2020年7月26日(日)、何となく諦めムードが漂い始めた湧別川、そんなこともあり早起きできず5時前に起床。
5時半ごろから釣り開始。朝イチはどこに入ろうかとちょっと悩んだ末、昨日良型のニジマスっぽい魚をバラしたポイントに入ることにした。ここは浮き石が多くてあまり好きなポイントではないが、あの魚の気配は薄く、ニジマスが期待できるのではないかと思われた。昨日と同じように4番のドロッパー、6番のリードで釣り始めると1投目からヒット。
引き方からしてニジマスではなさそうではあったけど、釣れたのは35cmのアメマス。1投目からなかなかうれしい1匹。釣り下っていくとスイング中のフライにかなりの手応えの辺りが。しかしフッキングせず。
このときもラインは保持していなかったのだけど今回もダメだった。やはりニジマスはしっかりラインを保持して瞬時に合わせた方がいいのだろうか?さらに釣り下っていくもその後は小型のニジマスのみで終了。
朝食後は昨日から考えていた通り、もっと下流を釣ってみることにした。というのも、この辺りの中流部はあの魚が多すぎて釣りづらいのだけど、遡上の時期としてはもう終盤のはず。となると逆に下流部にはもういない可能性が高いのでは、と思えたからだった。
ということで今日は徐々に下流に向かって進んでいくことに。川に降りられそうな場所を手当たり次第に釣っていく。最初のポイントは大物が潜んでいそうな深瀬だけど25cmくらいのヤマメのみ。続く早瀬ではあの魚。さらに下っていくと岩盤地帯で雰囲気のある荒々しい流れのポイント。
倒木に明らかにトンビとは違う大型の猛禽類がとまっている。もう少し近づきたかったけどやっぱり気配を悟られたのか逃げられた。たぶん鷲か鷹だと思う。さすが北海道。
ここも期待できそうに思えたけど小型のニジマスとやはりあの魚で終了。次は車でさらに下流に移動。やって来たのはこれまた深さがあってよさそうなポイント。釣り始めるとまあまあの手応えの魚がヒット。釣れたのは30cmくらいのアメマス。アメマスでももう少し大きいとうれしいのだけど。さらに釣り下ると手応えのある魚がヒット。しかしこの頭を振る感触、あの魚に違いない。寄せてくるとやはりそうだった。ガッカリ。。。
お昼前になったので買い物も兼ねて湧別町まで下ってきた。まずはツルハドラッグで食料を調達。北海道ではここが店舗数も多く、まあまあ安いのでお気に入りになっている。昼食を済ませてさらに下流に移動。それほどよさそうには見えなかったけど結構大きな魚のライズを目撃。
がぜんやる気が出て来て、ライズした場所に差し掛かるとヒット!しかしフッキングせず。今度はラインを保持していたのだけど、ホールドが甘くてラインを少し出されたのがいけなかったのか。あ~難しい。ここも小ニジのみで終了。
次は車で降りた場所から川までが遠く、藪と河畔林に行く手を阻まれる。踏み跡もないなか突入していくと、かなりよさそうなポイント。久々に青空も出てきていい雰囲気ではあるけど、だからといって釣れるわけではないのが難しいところ。小ニジのみ。
次に入ったポイントも小ニジのみで夕方を迎える。下流に行くほどあの魚の気配は薄れるものの、だからと言ってニジマスの魚影が濃くなるわけではないんだよなあ。この日最後はさっき良型を掛け損ねたポイントに入ろうと思ったけど先行者の車が。
ここは明日の朝釣るとして第2候補に移動。こっちもまさかの先行者がいたものの、釣りはできそうだったのでやってみる。しかし期待に反してアタリすらなく終了となった。湧別川出も数少ないチャンスを生かせず苦戦が続く。