2020年7月31日金曜日

激闘の静内川~2020年北海道車中泊釣行記(7日目)

2020年7月19日(日)、今朝は昨夜から続く降ったり止んだりの雨模様。
なので日中もチャンスが続くと見て朝は急がずゆっくり寝ることに。6時前に起きて先に朝食を済ませ、6時半頃から出撃しようとするも、雨足が強まってしばらく車内で待機。7時頃から釣りを開始した。


ますは昨日入ったポイント。昨日はパッとしないポイントに見えたけど、釣れたので今日は1級ポイントに見える。昨日と同じ6番のドロッパー、8番のリードで釣り始めるといい場所でヒット!

掛かった瞬間2回連続ジャンプしたのでニジマスかと思ったものの、残念ながら釣ってはいけない魚だった。気を取り直して再び釣り始めるとまたヒット!

今度は底にグイグイ引き込むトルクある引きだったためアメマスかと思ったけどやっぱりあの魚。複雑な心境だけど、でも楽しい。その後は25cmくらいだけど銀ピカのブラウントラウト(将来のシートラウトか?)、同サイズのヤマメ、ニジマスを追加。写真はニジマス。


ここからはポイント探索に励む。雨のなか河畔林をさまよい続けてやって来た3ヶ所目はなかなかよさそうなポイント。釣り始めるとウグイや小ヤマメが釣れたあと核心部で大物がヒット!


しかし残念ながらフックアウト。何の魚かわからなかったけど、何が釣れるかわからないドキドキ感が堪らない。続いてその下流に続く瀬。ここは明らかに対岸側の左岸から釣ったほうがよさそうなポイント。こちら側(右岸)はバンクで木が覆い被さっていて投げにくい。

それでもリバースハンドのシングルスペイ、最後はリバースハンドのスクエアカットのようなキャスティングでフライをねじ込んでいく。するとまた大物がヒット!しかしこれもすぐに外れてしまった。

ヤマメ用のフックのフライを使っていたのが原因だろうか。フックポイントに問題はなかったので、早い流れで軸が細いフックを使っていため口切れしたのかもしれない。

そう思っていると、私が釣っている瀬のヒラキをルアーマンが渡渉して対岸に渡っていった。なるほど、あそこから渡れるのか。

時刻は11時、休まず4時間も釣り続けていいるため、早めの昼休憩にしよう。気がつくと雨は止んでいた。始めは今日は午前中だけ静内川を釣って、午後からは十勝川に移動しようと思っていたけど、2回連続バラシで未練が残り、もう少しここでやってみることに。


長めの休憩の後、午後は上流のポイントを探っていく。河畔林をさまよってたどり着いたポイント、流芯が向こう岸に寄っており、なかなかよさそう。フライをサクラマス用のフックに巻いたものに交換して釣り開始。しかし何もなしで終了。


次のポイントは瀬。初心に帰り、ラインをホールドせずにフライをスイングさせていると待望のヒット。ぐんぐんラインが引き出されるけど我慢して、魚が完全に止まったところでリールファイト開始。ちゃんと乗ったようだ。トルクフルな走りをかわして距離を詰める。


粘り強いファイトの末上がってきたのは50cmのシートラウト。いや、普通のブラウントラウトだろうけど嬉しい1匹。ブラウントラウトの自己記録更新。やっぱりラインはホールドしないほうが大物はバラシにくい気がする。中型以下はフッキングしない可能性も高そうだけど。


さらに釣り下るとヒラキでリトリーブ中にヒット!こちらも力強い引き。ピンク色に見えたのでニジマスかと思ったら婚姻色に染まったあの魚。残念だけど楽しいことに変わりはない。


次にやって来たのはかなり流れが速い瀬。ここも対岸からのほうが釣りやすいポイントだけど贅沢は言っていられない。リバースハンドのキャスティングを駆使して釣り下っていく。しかし小型のブラウンとヤマメのみ。

この日最後は午前中バラしたポイントへ。最初のセクション、バラしたところでは何もなかったが、さらに釣り下ったヒラキでリトリーブ中にヒット!ドカンと水面が炸裂する。かなりデカそう。

しかし呆気なくフックアウト。あれっ、今のフッキング、ダメだった?フックポイントを確認しようとフライを見てみると、、、ドロッパーのフックが折れているではないか!あー、いつ折れたんだろう。もったいない。


気を取り直して下流に続く瀬へ。ここは対岸から釣ったほうがいいポイントだけど、それは明日に取っておくとして、今日はこちら側から行けるところまで釣って終わろう。


しかし何もなく終了。最後にバラしてしまって後味悪いが、今日一日だけで大型魚のテイクが7回もあった。バラシが多いけど勉強になる。ほんとうに来てよかった。明日の午前中が勝負、また明日がんばろう。

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