2019年11月6日水曜日

八宝から富寧へ~中国・ベトナム・ラオス旅行(19日目)

2019年10月21日(月)、今日は雲南省最後の町、富寧(フーニン)まで移動する。
今日も起きると6:45、荷物をまとめてから朝食に出掛けた。



路上で豚を解体しながら並べていく肉屋。毎日1頭ずつしめているのかな。


目についた「昆明包子店」という店で包子を買うことにした。ただ、包子といっても何種類もあるようで、肉まんを買いたいだけなのに一筋縄ではいかない。



ガミガミ捲し立てられながら何でもいいからとにかく3つ購入、3元。部屋に戻って食べてみると、肉まん2個とあんまん1個というまあまあの組み合わせでホッとした。7:30ホテルをチェックアウトして出発。



ぶらぶら寄り道しながら歩いているとお粥屋が出ていた。さっきの包子ではちょっと物足りない気がしていたのでこれも食べていく。



豆乳入りなのか、白っぽいお粥。薬味を加えておいしく頂く、2元。



バスターミナルで次の目的地、富寧行きのバスに乗り込んだ。8:00発、10元。八宝から富寧へのバスは頻発している模様。よく見ると高速経由の便もあるみたいだけどこれは下道経由だった。



8:50富寧に到着。ほとんどの乗客が降りたので私も降りたところ、そこはバスターミナルではなかった。ロータリーのある町の中心地の模様。Maps.meの荒い地図によるとバスターミナルは町の東側に位置しているので、明日の移動に備えてまずはバスターミナルの場所を確認しに東に歩いて行った。



八宝は半袖では寒いくらいだったけど、ここ富寧は南国風情で暖かい。しばらく歩いてバスターミナルに到着。



町もそんなに大きくなさそうで、居心地はよさそう。バスターミナルの場所がわかったところでホテルを探す。



しかしこれが難航。何軒か当たってみるも、中国語ができないとわかると断られたり、1軒ではお金まで払って部屋に落ち着いたところ、日本人とわかると追い出されたり。かなり聞いて回ってようやく好再来賓館というところに落ち着くことができた。




セミダブルの部屋が50元のところ40元にしてくれた。窓が大きく、照明も明るいのがいい。wifiも強力だった(ただし日本のHPはほとんど見れないけど)。少し休憩して町の散策に出掛ける。



中国には意外に無料の公衆トイレが多いのに驚いた。特に富寧にはたくさんある。ただ、東南アジアのように水で洗う風習はないし、紙はまず置いてないので大のときは注意が必要。



しばらくぶらついていると、午前中時間があれば行こうと思っていた里達(リータ)行きのバスを発見。里達も6日に一度市が立つ町で、今日がその日である可能性は低いけど、せっかくなので行ってみることにした。何もなくても昼飯を食べて帰ってくればいい。



バスは12:00富寧を出発、5元。このバスは市バスのような車体だった。




途中で乗客を乗せたり降ろしたりしながらのんびり進み、12:50里達に到着。



里達の町は閑散としていて、やはり今日は定期市の日ではなさそう。




ほんの小さな町で、少し歩くともう町の端に行き当たった。



せっかくなので昼食を食べて帰ることに。もういい時間なので開店休業状態の店が多いなか、客の入っている麺屋に入った。今日は幅広のビーフン(米干か)を注文。



ここも薬味、調味料が豊富なのがうれしい。たっぷり加えて味を整える。




ここのは炒り大豆のような豆が入っているのが特徴。これが香ばしくてなかなかよかった。ボリュームもあって満足度は高い。田舎だからか7元と安かったのもいい。食後はもう少し足を伸ばしてみたけどやっぱりなにもなし。眠たくなるような気だるい雰囲気が漂っているのみ。



ただ、宿泊施設は何軒かあったので、次回は定期市の日に合わせて来て、ここで泊まるのもよさそう。



やって来た富寧行きのバスに乗り込む。13:50発、5元。富寧ー里達間も1時間に1本くらいはバスが出ている模様。14:30富寧着。バス乗り場は町の西側にあるので、再びホテルのある東方面に歩きながら町を見て回る。川沿いにはいろんな露店やマッサージの屋台も出て賑わっていた。




市場もあったけどごく普通の感じ。



ビルのようなおもしろい橋があった。



上階は「怪味」レストランになっている模様。



今回行きがけに南寧まで乗ったバスが広州発百色行きだったことから、明日は隣の広西省百色まで移動し、そこから広州行きの夜行バスに乗るつもりだった。ところが広州ー富寧と書かれたバスが走っているのを発見。どうやらここから直接広州に行けるらしい。バスターミナルに行って聞いてみると、15:30発、303元とのこと。

303元というと5000円弱。かなり高いけど、それでもここから百色までは60~100元、南寧までは100~150元(いずれも想像)、南寧ー広州は230元だったことを考えると、少しは安く済みそう。ここぞとばかりに出発前に作ったTrip.comの銀聯カードを差し出してみたけど、「微信」と返ってきた。どうやらバーコード決済じゃないと駄目な様子。ということで大枚はたいて明日の広州行きのチケットをゲットした。まあこれでほぼ確実に帰国便のフライトには間に合うだろう。



これで現金がほぼ尽きてしまったので銀行に行ってキャッシングした。今回もセディナカードを使ったけど、中国のネット回線ではセディナのHPに繋がらないので注意が必要。先週キャッシングした分の返済もまだで、まとめて帰国後に払うしかない。



ホテルに戻ってシャワーと洗濯。ここはシャワーの水圧、温度ともに申し分なかった。洗濯はもうしなくても間に合いそうだけど、念のため洗っておいた。



そして恒例のコーヒータイム。面倒な旅日記をさっさと書き上げ、あとは音楽を聴きながら読書をして過ごした。



19時過ぎに夕食に出掛けた。今日は屋台が出ていたのでそこでチャーハンを注文。なかなかうまいチャーハンだった。10元。


ただ、なんとなく物足りない気分だったので焼き臭豆腐を買って帰ることにした。



1盛り5元。そしてビールは1本3元の涼泉1998という缶ビールを2本買って帰った。


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