2020年2月22日土曜日

ミャンマー旅行で使ったSIMカードを紹介~メーソット・ミャワディ陸路国境越えの場合

今回の旅行ではタイから陸路でミャンマーに入国しました。
その時に買って使ってみたSIMカードを紹介します。


今回はタイのメーソットからミャンマーのミャワディという町でミャンマーに入国。タイ・ミャンマーの陸路国境越えポイントとしては一番メジャーな場所だと思われます。おそらくミャワディでもSIMカードは買えると思いますが、私はミャワディに泊まるつもりはなく、早く宿泊予定のパアンに移動したかったのでSIMカード調達は後回しにして乗り合いタクシーでパアンに向かいました。

ミャンマーには国営系のMPT、カタール系のooredoo、ノルウェー系のTelenorなどがあるようですが、ネットの評判では、

  • MPT:電話(通話)に強い
  • ooredoo:ヤンゴンでは最速
  • Telenor:地方に強い(対応エリアが広い)

というのが大体の評価のよう。たぶん同じようなプランでも値段が違ったりもするんでしょうが、私は地方を旅したかったのTtelenor一択で決めていました。タイにいる間に予めGoogle mapでパアンのTelenorのショップを保存しておき、ホテルにチェックインした後早速行ってみました。


しかし行ってみるとそこは閉店済みのようで廃墟のような状態。仕方なく町の携帯ショップで適当に買おうと思っていたところ偶然ポエラミン・ショッピングモール(Phoe La Min Shopping Mole)というスーパーみたいな店の入り口にTelenorの看板が出ているのを発見。中に入ってみると、レジの後ろにTelenorのカウンターがありました。場所はこちら。


ちなみにTelenorはタイのDtacやバングラデシュのGrameenphoneと同じ、青地に白のプロペラのようなマークが目印。プランについて聞いてみると、900MBのデータ付きのSIMカードが1500チャット。それに付けられる1.5GBのデータが1600チャット、2.85GBのデータが3000チャットとのこと(いずれも30日有効)。後で調べてみたところ、プランはこちらのようです。

Telenor Shal Suboo Plan

他にもいろいろあるので自分に合ったプランを選択すればよいでしょう。私は動画を見たりはせずそんなにデータを使わないので、最大で4週間滞在予定で2.85GBのプランを選択。SIMカードと合わせて4500チャットでした。ちなみにこの時2019年12月時点でのレートは1チャット=0.0735円ほど。合計3.75GBのデータで330円と激安でした。

ベトナムも安かったけどこっちのほうがもっと安い。しかもパスポートの提出などもなく、ただお金を払うだけで購入完了。その場ですぐネットに繋がりました。その後パアンからモーラミャイン、バゴー、北上してロイコー、ニャウンシュウェ、カロー、マンダレー、さらにカレーミョからチン州のテディムなどに行きましたが、どこも接続は問題なし。

長距離移動中の山の中などでは繋がりませんが、都市部ではまず問題なさそう。速度的にも特に不満は感じませんでした。タイのAISのSIM2Flyなど国際周遊のローミングプランもありますが、ミャンマーでは安くて購入も簡単なので現地SIMがお勧め。地方に行くならTelenorを買っておけば間違いなさそうです。