2019年11月25日月曜日

香港空港から深センへの格安アクセス方法まとめ

今回は先日の中国旅行で利用した香港空港から深センへの安いアクセス方法を紹介します。
香港空港は日本からの乗り入れも多く、LCCも多いため、中国旅行のゲートウェイとして利用する人は多いのではないでしょうか。香港に用事がない場合、さっさと中国(深セン)に行きたいものですが、これはできるだけ安く行きたい人向けの情報です。


1.オクトパスカードを準備する


香港空港からできるだけ安く深センに行くためには、オクトパスカード(Suicaのようなプリペイドカード)を入手する必要があります。もちろん現金でもバスや地下鉄には乗れると思いますが、バスの場合お釣りがもらえませんし、料金も若干高くなるようです。それに香港に用事がないのに香港ドルを調達するのも面倒ですし。


そこで、オクトパスカードを持っていない場合、まず空港でオクトパスカードを入手することをおすすめします。オクトパスカードはエアポートエクスプレスのチケット売り場で買えます。写真一番左の縦長の大きな画面がある券売機です。


ここではクレジットカードが使えるので香港ドルを準備する必要はありません。私が買った時(2019年10月)はカードのデポジット50HKDとチャージ150HKD分で200HKDでした。デポジットの50HKDはカードを返却すれば返ってくるようです。


注意点としては、深夜・早朝に到着した場合、券売機が稼働していないこと。列車が運行される15分くらい前(AM5:45くらい)から動き出します。なので深夜到着してすぐに深センや香港市街に移動する場合は予め日本で入手しておいたほうがいいかもしれません。尤も、これから紹介する移動方法はどれも深夜早朝は運行していないのであまり関係ないですが。


2.羅湖口岸へ:鉄道駅やバスターミナルがあり便利


深センから鉄道を利用する場合や、深センでも特に行き先がきまってないような場合は羅湖口岸に行くのがいいでしょう。羅湖は口岸(イミグレーション)を出るとすぐに鉄道駅とバスターミナルがあり、銀行やATMもあるので非常に便利です。


香港空港から羅湖口岸に行くためには、まずA43のバスで上水駅に行きます。香港空港から上水駅までは30.9HKD(約430円)。空港内の案内表示に従ってバス乗り場に行き、A43/A43Pバス乗り場から乗ります。A43バスの運行時間は7:00~24:00。


空港から上水までは約50分。バスは香港らしい2階建てで、wifiやUSB充電ポートもあるのでゆっくり中国入国に備えましょう。上水駅のバス停で降りるとすぐ目の前が地下鉄(MTR)の上水駅。ここから地下鉄で羅湖駅に行きます。注意点としては同じホームから落馬洲行きも出ている点。乗り間違えないように注意しましょう。


上水から羅湖までは一駅、20.3HKD(約280円)。人の流れに従って香港出国、中国入国の手続きを済ませ、口岸を出ると左手に鉄道駅、右手にバスターミナルがあります。この方法では香港空港ー深センを51.2HKD(約720円)で移動できます。



3.福田口岸へ:おそらく最安のルート


福田地区に用事がある人やさらに安く抑えたい人にはこちらの方法がお勧めです。A43PバスとB1バスを乗り継ぐ方法。先ほどと同じA43/A43Pバス乗り場で今度はA43Pバスに乗ります。注意点はA43Pバスの運行時間が9:30~24:00である点。早朝からの移動には使えません。


A43Pバスで新田運輸交匯處というバスターミナルのようなところまで行きます。所要時間は45分ほど、30.9HKD(約430円)。香港空港→深セン方向の場合、バス停はバスターミナルから道路を挟んで向かい側にあり、その場で次のB1バスに乗り換えます(下の写真はバスターミナル側、深セン→香港空港方面のバス停)。


新田運輸交匯處から福田口岸までは10分ほどでしょうか。オクトパスカードを使った場合、この区間は割引が適用されるようで、香港空港から福田口岸まで30.9HKD(約430円)で行くことができます。


福田口岸では、深セン側では地下鉄が接続しています。中心部の福田駅までは歩いても行ける距離ですが、地下鉄で移動してもいいでしょう。福田バスターミナルは少し離れた竹子林駅に隣接しています。


福田口岸から竹子林までは、私は利用していないのですがおそらく地下鉄で4元(約50円)ほどでしょう。この方法では香港空港から深センのバスターミナルまで500円弱で移動できます。以上、香港空港から深センへの格安移動方法の紹介でした。

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