2019年10月8日火曜日

ハノイにて(1)~中国・ベトナム・ラオス旅行(3日目)

2019年10月5日(土)、久々で寝るベッドは快適ではあったけど、なぜかあまりよく眠れなかった。
何度か目を覚ましつつまどろみながら朝食の時間の7時過ぎに起き出す。外はかなり激しい雨が降っている模様。この辺りはまだ雨季みたい。


7時半頃1階ロビーに降りて朝食を頼む。目玉焼きかスクランブルエッグの2択。スクランブルエッグにしてみると、受け付けの女の子が自ら作ってくれた。Booking.comの評価で朝食がよかったとあったので期待していたのだけど、まあごく普通。珍しいのはテーブルに練乳が置いてあるので、コーヒーにたっぷり入れてベトナム風にして飲んだ。


ここBackpacker Hanoi Hostel、居心地は悪くないのでもう1泊することに。ベッドのヘッドボードを持ち上げてテーブルみたいにすることができるのに気づいてさらに快適になった。


外はまだ雨なので午前中は溜まっている旅日記をブログに書く作業。ほとんど読まれてもないのにめんどくさいけど、自分のためでもあるので何とかこなす。昨日の分まで書いたところで10時半過ぎ、やっぱりネットに繋がらないと不便なのでSIMカードを買いに行く。


やって来たのはハノイ駅の北側、ディエンビエンフー通りのMobifoneのオフィス。先客がおらずすぐに話を聞くことができた。50000ドンでSIMカードを買ってデータを買うか、7GB7日で80000ドン、1GB30日で80000ドンのプランを紹介された。私の場合それほどデータ容量を使わないし、もしかすると予定を変更してベトナムに長く滞在する可能性もあるので1GB30日で80000ドンのプランにした。


特に名前や身分証明書の提示も必要なく、SIMカードを差してもらってお金を払って完了。ファーウェイのP10liteの場合特に設定も必要なく開通。約400円で一瞬にしてネットに繋がったのだった。その後はハノイ駅方面に行って昼食にする。


この辺りはそれほど観光客もおらず、庶民的な雰囲気のエリア。地元客で賑わうブンチャの店を見つけたので早速入ってみる。


炙った豚肉が入ったスープに大量のビーフンとハーブ。甘めのスープににんにくと唐辛子、酢、ライムなどを加えて味を整え、ビーフンやハーブを浸しながら食べる。これはもう絶品です。値段も30000ドン(約150円)と激安。大満足で店を後にした。


食後はお茶にする。この辺りには水タバコを置いた昔ながらの茶店も多い。


お茶を注文。ただの渋味の強い緑茶、2000ドン。回りには若者や観光客が多いおしゃれなカフェも沢山あるけど、私はやに臭いおっさんが集う茶店が好み。


これで今日の予定は終了。ぶらぶら散歩しながら一旦ホテルに戻る。所々青空も覗いているのだけど、雷がゴロゴロとなって雨が降りだした。音のわりに雨は大したことはなく、軒下で雨宿りしながら無事ホテルにたどり着いた。


午後はネットをしながらだらだら過ごし、夕方近くになったところでシャワーと洗濯を済ませる。18時前になったところで夕食に出掛けた。今日はホアンキエム湖の南側に行ってみようと歩き始める。


土曜日だからか湖畔の道路が歩行者天国になっていて賑わっている。ひとしきり歩いたところで目ぼしいところが見つからないので、昨日食べた経済飯屋に行くことにした。


今日は菜っぱの煮物、いものカレー、鳥の唐揚げ、それに昨日他の人が食べていておいしそうだったナッツも付けた。それにハノイビール。菜っぱの煮物は酸っぱい味が意外でおいしい。値段は今日も50000ドン。結構いい加減な値付けっぽい。


帰りにホアンキエム湖北側の広場に行ってみると、ステージで子供の弦楽楽団がクラシックの演奏をしていた。まあ、うまいわけではないけど、ほのぼのとしていて微笑ましい。


調べてみると、この日はハノイ市とベトナム航空が開催しているクラシックのイベントで、ここはそのサテライト会場になっている模様。メインイベントはサイモン・ラトル指揮のロンドン交響楽団。場所もそんなに遠くないので行ってみようかとも思ったけど、人も多そうだし止めておいた。ホテルに戻って旅日記を書いて今日はおしまい。

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