のように上の部分をカッターでカットして持っていきました。


  • サイズ:横32.5㎝×縦21㎝
  • 重量:38g
  • 容量:5L弱

これも使い勝手は悪くなかったのですが、容量が若干小さめ。日々の下着類を洗濯するにはピッタリなのですが、嵩張る長ズボンを洗濯するのは無理そう。たまたまフィリピンでは毎日短パンで過ごせて、長ズボンは出発日と帰国日に履いただけで洗濯する必要がなかったのでこの時は特に問題なし。

ただ、もっと長期だったり、もう少し涼しい地域に行く場合には使いづらそう。ということで、これは自転車ツーリング時のパンク修理用に使うことにしました。


3.ウォーターバッグ10L


そして今回のインド~タイ旅行用に買ったのがこちら。


上記ウォーターバッグの10Lバージョン。同様に上部をカットして使用。


  • サイズ:横41㎝×縦28㎝
  • 重量:52g
  • 容量:10L弱

ちょっと大きすぎるかなあとも思っていましたが、使い勝手はなかなか良好。今回は結構涼しくて、インド・バングラデシュでは毎日長袖シャツを着ていたので頻繁に洗濯する必要があったのですが、タオル、下着類、長袖シャツをまとめて洗っても全然問題なし。

長ズボンも、単品で洗う必要はありましたが問題なく洗えました。これは3つ折りにしてバックパックの背中近くに収納。大きすぎたらもう少しカットして高さを低くしようかとも思っていましたが、サイズ的にもこれでちょうどいい感じ。当面はこれを持っていくことになりそうです。


物干しロープ


洗濯用バケツと同様に重要なのが物干しロープ。ホテルによっては洗濯物が掛けられるラックのようなものがあったり、ハンガーがあったりもするのですが、もちろんないところも多い。なので私は3mと2mの細引き2本を持っていきます。

ホテルにチェックインしてまず考えるのは、どこに物干しロープを張るかということ。大抵3mのロープがあれば行けるのですが、まれに届かない場合があり、そういう場合でも部屋の大きさは4mくらいまでなので2mのロープを繋げば何とかなります。


私は2㎜のダイニーマの細引きを使っているのですが、今回バングラデシュのどこかのホテルに3mのものを忘れてきてしまいました。そこでモエモンシンホの荒物屋のようなところで代わりを買うことにしたのですが、見つけたのが1.5㎜くらいのナイロンロープ。

3m欲しいというと、それでは商売にならないのか、プロモーションだと言ってタダでくれたのでした。それが写真下の緑色のロープ。ただ、結構伸びるのと、自在結びの結び目が滑りやすくてあまり使いやすくないので次回以降はまた2㎜の細引きを持っていく予定。


ハンガー


そして今回の旅行で気づいたのですが、Tシャツはハンガーに掛け、それを壁際ではなくロープに掛けて干すと圧倒的に乾きやすいということ。普段はロープに引っ掛けるように2つ折り状態で干しているのですが、ハンガーがあるホテルでハンガーに干すと断然乾きやすかった。

ということで現在アマゾンで折り畳みハンガーを注文中。なのでまだレギュラーメンバーではありませんが、重さ、大きさとパフォーマンスのバランスが取れているようなら常備品に加えようと思います。


まとめ


というわけで、今回は私の旅行中の洗濯事情を紹介しました。基本的には午後の時間帯にシャワーを浴びた後洗濯するのが旅行中の日課。私の場合、基本的に暖かい地域に行く、世界一周をしている人のようには長期ではない、など、ある程度限定的な条件ではありますが、参考になれば幸いです。

もう少し旅行期間が長期になったり、寒い地域に行って手洗いしにくいものを洗濯する必要性に迫られたりしたら素直にランドリーサービスを頼むかもしれませんが、これからも快適な旅行が続けられるように研究していきたいと思います。

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