2019年12月29日(日)、当初はこの日にロイコーを離れ、北上してシャン州の中心地タウンジーに移動するつもりだったのだけど、どうもタウンジーには外国人が泊まれる安宿がないらしい。それならば近くの観光地、ニャウンシュエに泊まって、タウンジーには定期市のある日に日帰りで行くとして、今日はもう1泊ロイコーに泊まることにしたのだった。
ミャンマーに来てからタウングーまでは毎日快晴が続いていたけど昨日は曇り。そして昨夜は雷を伴った激しい雨で夜中に目が覚めてしまうほどだった。やはり山間部だけに乾期のこの時期でも天気はやや不安定な様子。
そんなことで夜中に何度か目を覚ましつつ、起き出したのは6:40頃。まだ本調子ではないけど、昨日Decolgenという風邪薬を飲んだおかげで喉の違和感はなくなり随分体調はいい。7時過ぎに朝食を食べに市場方面に出かけた。
ロイコーの中央市場は何だかぱっとしないのだけど、朝の飲食店コーナーは大繁盛。そのうちの1店に入り、隣の人が食べていた混ぜそばのようなものを注文した。
タウングーの市場で食べたものと同じようなものだけど、こっちの方がやや量が多い感じ。その分値段も1000チャットと高めだった。
そしてそのままロイコーの市場見学に行く。実は昨日、この中央市場よりも断然規模が大きくて賑わっている市場を見つけたのだった。昨日はデモソーの市場で十分満足したので、じっくり見学するのは今日に取っておいた。
やはりこちらの方が全然賑わっている。
ただ、ここもローカル色はあまりなく、珍しいものがあるわけでもなかった。
それでも楽しい市場歩き。
おいしそうだった焼き餅みたいなものを買ってみた。一袋500チャット。
一通り見て回り、満足して帰路に就く。
部屋に戻って焼き餅を食べてみる。これはもう完全に餅。中に蜜あんのようなものが入ったあんこ餅。6個入りで、おやつに食べるにはちょっと量が多すぎた。
お昼は初日に入ったちまき屋に行ってみたのだけど、日曜日のためか開いていない。
近くで同じようなちまきを出している店があったのでそこに入った。しかしその店は英語が全く通じない。他の人が食べているちまきを指差して何とか注文。
ここのも味はニラ餃子。豚肉も入っていてスナックというよりも食事にいい。ただ、もう1食お代わりしようとしても全く通じない。店員も及び腰で、あまり外国人とは関わりたくないといった雰囲気。ちょっと食べ足りない気もしたけど、焼き餅もあるしもう出ることにした。というわけで今日の昼食代は500チャット。
その後は、こちらも町中からよく見える丘の上のパゴダに行ってみることにした。登り口がよくわからず、とりあえずそれっぽいところまでやって来た。
ただここは寺院というより僧院という感じ。お坊さんに上のパゴダまでの道を尋ねると、一緒に来るようにと案内してくれたのだった。
僧院を通り抜けてパゴダの入り口まで案内してくれた。ありがとうございました。そこから坂を登って頂上にやって来た。
ここは昨日登ったタウングウェ・パゴダよりもだいぶ高いので一段と景色はいい。
それに昨日よりも天気もいいので一層景色が映える。手前に見えるのが午前中に行った市場。
満足してホテルに戻る。その前にお茶を飲んで休憩。昨日も入った茶店に入る。ここはモスクの隣にあるので客はみんなムスリムのおじさん。
帰り道に馬車とすれ違う。
部屋に戻ってシャワーと洗濯を済ませ、一服して夕食に出かけた。ロイコーは小じんまりとしていて居心地はいいのだけど、結局これといった安くておいしい飲食店が見つからなかった。
なので今日は趣向を変えて、ミャンマーの田舎では珍しいファーストフードのようなフライドチキンの店に行ってみた。
大きめのフライドチキンとご飯、それに店員に勧められてビールも注文。
まるでフィリピンのようなシンプルメニュー。特別おいしいわけではないけど、久しぶりにガッツリ肉を食べてまあ満足。全部で3200チャット。部屋に戻り、昨日の残りのライスワインを飲んで眠りに就いた。