2019年12月30日(月)、今日はロイコーから北上してシャン州のインレー湖方面に向かう。
インレー湖はバガンに次ぐミャンマーの一大観光地で、片足で櫓を漕ぎながら船を操作するインダー族や水上の寺院、水上マーケットなどを見て回るボートツアーが有名。
ただ私は以前訪れた時にボートツアーはやったし、もはや普通の観光にはあまり興味がない。なので今回はそんなことには目もくれず、ひたすら市場めぐりをする予定。インレー湖周辺では毎日どこかの町や村で、五日周期の持ち回りで市が立つ五日市というのがある。そんな五日市を5カ所回ってスタンプを集めるとシャン州公認のマーケット・マスターになれるというもの(ウソ)。
ということで今日はインレー湖観光の中心地ニャウンシュエに移動する。バスのチケットは昨日買ってあり、6:30発のタウンジー行き。シュエニャウンというところで途中下車する。ロイコーからシュエニャウンまではローカル7000チャット、外国人は10000チャット(たぶんタウンジーも同料金)。まだ外国人料金があるところもあるんだな。
6時に来るように言われているので5時に起きて準備して、まだ真っ暗な5:50ホテルを出発。少し遅れた6:10にミニバスターミナルに着いたものの、案の定まだ事務所は閉まっている。しばらく待って6:20頃ようやくバス会社の人がやって来た。
そしてやはり6:30になってもバスは出発せず、7時になってようやく出発。途中のペコンという町で乗客を拾って満車になった。
ロイコーからタウンジーまでは4、5時間とのこと。地図を見ると国道5号線を北上したほうが早そうだけど、サンカル湖、インレー湖の西側を通ってアウンバン経由でダウンジーに向かっている模様。
こっちのほうが道がいいのか、あるいは集落が多くて利用客が多いのか。
ただ行程の1/3くらいに位置するピンロンに着いたのは9:20。道の状態は概ね良好だけど、山間の曲がりくねった道なので時間が掛かる。これは7、8時間は覚悟したほうがいいかも。
途中でパオ族の家族が乗ってきた。
そんなに乗れるのかなあと思っていると、茶店でよく見る小さなイスを補助席にしたり、荷物の上に座ったりして何とか全員収まった。
この辺り、窓を水色やパステルグリーンに塗った同じような家並みが続く。
その後は意外とスムーズに進み、東西方向に走る大通り、国道4号線とのジャンクションのアウンバンに着いたのは11:10。
そこからは片側2車線の高速道路のような立派な道路で、あっという間に12:10シュエニャウンに到着。
ここまで5時間ちょっとなので、終点のダウンジーも6時間ちょっとくらいで行きそうな感じ。
名前がややこしいいけど、このシュエニャウンから少し南下したところにニャウンシュエがある。
群がってきたタクシーやバイクタクシーを振り切り、とりあえず昼食にしようとぶらついているとニャウンシュエ行きのピックアップトラックがやって来たので乗ってしまうことに。
12:15シュエニャウン発、1000チャット。のどかな田舎道を進み、12:35ニャウンシュエに到着。意外と早く着いた。
今日はニャウンシュエで五日市が開催されているはずなので、早速市場を覗いてみる。
もうピークは過ぎているはずだけどなかなか賑わっている。
お腹が空いているので飲食コーナーを探して昼食にした。
シャンヌードルの店っぽかったけど、ご飯ものを食べている人がいたのでそれを注文。
混ぜご飯に漬け物のようなものがトッピングされている。それにテーブルに置いてある高菜漬けも乗せて食べた。やっぱりお腹が減っているときはご飯ものに限る。値段も1500チャットとリーズナブルだった。
よく見ると看板に英語のメニューもある。さすがは観光地。
もうひとしきり市場を歩いて、満足したところでホテルに向かう。これで一応1カ所目、ニャウンシュエの定期市を攻略。
今日の宿はあらかじめBooking.comで予約しておいた。個室が一番安かったDiamond Star Guest Houseというホテル。
もう冬休みの時期だし混むかも、と思って予約しておいたのだった。1泊8.1ドル≒12312チャットのところ、3泊するので1泊12000チャットにしてもらった。
バス・トイレ別だけどツインの悪くない部屋だった。先にシャワーと洗濯を済ませて再び町歩きに出かけた。
ニャウンシュエはインレー湖畔にあるわけではなく、この運河をボートで下っていかないと湖にはたどり着かない。
途中にあった茶店でお茶にする。
たくさんお茶請けが出てきたけどお腹いっぱいなので手は付けず。しかし値段は驚きの500チャット。観光地価格か。
こちらは町の北側にある、インレー湖の子分みたいな湖というか池。
スーパーがあったのでお酒を買っておく。
この町もお寺だらけ。
大体の感覚が掴めたところで一旦宿に戻り、18時半頃夕食に出かけた。ホテルの近くでナイトマーケットをやっていたので覗いてみたものの、ここも焼き物中心で自分的にはいまいち。
この町はツーリストタウンだけに洋食屋やバーみたいなところ、それにシャンヌードルの店はたくさんあるけど、ローカル食堂が見あたらない。
そんな中、さっき目を付けておいたいい感じの雰囲気の路地にやって来た。それでもさすがに観光地。英語で呼び込まれ、英語のメニューを見せられた。その中のフィッシュカレーを注文。
出てきたのは想像とだいぶ違う。よくある作り置きのカレーではなく、今作った一品料理のような感じ。ティラピアを揚げて軽く煮込んだようなものだった。
しかし味はなかなか、でも高そう。おそるおそる会計してみると、良心的な2500チャットで安心した。他に良さそうなところが見つからなければニャウンシュエ滞在中はここに通ってもいいかな。
そして今夜のお供はドライジン、1600チャット。激安だけど味は普通のジンで全然悪くない。酒飲みにも非常にやさしいミャンマーなのであった。
インレー湖はバガンに次ぐミャンマーの一大観光地で、片足で櫓を漕ぎながら船を操作するインダー族や水上の寺院、水上マーケットなどを見て回るボートツアーが有名。
ただ私は以前訪れた時にボートツアーはやったし、もはや普通の観光にはあまり興味がない。なので今回はそんなことには目もくれず、ひたすら市場めぐりをする予定。インレー湖周辺では毎日どこかの町や村で、五日周期の持ち回りで市が立つ五日市というのがある。そんな五日市を5カ所回ってスタンプを集めるとシャン州公認のマーケット・マスターになれるというもの(ウソ)。
ということで今日はインレー湖観光の中心地ニャウンシュエに移動する。バスのチケットは昨日買ってあり、6:30発のタウンジー行き。シュエニャウンというところで途中下車する。ロイコーからシュエニャウンまではローカル7000チャット、外国人は10000チャット(たぶんタウンジーも同料金)。まだ外国人料金があるところもあるんだな。
6時に来るように言われているので5時に起きて準備して、まだ真っ暗な5:50ホテルを出発。少し遅れた6:10にミニバスターミナルに着いたものの、案の定まだ事務所は閉まっている。しばらく待って6:20頃ようやくバス会社の人がやって来た。
そしてやはり6:30になってもバスは出発せず、7時になってようやく出発。途中のペコンという町で乗客を拾って満車になった。
ロイコーからタウンジーまでは4、5時間とのこと。地図を見ると国道5号線を北上したほうが早そうだけど、サンカル湖、インレー湖の西側を通ってアウンバン経由でダウンジーに向かっている模様。
こっちのほうが道がいいのか、あるいは集落が多くて利用客が多いのか。
ただ行程の1/3くらいに位置するピンロンに着いたのは9:20。道の状態は概ね良好だけど、山間の曲がりくねった道なので時間が掛かる。これは7、8時間は覚悟したほうがいいかも。
途中でパオ族の家族が乗ってきた。
そんなに乗れるのかなあと思っていると、茶店でよく見る小さなイスを補助席にしたり、荷物の上に座ったりして何とか全員収まった。
この辺り、窓を水色やパステルグリーンに塗った同じような家並みが続く。
その後は意外とスムーズに進み、東西方向に走る大通り、国道4号線とのジャンクションのアウンバンに着いたのは11:10。
そこからは片側2車線の高速道路のような立派な道路で、あっという間に12:10シュエニャウンに到着。
ここまで5時間ちょっとなので、終点のダウンジーも6時間ちょっとくらいで行きそうな感じ。
名前がややこしいいけど、このシュエニャウンから少し南下したところにニャウンシュエがある。
群がってきたタクシーやバイクタクシーを振り切り、とりあえず昼食にしようとぶらついているとニャウンシュエ行きのピックアップトラックがやって来たので乗ってしまうことに。
12:15シュエニャウン発、1000チャット。のどかな田舎道を進み、12:35ニャウンシュエに到着。意外と早く着いた。
今日はニャウンシュエで五日市が開催されているはずなので、早速市場を覗いてみる。
もうピークは過ぎているはずだけどなかなか賑わっている。
お腹が空いているので飲食コーナーを探して昼食にした。
シャンヌードルの店っぽかったけど、ご飯ものを食べている人がいたのでそれを注文。
混ぜご飯に漬け物のようなものがトッピングされている。それにテーブルに置いてある高菜漬けも乗せて食べた。やっぱりお腹が減っているときはご飯ものに限る。値段も1500チャットとリーズナブルだった。
よく見ると看板に英語のメニューもある。さすがは観光地。
もうひとしきり市場を歩いて、満足したところでホテルに向かう。これで一応1カ所目、ニャウンシュエの定期市を攻略。
今日の宿はあらかじめBooking.comで予約しておいた。個室が一番安かったDiamond Star Guest Houseというホテル。
もう冬休みの時期だし混むかも、と思って予約しておいたのだった。1泊8.1ドル≒12312チャットのところ、3泊するので1泊12000チャットにしてもらった。
バス・トイレ別だけどツインの悪くない部屋だった。先にシャワーと洗濯を済ませて再び町歩きに出かけた。
ニャウンシュエはインレー湖畔にあるわけではなく、この運河をボートで下っていかないと湖にはたどり着かない。
途中にあった茶店でお茶にする。
たくさんお茶請けが出てきたけどお腹いっぱいなので手は付けず。しかし値段は驚きの500チャット。観光地価格か。
こちらは町の北側にある、インレー湖の子分みたいな湖というか池。
スーパーがあったのでお酒を買っておく。
この町もお寺だらけ。
大体の感覚が掴めたところで一旦宿に戻り、18時半頃夕食に出かけた。ホテルの近くでナイトマーケットをやっていたので覗いてみたものの、ここも焼き物中心で自分的にはいまいち。
この町はツーリストタウンだけに洋食屋やバーみたいなところ、それにシャンヌードルの店はたくさんあるけど、ローカル食堂が見あたらない。
そんな中、さっき目を付けておいたいい感じの雰囲気の路地にやって来た。それでもさすがに観光地。英語で呼び込まれ、英語のメニューを見せられた。その中のフィッシュカレーを注文。
出てきたのは想像とだいぶ違う。よくある作り置きのカレーではなく、今作った一品料理のような感じ。ティラピアを揚げて軽く煮込んだようなものだった。
しかし味はなかなか、でも高そう。おそるおそる会計してみると、良心的な2500チャットで安心した。他に良さそうなところが見つからなければニャウンシュエ滞在中はここに通ってもいいかな。
そして今夜のお供はドライジン、1600チャット。激安だけど味は普通のジンで全然悪くない。酒飲みにも非常にやさしいミャンマーなのであった。