2020年4月29日水曜日

ヤバい、自転車が欲しくてたまらない

現在普段の買い物用の折りたたみじゃない20インチのミニベロと、ツーリング用にダホンのボードウォークという折りたたみ自転車の2台を所有している。
ボードウォークは素人なりにいろいろいじって快適にキャンプツーリングできるようになって満足しているんだけど、重いのが難点。

車体重量は12.3㎏だけど、リアキャリアとか泥除けも付けているので実際は15㎏近いと思う。何度か輪行もしているのだけど、折りたたみ自転車だけに輪行袋に入れるまでは楽だけど、駅のホームへの昇り降りはめちゃくちゃ大変。

いずれもっと遠くにサイクリングに行きたいけど、ボードウォークだと本格的な輪行はちょっと躊躇してしまいそう。そんな中、確か前回のインド旅行中だったか、ルノーが6㎏台とか7㎏台という軽い折りたたみ自転車を出しているのを思い出して調べ始めた。

その時思い出したのがこの記事。すごい人もいるもんですね。北アルプス、南アルプス、富士山を通って日本海から太平洋まで本州横断。アプローチは折り畳み自転車で、山の中では自転車を担いで、という酔狂な旅をしている。

折りたたみ自転車+登山で日本横断

ファイントラックはツェルトが秀逸で私も愛用しているけど、スタッフもすごい人がそろっているらしい。改めて読み返してみると使用しているのは14インチの自転車。たぶん書いている人が使っているのはルノーのやつだろう。

今回の記事とは関係ないけど、途中で靴底崩壊にあい、その後はホムセン靴で続行するという、以前私が飯豊山縦走で経験したのと全く同じ目に合っている。最初にこの記事を読んだ時には印象に残っていなかったけど、自分で経験すると改めて共感できるのもがある。

あと、さらっと書かれてているけど自転車禁止の舗装林道を28㎞、雨の中自転車を背負って歩いている。これは肉体的にも辛そうだけど、精神的にやられそう。

それはさておき、もちろん私はこんな旅をするつもりはないけど、軽い折り畳み自転車があれば、沖縄とか台湾なんかを自転車を持って旅するのは楽しそう、とどんどん妄想が広がっていく。

私は自分で改造して変速機を付けたりはできそうにないけど、調べていると変速機付きのモデルもある。欲しくなってきたのが下記の2モデル。

ルノーULTRA LIGHT7 TRIPLE
ルノーPLATINUM LIGHT8

上のモデルが14インチ、3段変速で7.8㎏、下のモデルは16インチ、7段変速で8.8㎏。ウルトラライト7トリプルは軽いけど3段変速しかなく、ギア比もちょっと微妙。自転車を1台しか持たないとしたら下のプラチナライト8のほうが断然よさそう。

しかし、値段が実売価格6万円前後とちょっと高いし、私はすでにダホン・ボードウォークを持っているのに、これを買ってしまうとボードウォークが要らなくなりそう。ウルトラライト7トリプルのほうは4.5万円くらいからあって何とか手が出せる範囲。

快適に走れそうなのは間違いなくプラチナライト8のほうだと思うけど、私の想定する用途ではウルトラライト7トリプルのほうが合っている、すこし労働日数を増やせば帳尻を合わせられる、と無理やり自分を納得させようとしていた。

ということでウルトラライト7トリプルが欲しくて欲しくて仕方なくなってきていたのだけど、冷静に考えると自転車が3台になってしまうし、こういう物欲は買ってしまうと満足して、そして後で激しく後悔するというパターン。

軽量コンパクトではあるけど、置き場所もないし、今回はなんとか我慢してやり過ごそうと思っていた。ところが、、、コロナで10万円もらえることになった。10万円給付に関しては、全く困っておらず、それどころか暇を持て余して名前が公表されたパチンコ屋に並ぶような人にまで一律に給付されるのは釈然としないものがある。

私にしても今のところ特に困っているわけではないけど、一律給付が決まった以上貯蓄や投資にまわすのではなく、しっかり消費するのが一番いいと思う。となるとやっぱり買おうか、とネットを覗いてみると、4.5万ほどで出ていたものはすでに売り切れたようで、現在は5.5万円ほどになっている。

これはちょっと高いなあ、やめとこうか、とか、思い切ってあと5千円足してプラチナライト8を買ってしまおうか、とか、まだ悩んでいるところ。10万円もらえるとは言え、余計なものを買うと後悔すること間違いなしなのはわかっているだけに悩ましい。

結構悩ましい今回の10万円。他にもいろいろ欲しい物もあるけど、物を買うより旅行に行って現地で消費するのが自分的には一番幸せになれそうな気がしないでもない。と言いつつ、結局買ってしまうんだろうな。