2020年6月29日月曜日

鄙びた雰囲気が最高の羽根沢温泉~2020年山形遠征記1(3日目)

2020年6月10日(水)、実釣2日目のこの日も4時前に自然に目が覚めた。
水位は近くの観測点で昨日の0.24mから0.23mへとさらに下がっている。この水量では魚は移動できないと思われるため、昨日重点的に釣ってそれ以上反応がなかった本命ポイントとは別の場所を釣るべきだと考えた。

なので今日は昨日時合いが過ぎてから釣ることになったポイントに行ってみる。川にはモヤがかかっている。これは気温より水温の方が高いということ。測ってみると19℃とかなり高め。


ここは瀬が連続するポイントで最初が一番の大場所。釣れるならここと思っていたけど全く反応なし。次は浅そうであまり期待できないけど一応流す。しかし予想とは裏腹に結構反応が。乗らないけどコツコツと当たってくるのは小ヤマメか。

沈み石の付近を流しているとラインが止まったので、根掛かりかと思って引っ張ると動き出した。やばい、魚だった。慌てて対応しようとしたけど無念のフックアウト。結構でかそうだったのでサクラマスだったかなあー。

その後ヤマメっぽいのが掛かったけどこれもバレた。なにやってんだか。さらに瀬が続き、ここも悪くなさそうだったけど反応なし。しかし一番期待していなかったポイントであんなに反応があるとは。先入観にとらわれないように気を付けないと。

朝食は後回しにして次のポイントに向かう。ここは昨日釣ったポイントに似た深そうな淵があり、瀬→淵→瀬と続く。しかしここも反応なし。最後の瀬でようやくヤマメが1匹釣れた。ヤマメ君、昨日は邪険に扱ってゴメン。今日は1匹でも釣れてくれてありがとう。


一旦上がって朝食を食べ、残りのポイントを釣ることに。しかし8時を回ると暑くて日差しも強く、全く釣れそうな雰囲気ではない。それでも昨日釣った本命ポイントともう1ヶ所釣ってみる。水が少なく水温も高いのでドロッパー8番サイズ、リード10番サイズに替えてみる。

しかしやっぱり反応なし。朝イチのバラシが悔やまれる。9時を回ったところで今日はギブアップ。暑すぎる。今日は買い物と風呂の日なので早々に川を上がってまずは買い物に向かう。


ここも近くに薬王堂があった。今年もお世話になります薬王堂。ここは必需品の食パンともやしが安い上、ほとんどの電子マネーに対応しているので本当に便利。関東にも進出してくれないかなあ、まあマツキヨも同じようなものだけど。


そして風呂は一番近いぽんぽ館というところが定休日なので少し離れた羽根沢温泉に行ってみることに。ここは入浴料200円と激安みたい。山の中を走ること約15分、温泉旅館が数軒立ち並ぶちょっとした温泉街が唐突に現れた。


ただ目的地は旅館ではなく公衆浴場。川沿いの掘っ立て小屋みたいなところがそれだった。


受け付けに人はおらず、200円入れるとドアの鍵が開いて中に入れるという仕組み。


中は2、3畳くらいの浴槽があるだけでシャンプー・石鹸はおろか洗い場もない。私は安ければ安いほどいいのでこれで十分。お湯はぬるぬる系の温泉らしい温泉。


ここで先に入っていたじいさんにずっと話しかけられていたのだけど、全く何を言っているのかわからず。ずっと適当に相づちを打ってしのいだ。同じ日本語とは思えないほど。「こす」といって腰に手を当てたりしていたのでたぶん腰を痛めた話だったのだろうけど。。。


風呂を出て日陰に移動して昼食にする。向こうに見えるのは月山か。


昼食後は渓流にでも行こうと思ったけど暑すぎてやる気が出ず。太陽の位置で刻々と変わる木陰を探して移動しながら車のなかでダラダラ過ごす。16時頃重い腰をあげて適当な川に降りてみた。


石が小さく単調流れ。しばらくドライフライで釣り上がってみたけど全く釣れず。小物のアタックはあるけど小さすぎて乗らない。渓流はノーフィッシュで終了。


夕方の部、今日は18時過ぎにスタート。朝方バラした瀬が続くポイントに入った。しかしウグイが釣れたのみ。ここまで暑いと夕方はダメみたい。明日は朝から雨の予報。状況が好転するのを期待したい。