2019年11月21日木曜日

福島への小旅行(その1)~仙台屋食堂のラーメン

先日ちょっとした用事があって郡山に行くことになった。
せっかくなのでついでに山登りでも、と思って那須岳登山を考えていたのですが、天気がいまいちで寒そうだったので周辺観光に変更。ちょっと気になっていた田村郡小野町に行ってきました。

きっかけは小野町の東堂山が何かでミャンマーのチャイティーヨーに比較言及されているのを読んだこと。チャイティーヨーはゴールデンロックと呼ばれるミャンマーの人気観光地。私は行ったことはないけど、落ちそうで落ちない岩の上にパゴダが建っている写真は有名。

それとそこで一緒に紹介されていた仙台屋食堂のラーメン。そこでは絶賛されていたけど、今回改めてGoogle mapで調べてみたところ、取り立てておいしいわけではないけど癖になる、というような微妙な評価が多く、さらに気になった。それに普通盛りで麺300gというのも大喰いには魅力的。ということで合間をみて小野町に出掛けてきました。


行きはこれまでの岩手遠征と同様、6号→294号→408号→4号と進む。この日は風は強いけど快晴のドライブ日和。青空に筑波山が映える。福島に到着後、暇を見てまずは仙台屋食堂に行ってみた。11時過ぎに到着。平日のお昼前とあってまだ空いている仙台屋食堂、カウンターに座って中華そばの並盛を注文した。


メニューは中華そば(700円)と大盛中華そば(800円)のみ。この日は朝ごはんをしっかり食べたこともあり、大盛り(麺450g)は無理と判断した。しばらく待って出てきたのは汁が溢れんばかりの(というか溢れている)シンプルなラーメン。味は醤油系和風出汁のスープで、何となく東京の立ち食いソバを思い出させるものがあった。


西日本出身の私の場合、驚いたのが富士そばなどの立ち食いソバ。麺つゆを伸ばしたような真っ黒い甘めの汁には最初かなり違和感があった。それでもそれは慣れの問題なのか。しばらくするとそれほど違和感はなく、おいしく食べられるようになったのだった。

ここのラーメンはそれに近い感じ。あっさりとしたやや甘めのスープ。確かにすごくうまいというわけではないけど、スッと馴染んでくるような味わい。途中で味に変化をつけるため、テーブルの酢とラー油を加えてみた。


ラー油を入れると味がまろやかになるというか、ややぼやける感じ。入れる前のほうが好みの味だった。麺300gの普通盛りでも食べ応えは十分だった。しかし、コストパフォーマンスとしては微妙なところ。10月の増税とともに値上げされたみたいだけど、700円はちょっと高いかなという印象。600円だったら満足度は高そう。

それでも人気店だけのことはあり、食べ終わった11時半頃にはすでに行列ができていた。平日だけあってスーツ姿のサラリーマンも多い。食後は腹ごなしのため小野町を散策。高台に雰囲気の良さそうな神社があったので行ってみた。塩竃神社という神社。


長い参道の階段を登っていく。


ちょうど紅葉が見どころを迎えていた。


一番上の本殿に到着。屋根の曲線が印象的だった。


社務所の脇に見晴らしのいい場所があった。小野町を見下ろす。


午後からは東堂山に向かった(つづく)。

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