2020年1月30日(木)、昨日シロンから乗った夜行バスで朝を迎えた。
6:10アンバサという町で朝食休憩。シロン出発は1時間ほど遅れたものの、思ったよりもかなり早いペースで進んでいる模様。
この調子なら9時頃にはアガルタラに着きそう。朝食はチャイ(10ルピー)と昨日買った揚げ菓子で済ませた。
道は1.5車線分くらいで舗装されたインドの田舎でよくある国道。アガルタラに近づいて随分ましになってきたけど、昨夜はやっぱり揺れと振動がすごかった。当然一睡もできなかったけど、思ったほど体調は悪くない。
周りの景色はメガラヤの針葉樹林から椰子の並木に変わった。ぼけっと考え事などをしているうちに8:25、アガルタラのバスターミナルに到着。バングラデシュに食い込むような形のトリプラ州の中でも、アガルタラは国境に位置している。
ここから町の中心までは2、3kmほどあるけど歩いていく。メガラヤでは標識や看板は全部アルファベットだったけど、ここトリプラではほとんど(たぶん)ベンガル語。ヒンズー教の世界に入ってきた。
いくつかホテルやゲストハウスがあるなかで、まずはHotel Shantiというホテルを覗いてみた。ここは空室はあるけど、900ルピーとか700ルピーの部屋を勧められる。
もっと安い部屋はないかと粘ってると、350ルピーの窓なし・水シャワーの部屋見せてくれた。あまりきれいではないけど値段に負けて決定。
落ち着いたところでアガルタラでの最大の任務、バングラデシュビザの申請に出かける。ここからはバングラデシュを横断してコルカタに行きたいと思っている。
バングラデシュの領事館は町の北、3kmほどあるけどここも歩いていく。上の写真は途中にあったたぶんアガルタラのシンボル、旧宮殿。ビザ申請に必要なのはパスポートと写真2枚。まずは領事館の前の書類代行屋で申請書類を作ってもらう。
15分ほどで完了、100ルピー。続いて領事館左手の受付のような建屋で書類をチェックしてもらい、呼ばれるのを待つ。待つこと2時間、ようやく呼ばれて面接となった。
職業とか訪問予定の場所などを聞かれた後、申請には50ドルかかると言われる。無料と聞いていたので驚いて一旦保留にし、ネットで調べてみると、バングラデシュ政府のHPでもちゃんと日本人は50ドルと書いてある。
また、現金で支払うわけではなく、銀行で支払ってレシートを提出するシステムのようで、個人的に賄賂を要求しているわけでもなさそう。しかし50ドルはやはり高いのでちょっと考えることにする。
一応明日の10時にレシートを持ってくれば同日16時にビザをくれるとのこと。ネットで調べながらどうするか考える。アガルタラからコルカタへは飛行機もあり、5000円弱くらい。ビザに50ドル払うくらいなら飛行機で行った方が早いし安い。
しかし、せっかくここまで来たのだし、多少の出費なら仕方ないかと思い直し、50ドルを持って指定のSBI(State Bank of India)に向かった。Google mapで調べた結果、いくつかある店舗で本店っぽいところにいって見るも、移転したのか見あたらず。次に向かったところは閉まっている。
3軒目も閉まっていたのだが、職員がいたので聞いてみると、何でもストライキで今日と明日は休みなのだという。ついでにビザ代の支払いはこの店舗ではなくAgartala City Centreというところにある別の店舗だと教えてもらった。
しかし、、、次の営業日は明後日の土曜日。土日は領事館が閉まるのでビザを貰えるのは早くて月曜の夕方。火曜日にバングラデシュに入国するとして、土曜日中にコルカタに着かないといけないので5日間しかない。
急げば5日でバングラデシュを横断するのは可能かもしれないけど、そのために50ドル払うのか。再び悩ましい状態になってきた。ここはもう少し考えてみることにしよう。
もう13時半を回っているのでまずは昼食。適当な食堂に入ったところ、ここはベジタリアンの店とのことでベジターリを注文したつもりが出てきたのは炊き込みご飯のようなもの。まあおいしそうなので問題なし。
食べ始めると、小さな器に入ったいろんなおかずを勧められたので、勧められるまま4つ選んだ。結構いい値段かもしれないけど、まあいいだろう。ちなみに左上の茶色いやつはナスの天ぷらだった。
このうち驚いたのは下の写真右下あたりの黄色っぽいペーストのようなもの。これは完全にワサビだった。こんなのインドでは初めてなので、もしかするとトリプラ独特の料理なのかもしれない。
ちょっと量が多すぎだったけど味はなかなか。値段は130ルピーと、ベジタリアンとしては高めだけど納得できる範囲。チャイを飲んでホテルに戻る。ここは7ルピーと中途半端な値段だった。
いつものように水浴びと洗濯を済ませる。アガルタラは結構温かいので、久しぶりに履きっぱなしだった長ズボンを洗濯した。その後は今後の計画をシミュレーション。ただまだ決めきれない。明日もう1日考えることにしよう。あまりお腹が減ってないけど19時頃夕食へ。
面倒なのでホテルの隣の食堂に入った。ここでは魚のフライを注文。私は魚が好物なのだけど、最近インドではフィッシュカレーよりも魚の唐揚げのほうがおいしい場合が多いことに気づいたのだ。
予想通りなかなかグッド。値段も100ルピーとまあまあリーズナブルだった。チャイ(やはり7ルピー)を飲んでホテルに戻る。この辺りも生乳が流通してないようで粉ミルクを使っている。
さて、これからどうしようか悩む。あと1週間、飛行機で移動すると持て余すし、陸路で移動するには時間が足りなさそうという何とも微妙な場所にあるアガルタラ。バングラデシュのビザさえすんなり取れれば全く問題なかったはずなんだけどなあ。
6:10アンバサという町で朝食休憩。シロン出発は1時間ほど遅れたものの、思ったよりもかなり早いペースで進んでいる模様。
この調子なら9時頃にはアガルタラに着きそう。朝食はチャイ(10ルピー)と昨日買った揚げ菓子で済ませた。
道は1.5車線分くらいで舗装されたインドの田舎でよくある国道。アガルタラに近づいて随分ましになってきたけど、昨夜はやっぱり揺れと振動がすごかった。当然一睡もできなかったけど、思ったほど体調は悪くない。
周りの景色はメガラヤの針葉樹林から椰子の並木に変わった。ぼけっと考え事などをしているうちに8:25、アガルタラのバスターミナルに到着。バングラデシュに食い込むような形のトリプラ州の中でも、アガルタラは国境に位置している。
ここから町の中心までは2、3kmほどあるけど歩いていく。メガラヤでは標識や看板は全部アルファベットだったけど、ここトリプラではほとんど(たぶん)ベンガル語。ヒンズー教の世界に入ってきた。
いくつかホテルやゲストハウスがあるなかで、まずはHotel Shantiというホテルを覗いてみた。ここは空室はあるけど、900ルピーとか700ルピーの部屋を勧められる。
もっと安い部屋はないかと粘ってると、350ルピーの窓なし・水シャワーの部屋見せてくれた。あまりきれいではないけど値段に負けて決定。
落ち着いたところでアガルタラでの最大の任務、バングラデシュビザの申請に出かける。ここからはバングラデシュを横断してコルカタに行きたいと思っている。
バングラデシュの領事館は町の北、3kmほどあるけどここも歩いていく。上の写真は途中にあったたぶんアガルタラのシンボル、旧宮殿。ビザ申請に必要なのはパスポートと写真2枚。まずは領事館の前の書類代行屋で申請書類を作ってもらう。
15分ほどで完了、100ルピー。続いて領事館左手の受付のような建屋で書類をチェックしてもらい、呼ばれるのを待つ。待つこと2時間、ようやく呼ばれて面接となった。
職業とか訪問予定の場所などを聞かれた後、申請には50ドルかかると言われる。無料と聞いていたので驚いて一旦保留にし、ネットで調べてみると、バングラデシュ政府のHPでもちゃんと日本人は50ドルと書いてある。
また、現金で支払うわけではなく、銀行で支払ってレシートを提出するシステムのようで、個人的に賄賂を要求しているわけでもなさそう。しかし50ドルはやはり高いのでちょっと考えることにする。
一応明日の10時にレシートを持ってくれば同日16時にビザをくれるとのこと。ネットで調べながらどうするか考える。アガルタラからコルカタへは飛行機もあり、5000円弱くらい。ビザに50ドル払うくらいなら飛行機で行った方が早いし安い。
しかし、せっかくここまで来たのだし、多少の出費なら仕方ないかと思い直し、50ドルを持って指定のSBI(State Bank of India)に向かった。Google mapで調べた結果、いくつかある店舗で本店っぽいところにいって見るも、移転したのか見あたらず。次に向かったところは閉まっている。
3軒目も閉まっていたのだが、職員がいたので聞いてみると、何でもストライキで今日と明日は休みなのだという。ついでにビザ代の支払いはこの店舗ではなくAgartala City Centreというところにある別の店舗だと教えてもらった。
しかし、、、次の営業日は明後日の土曜日。土日は領事館が閉まるのでビザを貰えるのは早くて月曜の夕方。火曜日にバングラデシュに入国するとして、土曜日中にコルカタに着かないといけないので5日間しかない。
急げば5日でバングラデシュを横断するのは可能かもしれないけど、そのために50ドル払うのか。再び悩ましい状態になってきた。ここはもう少し考えてみることにしよう。
もう13時半を回っているのでまずは昼食。適当な食堂に入ったところ、ここはベジタリアンの店とのことでベジターリを注文したつもりが出てきたのは炊き込みご飯のようなもの。まあおいしそうなので問題なし。
食べ始めると、小さな器に入ったいろんなおかずを勧められたので、勧められるまま4つ選んだ。結構いい値段かもしれないけど、まあいいだろう。ちなみに左上の茶色いやつはナスの天ぷらだった。
このうち驚いたのは下の写真右下あたりの黄色っぽいペーストのようなもの。これは完全にワサビだった。こんなのインドでは初めてなので、もしかするとトリプラ独特の料理なのかもしれない。
ちょっと量が多すぎだったけど味はなかなか。値段は130ルピーと、ベジタリアンとしては高めだけど納得できる範囲。チャイを飲んでホテルに戻る。ここは7ルピーと中途半端な値段だった。
いつものように水浴びと洗濯を済ませる。アガルタラは結構温かいので、久しぶりに履きっぱなしだった長ズボンを洗濯した。その後は今後の計画をシミュレーション。ただまだ決めきれない。明日もう1日考えることにしよう。あまりお腹が減ってないけど19時頃夕食へ。
面倒なのでホテルの隣の食堂に入った。ここでは魚のフライを注文。私は魚が好物なのだけど、最近インドではフィッシュカレーよりも魚の唐揚げのほうがおいしい場合が多いことに気づいたのだ。
予想通りなかなかグッド。値段も100ルピーとまあまあリーズナブルだった。チャイ(やはり7ルピー)を飲んでホテルに戻る。この辺りも生乳が流通してないようで粉ミルクを使っている。
さて、これからどうしようか悩む。あと1週間、飛行機で移動すると持て余すし、陸路で移動するには時間が足りなさそうという何とも微妙な場所にあるアガルタラ。バングラデシュのビザさえすんなり取れれば全く問題なかったはずなんだけどなあ。