2019年11月14日木曜日

ワゴンR始動~谷川岳平標山縦走記2019年11月(準備編)

中国旅行から帰ってきた10月下旬、自転車チューンアップの作業も完了し、これからしばらくはアウトドア活動に力を入れていくことにする。
まずは雪が降る前に谷川連峰主稜線の縦走。この山域には去年2回来ていて、新潟側の土樽を起点に万太郎山から谷川岳まで、それに群馬側の土合を起点にした馬蹄形縦走コースを歩いた。このあたりはそれほど標高が高いわけではないけど、万太郎山からさらに西にもきれいな稜線が続いていて、そのうち歩いてみたいと思っていたのだった。

今回は谷川岳から西に延びる稜線を平標山まで歩いてみたい。調べてみると、このコースを歩くパターンとしては土合に車を置いて谷川岳から平標山まで歩き、国道17号線に下りて新潟県側の越後湯沢駅までバス、そこからJRで土合に戻るというのがよさそうではあるけど、時間もお金も結構掛かりそう。

私には折り畳み自転車があるので、下山口に自転車をデポしておけば山歩きだけではなくサイクリングもいっぺんに楽しめるんじゃないか。自転車の準備も完了したところで前日車で移動して車中泊、翌日初日は土合から平標山の家まで歩いてキャンプ、そして2日目は三国峠に下りて自転車で土合に戻るという計画を立てた。

ところで9月に車を中古のワゴンRに買い替えたのだけど、不満点の一つに車中泊の必需品、ドアバイザーが付いていないというのがあった。ドアバイザーがないと、雨の日に換気がやりにくくなる。ただ、ネットで調べてみると自分でも取り付けられそうなのでそこは妥協し、自分で安い非純正品を手配していたのだった。

しかしいざ取り付けようとしてみると、ドアバイザーと金具を留めるプラスチックの部品(ナイロンリベットというらしい)の使い方がわからず苦戦。購入元に電話したりしたものの埒が明かず、ようやくわかりやすい動画を発見して取り付けたのが10月30日のことだった。


いろいろいじっているうちにそのナイロンリベットを1個紛失。近くのホームセンターに
は置いてなかったためとりあえず普通のステンねじで代用した。あと、焦って作業したせいでちょっと浮いている箇所もあったりするけど何とか付いた。

ようやく準備が整った2019年10月31日(木)、朝から出発する予定が肝心の山登りの準備を前日にやっていなかったこともあって13時半に出発。この時期は陽が短いので後悔することひとしきりだけど、今日は車での移動だけなのでまあいいか。


この季節、このあたりでは16時半ごろには暗くなり始める。途中からはライトを点けての走行となり、19時頃三国トンネル上州口の駐車スペースに到着した。当初の予定ではここに自転車を置いてから土合の駐車場に移動して車中泊の予定だったけど、もう暗いので今日はここで車中泊することに。


とは言え、軽自動車ではさすがに自転車を積んだまま車中泊はできないのでご飯を炊きつつ、ヘッドライトを点けて周囲を偵察してみると、トイレ脇の電柱に固定できそうなので自転車を降ろして組み立てた。鍵をかけて車に戻る。

この日の夕食は岩手遠征時に買い込んでいた残りのビビンバ丼。小物の収納スペースなど、エアウェイブとワゴンRではだいぶ違いはあるものの、ガスストーブでの炊飯など、基本的な車中泊の手順に違いはない。そして一番肝心な就寝体制。

今回は今のところ本命と考えているフルフラットモードのシートアレンジと市販の車中泊クッションの組み合わせを試してみた。車中泊クッションは断面が三角形のクッションで、シートの段差を緩和するというもの。推奨では前列と後列のシートに1個ずつ使用する。フルフラットモードで快適に眠れるようになれば、やっぱりそれが一番手軽なので期待している。


一応2個買ったけど、ワゴンRで一番気になる助手席の背もたれと座面の段差が解消されればかなり快適に眠れそうだったため、今回は1個だけ使用してみた。試してみたところ、助手席に1個使うだけで劇的に寝心地が改善されたのだった。しかし、結果的には失敗。エアウェイブの快適さに慣れてしまったせいか、かなり寝心地が悪くて何度も目が覚めることに。


やっぱり後部座席の座面が微妙に傾斜しているため、背中が反りあがってしまうような感覚があった。次回はちゃんと2個持ち込んで試してみよう。来年の釣りシーズンまでにはワゴンRでの車中泊仕様を完成させたい。そんなことを考えながら、ワゴンRでの初めての車中泊の朝を迎えたのだった。

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