2019年3月4日月曜日

チェンラーイからラオス北部の町ルアンナムターに向かう~タイ・ラオス旅行3日目

2019年3月1日(金)、居心地のいいチェンラーイにもう少し居たい気もするけど、あまり時間もないので今日からラオスに向かうことにする。
今日はラオス直行の国際バスが運休とのことなので、バスを乗り継いで自力で行くことにした。

できるだけ早く出発した方がいいな、とは思っていたけど、5時頃目が覚めたのでまだ暗い6時過ぎにホテルをチェックアウトして出発した。今回泊まったBan Lotus Guest House、1泊150バーツと安い上にもの凄く居心地がよかった。こんなに安くて快適な宿は世界広しといえどもそうないんじゃないかと思う。


後ろ髪を引かれつつバスターミナルに向かう。とりあえずチェンコーン行きのバスに乗って国境を目指すつもり。チェンコーン行きのバスは多数出ているので、まずはバスターミナル近くの食堂で朝食。


今日の朝食はカオマンガーイ(チキンライス)。これは私の大好物の一つでタイに来ると必ず一度は食べる。お昼に食べることが多いけど、あっさりしているので朝食にもいい。値段は40バーツ。


7時発のチェンコーン行きのバスに乗り込む。行き先にラオス、フェイサイ、フレンドシップ・ブリッジと書かれているので運転手に確認すると、橋を渡ってラオスに行くと言う。でもたぶんそんなことはないだろう。バスは7時少し前にチェンラーイを出発、65バーツ。


2時間ほどでメコン川にかかるフレンドシップ・ブリッジのたもとに到着。待ちかまえているトゥクトゥクに乗るように言われた。バスはチェンコーン行きなのでここで降ろされるのは当然といえば当然。


トゥクトゥクはタイのイミグレーション前まで行ってくれた。ものの5分程度のことだけど、一応定額みたいで料金は50バーツ。タイを出国するとチェンラーイ発フェイサイ行きのバスが待っており、橋を渡るだけなら20バーツ。


しばらくするとバスは出発し、メコン川に架かる橋を渡る。やっぱりバスで橋を渡っても、風情も何もあったものではない。数年前、橋が架かるまでは旅行者も船で国境を越えていたのだけど、ちょっと来るのが遅すぎたみたい。


バスを降りると今度はラオスの入国手続き。日本人は入国カードに記入するだけで15日滞在可のビザが貰える。今日はもう少し先のルアンナムターという町まで行きたい。ここからどうしようかと思ってイミグレーションを出ると、旅行会社のカウンターが待ちかまえていた。


ほとんどの旅行者はここからメコン川をボートで下ってルアンパバーンまで行く模様。1泊2日の船旅で、いつか乗ってみたいと思っていたのだけど、どうも旅行者向けのアクティビティーになっているような雰囲気。そうなるともうどうでもよくなってくる。


私の方といえば、ルアンナムターに行きたいというと、ここからミニバンで85000キップ(約1100円)で行けるという。バスで行く場合はここからバスターミナルまでソンテウで15000キップ、バス代が60000キップ。10000キップしか変わらないけど、やっぱり安いに越したことはないと思い、バスで行くことにした。


ところがソンテウの乗客がなかなか集まらず、2時間も足止めを食らうことに。それだったらミニバンのほうがよかったかな。しかもソンテウでやってきたバスターミナルはルアンナムター行きは出ているものの、次の便は15:30発とのこと。12:30発に乗りたかったのだけど、それはもう一つのバスターミナルから出るとのことで、20分程歩いて移動する羽目になった。


11:45頃ようやく目的のKeochampaバスターミナルに到着。12:30発ルアンナムター行きのチケット(60000キップ)を購入し、慌ただしく昼食を済ませることにして近くの食堂に入った。


英語のメニューでLao Noodleと書いてあったものを注文してみた。出てきたのはラオスらしく、ハーブがたくさん盛られたお皿と大きなどんぶり。麺はうどんみたいに太めでもの凄いこしのある、だけど薄っすら透き通ったビーフンっぽい麺。タイでもラオスでも食べたここのない麺だった。いろんな調味料をぶち込んで自分好みの味にして食べる、15000キップ。


ラオスキップはいきなり桁が大きくなって物価感覚がおかしくなってしまうのだけど、基本的にタイよりもだいぶ高いイメージ。タイよりも貧しいんだろうけど、農業以外にこれといった産業がなく、多くを輸入に頼っていそうだから仕方ないのか。だいたい10000キップ=40バーツくらい。とするとソンテウ60バーツ、汁ソバ60バーツというのはやっぱり高い。


ルアンナムター行きのバスは大きめのマイクロバスだった。定刻通り12:30にフェイサイのバスターミナルを出発。しばらく進むと山岳地帯に入っていった。ただ、ずっと登っていくわけではなく、登ったり下ったりの繰り返し。道はころどころ舗装が崩れたところはあるけど概ね良好。この道も以前は今の倍以上の時間が掛かったとのこと。その頃はまだ未舗装だったんだろう。


バスは途中のPimgsaiで休憩した後、16:30にルアンナムター郊外のバスターミナルに到着。ここからルアンナムターの町まで10km程離れている。ソンテウで20000キップとのこと。こういう細かい移動がいちいち高いのが気に障る。


というわけで17時前にようやくルアンナムターに到着。ここまでは以前の残りでまかなえたけど、ラオスキップの手持ちが少なくなってきたのでATMでキャッシングしてからホテルに向かうことにした。800000キップ(約10000円分)キャッシングして手数料20000キップと表示された。私の使っているセディナのマスターカードでは手数料を取られたことはないので今回も大丈夫と踏んだ。


ホテルは、遅くなって路頭に迷うのがいやだったので前日にAgodaで予約しておいた。ただ、思ったような安い宿がなく、一番安かったところで1307円(約100000キップ)。ラオスの場合、遅くなるとホテルが満室になってしまうことが多いので仕方なく予約したのだった。


予約したのは`メインストリートから1本奥に入った通りにあるChinthima Guest Houseというホテル。予約していたダブルルームが満室とのことで、ツインに案内された。エアコン、ホットシャワー付き、広くて新しくて清潔。1300円では申し訳ないくらいいい部屋だけど、ボロくて汚くてもいいので安いほうが好み。


暗くなる前に少し町を散策してみる。ルアンナムターの町は、旧社会主義国のラオスらしく、だだっ広くて閑散としてる。ただ、まわりを山に囲まれていて雰囲気は悪くない。一旦ホテルに戻り、シャワーと洗濯を済ませる。温水シャワーはパナソニック製で、さすがに熱いお湯がたっぷり出てきた。


その後夕食に向かった。ルアンナムターには規模は小さいけどナイトマーケットがあり、そこそこ賑わっている。ここで食べることもできるけど、自分はやっぱりホテルに持ち帰る。


この日のメニューはタムマークフン(ソムタム)、生春巻き×3、焼き鳥×2、そしてカオ・ニャウ、占めて24000キップ。それにビアラオ10000キップを付ける。


私がラオスが好きな理由の一つがこのビアラオ。さっぱりしていてちょっとフルーティー。フィリピンのサンミゲルとともに好きなビール2大銘柄の一つ。しかも1瓶10000キップ~(130円くらい)と安いのもいい。今日もおいしく頂いて一日を終えたのだった。

関連記事:気だるい雰囲気の町ルアンナムター~タイ・ラオス旅行4日目

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