2019年8月24日土曜日

気仙川の大ヤマメ~岩手遠征記3(2日目)

2019年8月22日(木)、昨夜寝るときは暑くてしかたなかったけど、さすが東北だけに夜は冷えてきて、一度寒さで目が覚めたのだった。
シュラフをかぶり直して再び就寝。朝は何度か目を覚ましたものの、雨が降っていてテンションが上がらず、ようやく起き出したのは7時前のことだった。


宮城県大郷町の「道の駅おおさと」。昨夜寝るときは静かで快適だったけど、いつの間にかエンジン掛けっぱなしのトラックがそばに来ていて非常に鬱陶しかった。こういう場所で夜を過ごす時には暑かろうが我慢して、エンジンは切ってほしいものだ。

朝食は今回も食パンとレモンティーで行く。手早く朝食を済ませて7時半頃道の駅を出発。東方面に進んでまずは三陸道無料区間が始まる鳴瀬奥松島インターを目指す。ナビを使わず、地図と道路標識を頼りに走っていると、何度か道を間違えつつもそこそこ順調に進む。

三陸道に乗って北上し始めると、気仙沼あたりではかなり激しい雨が降っている。初日から雨で気分が盛り上がらないまま陸前高田市に向かう。10時前に気仙川のほとりに着いたけど、ここも雨がきついのでしばらく「川の駅横田」という施設の駐車場で休憩。

雨が弱まったところで、まだ入ったことのない支流に行ってみた。川に降りてみると、釣れないほどではないけど結構きつい濁りが入っている。いつものようにウェットフライで釣り上がってみるも全く反応なし。雨が強くなってきたところで切り上げて昼食にすることにした。


今回も昼食はインスタントラーメン。これまではしょう油、味噌、塩をローテーションしていたけど、何となくしょう油は満足度が低いので今回は味噌と塩のローテーションにしてみる。今日は味噌。ウエルシアデーに買ったトップバリューの5食入り。今日は昨日の夕食に引き続き、もやしのかわりに家から持ってきたタマネギとニンジンを具に加えた。大満足の昼食だった。

昼からはこれまで何度か入ったことのある支流に移動。こちらはクリアウォーター。しかし反応は薄く、小物っぽい反応があるのみ。ようやく釣れたのはやはり12、3cmほどのイワナ。写真を撮る前に逃げられたので写真はなし。


その後もぽつぽつと反応はあるものの釣れず。ドロッパーとリードフライを2セット、早くも4本のフライを木に引っかけてロストしてしまった。その後ドライフライに替えてしばらく釣り上がるも、次第に水面に掛かるモヤが濃くなってきてフライが見えなくなり終了となった。


夕方は本流でヤマメを狙う。下流に戻ってこれまで一番反応の良かったポイントに向かった。時期的には少し下流過ぎるか。もしかしたらもうこの辺りにはヤマメはいない可能性もある。ドロッパーに6番のカネマラブラック、リードに10番のゴールドボディーのオリジナルフライを結んで釣り下る。最初のプールは小物っぽいアタリがあったものの乗らず。続くその下流のプールではちびヤマメが掛かった。


そしてこのポイントでは最後のプール。しばらく釣り下るとやや重めのアタリが。しばらく間をおいて合わせると無事乗った。スピード感はないけどドルクのある引きはオスヤマメか。

魚を水面に出さないように慎重に間合いを詰め、フッキング状態を確認するため魚を水面に誘導すると、10番のリードフライが口先に掛かっている。フックが小さいのでバラさないように慎重にやりとりし、何度か掬い損ねた後無事ネットイン。


釣れたのはやはり鼻の曲がったオスヤマメ42cm。この時期らしい婚姻色の出た魚体だった。ヤマメとしては自己記録更新、初の40cmオーバーのヤマメとなった。5月にはサクラマスも釣れたし、今シーズンの釣りに悔いなし。いきなり大満足の岩手遠征となった。

車に戻って美酒に酔いしれながら夕食の準備。今日はビビンバとヒジキ、切り干し大根入りの味噌汁。あ~うれしい。日中は冴えなかったけど、最後はポイント選び、フライの選択がばっちりハマって大満足の1日となった。

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