2020年7月10日金曜日

絶好のチャンス到来も、、、~2020年山形遠征記1(10日目)

2020年6月17日(水)今日はチャンスのような気がしたのでポイントの横で車中泊。
4時頃起きてすぐに釣り開始。昨日はいい状況だったにもかかわらずウェットフライに反応がなかった。

魚がいないのか、あるいは釣り方があっていないのか。わからないけど魚がいる前提で考えないと始まらない。ということで今日は釣り方を変えてみることにした。

この時期はウェットフライしか使ってこなかったけど、水の色やポイントの形状は以前雪代の時期にチューブフライで釣った状況を思い起こさせるものがあった。

なので朝イチはシンクティップのシステムにやや小振りのチューブフライをセット。まずは先日釣ったポイントに入った。水位は0.44m、水温16℃、笹濁り。今までにない好条件だけど反応なし。次に下流の似たようなポイントに入ってみるもやはり無反応。



やっぱり大きいフライでもダメか。朝食を食べながら次の作戦を考える。水量は十分に思えるけど水温は高め。思いっきり小さいフライでやってみるか。幸いこの日は曇り空でまだ可能性はありそう。

リード、ドロッパーとも10番サイズのフライを付けて最初のポイントに戻って釣り始めた。しかしヤマメっぽい軽めのアタリがあっただけで終了。9時を回る頃にはすっかり晴れてきてもう釣れる雰囲気ではないけど、新しいポイントを探そうと車を走らる。



そうしてやって来た2ヶ所目、よさそうな場所を発見。集中力もなくなってきて半ば惰性で釣り始めた。するとしばらく釣り下ったところでまさかのヒット。最初の首振りをいなしところで余分なランニングラインをリールに巻き取ろうとすると魚が上流に向かってきたため間に合わず、急いで手で手繰る。

そこでジャンプ。これも耐えたけど魚はそのまま上流に走っていき、無念のフックオフ。あまり大きい魚ではなかったけど数少ないチャンスをものにできずガックリ。小さいフライが正解だったけど、このサイズのフライではまだサクラマスを釣り上げたことがないんだよなあ、難しい。。。

夕方チャンスはあるだろうか。気持ちを切り替えてもう1ヶ所やってみたけどウグイのみ。ここで昼休憩にした。梅雨とは思えないほど日差しが強いので、午後は木陰でゆっくり過ごそうかとも思ったけど、時間がありすぎるので渓流にいってみる。

地図を眺め、ある程度水源の標高があり、かつそれほど遠くない支流に目星を付けて行ってみた。川を覗いてみると、フラットで水も少な目、田んぼの間を流れる里川の雰囲気。あまり釣れそうにはないけど、こういう川も好きなのでやってみる。



全体的に浅いので14番のドライフライを選択。平坦な流れが続き、あまり釣るところがないけど、流れが利いているところを流すと反応がある。まずは18cmくらいの小さいけどきれいなヤマメをキャッチ。



しばらく釣り上がると両側を葦におおわれた、幅1~1.5mくらいのボサッ川になった。



こういう場所はフライを水面に落としさえすればかなりの確率で魚が出るはずだけど、葦とクモの巣に阻まれてそれもままならない。何とかフライをねじ込んでさっきと似たようなサイズを追加。



その後も小さすぎて掛からないけどそこここから魚の反応があり、なかなか楽しい。飽きない程度にこのサイズのヤマメが釣れてくる。肝心の大場所2ヶ所ではどちらも良型(といっても20cmくらい)をバラしてしまったけどかなり楽しめた。もう少し水量が増えたらいい釣りができそう。



2時間くらい釣って16時になったところで切り上げ、本流に戻る。コーヒーを飲んで暫し休憩し、18時頃から夕方の部を開始。1ヶ所目は先行者あり。ただ、私が釣りたい場所とは別のところを釣っていたので入れた。



先週は他の釣り人に会うことは全くなかったけど、今週は増水したせいか平日でも結構見かけるようになった。釣れているんだろうか。私は釣れなかったのですぐに午前中バラしたポイントに移動。

こちらも先行者がいたけどやはり私が釣りたいところは空いていたので入れた。しかし釣れたのはウグイのみ。ただ、マスが跳ねるのを見てしまった。ボラみたいに3回連続ジャンプ。それほど大きくはなく、もしかしたら私がバラした魚かも知れない。もう少しこのプールに留まってくれ、と祈るように釣り場を後にしたのだった。

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