2019年10月16日水曜日

ノーンキャウからウドムサイへ~中国・ベトナム・ラオス旅行(11日目)

2019年10月13日(日)、今日は早くも今回のラオス滞在では最後の町となるウドムサイに移動する。
バスは昨日調べたところ11時発とのことで、朝はのんびり過ごす。


7時過ぎに起きて散歩がてら朝食に出掛けたものの、開いている飲食店はなく、屋台も出ていない。仕方なく宿に戻って同じ家族がやっている横の商店でバナナ(3000キップ)を購入した。


部屋に戻ってバナナとコーヒーの朝食を食べ、後はこれからの旅程の計画を練る。これから中国に戻って雲南省を旅する予定だけど、当初考えていた、王道の観光地、昆明、大理、麗江などをめぐる旅はどうも気が進まない。

ガイドブックを見たところあまりにも観光化され過ぎているような気がするのだ。なのでいろいろと考えた末、今回はラオスやベトナムとの国境に近い小さな町を巡りながら香港を目指していくことにした。

特に何か見所があるわけではないけど、東南アジアと東アジアの境目を垣間見れればいいなと思っている。そんなことを考えていると俄然やる気が出てきて早く中国にいきたくなってきた。


10時頃ホテルをチェックアウトしてバスターミナルに向かう。ノーンキャウのバスターミナルは町中から歩いて15分ほどの場所にある。


10:15頃バスターミナルに到着。ウドムサイ行きはまだ来ていないようで、待つように言われた。その間、次々にソンテウがやって来てはルアンパバーン行きの旅行者を降ろしていく。


ノーンキャウは静かでいいところではあるけど、小さな町にしてはちょっと旅行者が多すぎて落ち着かなかった。そうこうしているうちに11時になったものの、ウドムサイ方面は人数が集まらなかったためかルアンパバーン行きのバスに乗るように言われ、途中のパクモンで乗り換えることになった。


バスは11:10頃ノーンキャウを出発。乗客は9割方欧米人旅行者。ノーンキャウからパクモンまでは25000キップ。


1時間ほどでパクモンのバスターミナルに到着。ちょうどお昼を過ぎたところなので昼食にする。お昼は麺類が食べたかったのだけど、パクモンのバスターミナルはおかず屋が数軒並んでるだけ。その中の1軒に入って豚肉の煮物とナスのカレーみたいなものを注文。


しかし、ナスのカレーはまあまあおいしかったものの、豚肉の煮物は脂身ばかりでいまいち。そしてこういう店に限って吹っ掛けてくるから困ったものだ。全部で55000キップなどと言いはる。まさかこんな料理に55000キップも払えるわけがないのでしぶしぶ40000キップ払って出てきたのだった。


12:30頃ウドムサイ行きのバスがやって来たので乗り込む。今度は私以外はみな地元の人たち。こういう雰囲気のほうが断然落ち着く。パクモンからウドムサイまでは30000キップだった。


バスのなかでは昼ごはんの値段に納得がいかないま悶々として過ごす。こういうことがあると本当にうんざりした気分になるのだけど、これはもう忘れるしかない。


14:40頃ウドムサイに到着。残念ながら着いたのは市街地から5kmほど離れた南方面行きのバスターミナル。ちょっと遠いけど歩いて市街地に向かう。途中すでに出来上がっている橋脚の列が。そう遠くないうちに噂の高速鉄道が開通するのかも知れない。


1時間ほど歩いて市街地に到着。まずは北方面行きバスターミナルで中国行きのバスについて調べる。モンラーへは8:00発、90000キップとのこと。思っていたより随分高い。ちなみに景洪までは180000キップと、こちらも驚くほど高い。


その後ホテル探しに掛かる。まずは前回泊まったVilavong Guest Houseに行ってみたけど、満室とのことで断られた。満室のわけはなく、どうやら営業していない様子。


仕方ないのでメインストリートから路地に少し入ったところにあるSaiyasuck Guest Houseに行ってみると、まあまあのダブルルームが50000キップとのことでここに決定。


一応温水器の設備は付いているけどお湯は出なかった。あと、エアコンも付いているけど動かず。まあ50000キップだったらこんなもんかなあというレベルだった。


手早くシャワーと洗濯を済ませ、町の散策に出掛ける。前回半年前にきたときには活気のあるローカル市場が見つけられず、今一つパッとしない印象だったウドムサイだけど、絶対どこかにあるはずだと歩き回ってみたところ、ようやく発見。


ルーサイ市場から少し北に行ったところにある、信号のある交差点を左に入ったところにあった。すでに夕方のため、それほど活気があるとは言えなかったけど、これぞラオスのローカル市場という感じ。明日の朝もう一度来ることにしよう。


途中歩いているときに、地元の人が食べているのを見て気になっていた木の実みたいなものが売られていたので買ってみた。


3束2000キップだったけど多すぎるので1束1000キップで売ってもらった。食べ方を聞いてみると、小さな実の皮を剥いて食べる。味は銀杏に近い感じだった。


夕食は前回食べておいしかった鍋の屋台に行こうと思っていたのだけど、天気が悪くて雨がぱらついてきた。なので早いとこホテルに戻るべく、市場の前に出ている屋台でピンカイ(15000キップ)と昨日も買った漬け物のような、和え物のようなヤム(3000キップ)、それにカオニャウ5000キップ分を買って帰った。


それにビアラオ(10000キップ)も加えて33000キップ。しかし今回はかなり大降りのピンカイが15000キップと手頃な値段だったこともあり、ラオス最後の夕食は充実したものとなった。


そしてこの旅の後半戦となる明日からはいよいよ中国の雲南省に突入。結局期待してたAISのSIM2Flyは使えずじまいでここまで来ている。中国でもホテルにはwifiのあるところもあるとは思うけど、残念ながらこのブログはGoogleのBloggerを使っているのでたぶん更新できないと思います。なので今回の旅日記はここで一旦終了。続きは帰国後に書いていくことにします。

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