2019年4月13日土曜日

電話環境を見直す~ブラステルのサービスを使ってみた

現在電話関係はNTTドコモのガラケーとDMMのデータSIMを入れたスマホの2台持ちで運用している。
私は山登りが趣味の一つで、もし遭難するようなことがあれば、山の中であればやはりドコモが圧倒的に繋がりやすいという印象で(だいぶ前の経験からくる印象で、今現在は違ってきているかも)、いざという時のためにドコモのガラケーを残している。あまりちゃんとは調べてないのだけど、スマホでドコモを契約するより2台持ちのほうが安く済んだはず。

ただし、実際のところは電話をすることがほとんどないため、基本的にガラケーは家に置きっぱなしで、受信専用の固定電話のようになっている。私が契約しているプランでは使わなければ月額1100円ほど。ただやはりもったいないので、次回の契約更新時期には解約してどこかの格安SIMの通話プランに変更しようと思っている。

スマホにはIP電話のSmartalkのアプリを入れていて、電話をかけるときには基本的にこちらを使用している。これまではこちらから電話をかける必要があまりなかったため、Smartalkは数か月に1度、数百円程度の請求が来る程度だった。Smartalkは基本料金がなく、使った分だけ請求が来る。通話料はそれほど安くはないけど、あまり使わない分には維持費が掛からず結構使いやすい。

ところが先日から少し働き始めたのだけど、仕事の予約でこちらから電話をかける頻度が増えて電話代が馬鹿にならなくなりそうになってきた。それに昨年9月に買い替えたスマホ(ASUSのZenfone 2 Laser)ではなぜかSmartalkが使えないため、急遽IP電話を調べて見直してみるこのにしたのだった。


Brastelの050free


改めてIP電話を調べてみると、Smartalkは他社に比べて特に固定電話への通話料がかなり高い。同じように基本料金が掛からないところではBrastelという会社の050freeというサービスがよさそうだったのでそちらを試してみることに。Brastelは名前からも想像できる通り、いや全然できなかったけど、日本にいるブラジル人向けの通信サービスから始まったようで、IP電話では国際電話に強みを持っていそう。

こちらも基本料金は掛からないのだけど、Smartalkと違うのはプリペイド方式で、予め500円以上をチャージする必要がある。そして1年間入金がなかったら自動的に解約になるのでちょっと注意が必要。ただ、クレジットカード払いであればオートチャージの設定が可能で、私は残金が200円以下になったら500円チャージするという最低額の設定にしてみた。たぶん仕事をする限りは1年に500円以上は電話すると思って。

通話料は最安ではないけど、私の場合長期旅行中はたぶん使わないので、基本料金無料のほうがありがたい。050freeの通話料金は固定電話向けは3分8.64円(1分2.88円の計算だけど1分未満の通話でも8.64円課金される模様)、携帯電話向けは1分19.44円。それに対してSmartalkは固定電話へも携帯電話へも一律30秒8.64円(17.28円/分)。

携帯にかけるのか固定電話にかけるのか、それぞれ何分通話するのかで微妙に優劣が変わってきそうだけど、総合的にはたぶんBrastelのほうが安く済みそう。それに050freeはIP電話でありながら0120のフリーダイヤルにかけられるらしいのも素晴らしい(繋がらないところもあるらしいけど)。もちろん併用もできるので、こだわれば通話ごとに使い分けることもできそう(私はそこまでしないと思う)。


スマホが壊れてる?


ということでスマホに050freeのアプリを入れて、チャージする前に発信テスト用の番号に電話してみると、なぜかこちらもダメ。050freeには発信テスト用の番号が用意されていて、そこに電話をかけて自分の声を録音し、ちゃんと通話できるか事前に確認できるという便利なサービスがある。やってみると相手の声は聞こえるのだけど、こちらの声はむにょむにょむにょ、と意味不明な感じで録音されていた。

何度か落っことしてしまったためだろうか。音声録音やGoogleの音声検索はできるのでマイクは大丈夫みたいだけど、ネットで調べてもよく分からず。最初はSmartalkとの相性が悪いだけだと思っていたけど、どうやら通話機能の何かか壊れている模様。修理したら1万円以上は掛かりそうなので、とりあえずこのスマホは置いといて、家でwifiに繋いで使っている古いスマホに050freeを入れてみることにした。

ただこちらにも問題発生。androidのバージョンが古すぎてアプリが入らない。いろいろ調べて古いバージョンのアプリをダウンロードできるちょっと怪しげなサイトにたどり着き、無事古いアプリをダウンロードできたのだった。050freeで電話をかけてみると、通話の前にお知らせの自動音声が流れるのが鬱陶しいけど、こちらは問題なく使えることがわかった。ちなみに「apk+アプリ名」で検索すると古いバージョンのアプリが見つかりました。

ということで、仕事のときはSIMを差しなおして古いスマホを持ち歩こうかとも思ったけど毎回SIMを入れ替えるのも面倒くさい。かと言って、この古いスマホはカメラの性能がひどくて、旅行や釣行の写真はやはり新しいスマホで撮りたいので、このスマホをメインで使うのは今となってはちょっと厳しい状況。


プレフィックス電話


そこで役に立つのがBrastelが提供してるプレフィックス電話のサービス。これはIP電話ではなく、電話回線を利用しつつ、所定の番号を電話番号の前に付け加えてかけると電話料金が安くなるというもの。Brastelに電話番号を登録すると、ガラケーでも使えるようになる(登録しなくても、発信前にややこしい操作をすれば、別の電話でも公衆電話でも使えるみたい)。これも基本料金は掛からず、使った分がチャージから差し引かれる仕組み。

通話料金は一律6秒2円(20円/分)。IP電話よりもちょっと高いけど、普通にガラケーでかけるよりは随分安く済む。楽天でんわやDMMトークなど、同じようなサービスはいくつかあるけど、大抵30秒10円(税別)の設定。Brastelのプレフィックスは日本国内での通話にも日本の国番号81を入れる必要があるので国際電話の扱いみたい。なので消費税が掛からないようだし、6秒単位で課金されるので無駄が出ず、若干お得ではありそう。


まとめ


ということで、基本的には家から電話するときは古いスマホで050free、外出先からはガラケーのプレフィックスでかけることになる。なので仕事の予約をする日(働きたい日の前日)や仕事の当日はガラケーも持ち歩く必要があるけど、これでかなり電話代を抑えられる環境が出来上がった。まあ、派遣会社には090の番号を登録しているのでどのみちガラケーを持ち歩く必要はあるし、とりあえずはこれでよしとする。

メインのスマホの電話が使えないのは痛いけど、当面は国内ではスマホとガラケーの2台持ち、海外ではスマホの2台持ちでなんとかなりそう。ガラケー更新時期の来年6月まではこの体制でやっていこうと思う。来年6月にはスマホ買い替えかな。以上、スマホとガラケー2台持ちで、スマホの通話機能が壊れ、家に古いスマホをもう1台持っている場合の電話代節約方法の紹介でした。みなさんも、もし何かの間違いでそんな状況になってしまったときには参考にして下さい!

追記:メインのスマホ、ASUSのZenfone 2 Laserですが、壊れていると思っていましたが、試しに上記にもある古いバージョンのアプリを入れてみたらちゃんと通話できました。Androidのバージョンによっては最新のアプリで不具合が出るようです。その場合は古いアプリを試してみるとよさそうです。

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