2020年8月13日木曜日

ザリガニに阻まれる天塩川~2020年北海道車中泊釣行記(15日目)

2020年7月27日(月)、湧別川は今日の午前中までと決めているので気合いで4時過ぎに起きた。

4時半ごろから釣り開始。昨日釣った下流域を朝のいい時間帯にもう一度釣ってみることにして順番に回っていく。昨日の午後は晴れ間も見えていたけど今朝は再びどんよりとした曇り空。

水温は15℃と良さそうに思えるが、1ヶ所目はアタリすらなく終了。2ヶ所目は昨日良型を掛け損ねたポイント。しかしここは小型のニジマスとヤマメのみ。昨日掛け損ねたのとは別の、やや小さめの魚がちらほらライズしていたけど無視された。フライが合っていないのだろうか?

ただ小物に用はないのでフライを変えてまで釣ろうとも思えず、次のポイントへ。しかしその後回ったポイントでも反応は芳しくなく、10時半ごろ湧別川での釣りは終了とした。湧別川、あの魚は飽きるほどたくさん釣れたけどニジマスはいまいちに終わってしまった。またいずれ挑戦したい。

そして次なる目的地は道北の大河、天塩川。ここも初めてで、実は今回一番期待しているところ。ということで美深町を目指して出発。湧別町からは一旦オホーツク海に出てしばらく北上し、内陸に入っていく。

少し走った紋別町で道の駅オホーツク紋別に寄り道。オホーツク海を見るのは初めてでちょっと期待していたけどまあ普通の海。

流氷の季節にでも来ないとまあそうだよな。道の駅にはなぜか巨大な白熊の剥製もあった。北海道と言えど、白熊は関係ない気がするが。。。

オホーツク海に面した途中のパーキングで昼食のラーメンを食べて再び出発。国道239号で内陸に入っていく。今日は風呂の日なのでちょっと遠回りにはなるけど下川町の五味温泉に寄っていく。

ここは旅館の温泉で日帰り入浴は400円とリーズナブル。施設も広々としていてきれい。お風呂は窓が大きくて明るい雰囲気。

炭酸泉や露天風呂もあってなかなかよかった。ここはシャンプーやボディーソープの備え付けあり。さっぱりしたところで美深町に向けて出発。15時過ぎに天塩川に到着した。こちらはオホーツクと違っていい天気。気温も10℃くらい高い。

まずは橋のたもとから釣り開始。ここは瀬が連続したなかなかよさそうなポイント。ただ天塩川、川幅は広いけど時期的に水量が少ないこともあってか思ったより浅い。それに水温はなんと22℃。かなり厳しそうな予感。ただ1投目からヒット!

15cmくらいの豆ニジ。釣れそうな雰囲気はあるけどその後も同サイズをもう1匹追加してそこは終了。Google mapの航空写真を見て車で川に降りられそうな場所に移動。時間的に今日はここが最後だけど、やって来たところはあまり変化がない流れだった。

あまり期待できないけど時間も時間なのでここで釣ることに。釣り始めようと引き出したランニングラインにゴミが引っ掛かった。

いや、これはゴミではなくザリガニ!子供の頃によく取ったアメリカザリガニではなさそうだけどニホンザリガニだろうか?

後で調べたところどうやらウチダザリガニという外来種らしい。ハサミにある白っぽい斑紋が目印。ラインをほどこうとするとハサミを振り上げて威嚇してくる。ヤバい、ラインを挟まれた!おいおい、ラインだけは切らないでくれよな。

石で上半身を押さえて何とかラインをほどいてリリース。ようやく釣り始めたものの、風が強くてうまく攻めきれなかったこともあり、ウグイのみで終了。天塩川でも厳しい戦いが続きそう。