2020年6月9日(火)、いよいよ実釣初日。
目が覚めると4時前、もう既に明るくなり始めている。あらかじめ目を付けていた場所に車を走らせた。この時期狙いはズバリ、水深があって水通しがいいところ。そんな流れを見つけることができるだろうか。
背中が盛り上がった筋肉質な魚体。こちらもすでに婚姻色が出ている。時刻は5時40分ごろ。まさか初めての川でいきなり2本も釣れるとは!超渇水で確かに厳しいコンディションだけど、魚の居場所さえ判ればなんとかなるか。とはいえ6時頃になると太陽は昇ってすでにドピーカン。朝と夕方、マズメ時の勝負になりそう。
目が覚めると4時前、もう既に明るくなり始めている。あらかじめ目を付けていた場所に車を走らせた。この時期狙いはズバリ、水深があって水通しがいいところ。そんな流れを見つけることができるだろうか。
遠くに見える冠雪した山は鳥海山だろうか。状況がわからないので、この水量では大きすぎるかとも思ったけど一番実績のある6番のフライをドロッパー、8番サイズのフライをリードに結んで釣り開始。水位は釣り場近くの観測所で0.24m。昨年の同時期の半分以下。かなり厳しそうだけど水温は17℃と思ったより低くて悪くない。
1ヶ所目、水は少ないけど以前サクラマスを釣ったことがあるポイントに似たなかなかいい流れ。期待できる。しかしインターミディエートラインでも根掛かりするくらい浅い。ここは反応なし。そのまま歩いて一つ下のポイントに入る。
1ヶ所目、水は少ないけど以前サクラマスを釣ったことがあるポイントに似たなかなかいい流れ。期待できる。しかしインターミディエートラインでも根掛かりするくらい浅い。ここは反応なし。そのまま歩いて一つ下のポイントに入る。
ここも似たような流れだけどもう少し深そうな淵。ただ、流れが利いているのは流れ込みのほんの一部分だけ。なのでキャストしてラインを水に馴染ませるとすぐにリトリーブで誘う。すると数投目、ラインが押さえ込まれた。あまり重量感はないけど鋭角的な引きはサクラマスに違いない。落ち着いてやり取りでき、無事ネットイン。
通算30本目は47cmとやや小型のサクラマス。リードフライに来た。写真では銀ピカに見えるけどうっすらと婚姻色が出ていた。時刻は5時半ごろ。何と雑魚を含めて今年のファーストフィッシュがサクラマスという幸先のいいスタートとなった。
もしかするとまだいるかも、と思ってポイントの残りを釣り始めると再びリトリーブするラインが押さえ込まれた。今度はかなり重量感もある。しかしすでに1匹釣っていることもあって気持ちに余裕がある。一度掬い損ねたもののこちらも無事ネットイン。
もしかするとまだいるかも、と思ってポイントの残りを釣り始めると再びリトリーブするラインが押さえ込まれた。今度はかなり重量感もある。しかしすでに1匹釣っていることもあって気持ちに余裕がある。一度掬い損ねたもののこちらも無事ネットイン。
鼻が曲がった厳つい顔の雄のサクラマス、58cm。今度はドロッパーに来た。どうやらフライの選択は間違っていなかったようだ。
背中が盛り上がった筋肉質な魚体。こちらもすでに婚姻色が出ている。時刻は5時40分ごろ。まさか初めての川でいきなり2本も釣れるとは!超渇水で確かに厳しいコンディションだけど、魚の居場所さえ判ればなんとかなるか。とはいえ6時頃になると太陽は昇ってすでにドピーカン。朝と夕方、マズメ時の勝負になりそう。
もう釣れそうな時合いではないけど、ポイント探索のため移動しながら釣り続ける。一見よさそうに見える瀬は浅くてサクラマスの気配は希薄。ヤマメが釣れそうな流れだなあと思っているとやっぱりきた。かなり反応があり、中には良型も混じる。
こちらのやる気もなくなってきたが、少しでも手持ちのポイントを増やしたいので釣り続ける。渇水のおかげでどこでも渡渉できるので、右岸に降りても左岸に降りても釣りやすい方で釣りができるのはありがたい。一通りまわってお昼になったところで一旦休止。夕方の釣りに備えて休憩。
夕方の部は17時頃から開始。しかし17時ではまだ真っ昼間の雰囲気で反応なし。18時頃に朝イチに入った本命ポイントに移動。ちらほら虫も飛び始めたけど20cmくらいのウグイが釣れたのみ。やっぱりそう甘くはない。今日の予報では最高気温31℃だったけど明日はなんと34℃。どうなることやら。それはともかく、ここ数ヵ月ずっと思い描いていたような完璧な遠征初日となり、満足、満足。