2019年5月7日火曜日

ついに観念してルーペ(老眼鏡)を導入した

私は現在46歳なのですが、一昨年あたりから急速に老眼が進んできている気がします。
今のところ本を読んだりスマホを見たりする分には全然問題ないのですが、問題は趣味のフライフィッシングで使う毛鉤作り。これはかなり繊細な作業が必要で、ここのところなんとなく釣りの気分にならなかったのは他でもなく、タイイングが難しくなってきたのが原因の一つなのは間違いないでしょう。

しかしせっかくセミリタイアして自由な身になり、今年は岩手県を集中的に釣ることにしました。現在のメインターゲットのサクラマス釣り、前回の遠征では雪代(雪解け水)が入った水量の多い時期で、ほとんどルアーのような全長10㎝くらいあるチューブフライを多用しました。

そんなフライであれば問題ないのですが、これから出番が増えるのがウェットフライと呼ばれる全長1~2㎝の、鳥の羽根を多用した毛鉤。これは結構技術的な難易度も高く、手元がはっきり見えないと話になりません。去年はこれまで巻けていたパターンがうまく巻けず、半ば諦めていたのでした。

そんなわけで老眼鏡の導入を検討し始めたのでしたが、試しにダイソーの店先で1.5倍とか2倍の老眼鏡をかけてみても全然見えない。私は左右の視力にかなり差があって、普段は眼鏡をかけているのですが、眼鏡をはずして老眼鏡をかけても全然役に立たないのでした。

そこで一時期は遠近両用眼鏡の作製も検討したのですが、費用も掛かるし、すぐに度が合わなくなる可能性もありそう。そこでいろいろ調べていて見つけたのがクリップオン式のルーペ。眼鏡の上に着用する拡大鏡です。例によってアマゾンで安いものを探してみました。そして見つけたのがこちら。

クリップ式ルーペ 拡大鏡 2倍

評価はものすごく低いですが、おそらく他の似ている製品と品質に変わりないと判断して注文。前回の岩手遠征から帰ってくると、郵便受けに配達されていました。値段が値段なのでそれほど期待もせず、今年のGWは働いていたこともあって放置していました。

しかし、早く岩手に戻りたい。そのためには毛鉤のストックが必要なので、仕事も終わった今日からはせっせと毛鉤を巻き貯めるタイイングモードに入りました。始めは簡単なパターンから巻き始めましたが、やはり避けられないのは扱いづらいマテリアルを使ったパターン。

私の場合はヘンフェザント(雌雉)の羽根を使った毛鉤を多用します。これは、釣れるのですがタイイングが結構難しいマテリアル。そこでようやくルーペを試してみました。すると結果は、、、

良く見える!好きだったフライフィッシングももう無理なのか、と思っていましたが、原因が技術の低下ではなく視力の低下だったのがわかりした。今日は久々に勢いづいて、一気に30本くらい巻きました。

問題はちょっと重いのでだんだん眼鏡が下がってくるのと(夏場、汗をかく時期には問題になるかも)、レンズが厚いので少し視界が白っぽくなる感じ。ただ、それよりもはっきり見える利点のほうが圧倒的に大きい。手元以外は逆に見えにくくなるのですが、跳ね上げればすぐに外せるのも使いやすいところ。

この調子で今週はフライを巻き貯め、来週から岩手遠征の第2弾に出発する予定です(その前に、GWのストレス発散に近場に釣りに行ってしまいそうですが)。このブログを読んでくれている人で、フライフィッシングをしている人なんてまずいないでしょう。

それでも、そろそろ老眼が気になり始めた眼鏡かけの人は多いのでは?最近手元が見えにくいなどと悩んでいる人には、安いのでお勧めしたい商品です。皆さんもためらわずに試してみましょう!

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