2020年7月29日(水)、今日も朝はどんよりとした曇り空。
4時過ぎに起きて4時半ごろから釣り開始。昨日の夕方と同じポイントに入る。夕方ダメで今日の朝もダメならもう天塩川は諦めたほうがいいかもしれない。そんなことを思いながら上流側の流れ込みから釣り始める。早朝でも水温は20℃と高い。ここはよさそうに見えるのだが浅いのかウグイのみ。続いて2番目の流れ込み、ここもダメ。3番目で昨日と同様ようやくニジマスが釣れた。
25cmほどの魚だけど今回天塩川で釣った中では最大級。今日も釣れる気がしないので一応写真に撮っておく。しかしその後はウグイの猛攻にあって終了。やっぱり本流は水温が高すぎてダメそうだな。
朝食を済ませてもう1ヶ所だけやってみる。しかしここもやはり20cmクラスの小ニジのみ。これで天塩川本流には見切りを付け、支流の名寄川にいってみることにする。名寄川は釣りをしている美深町から20kmほど上流で天塩川に流れ込む支流。
できるだけ水量が多いところを釣りたいので下流域から攻めてみる。名寄川、全体的に浅そうだけど釣りやすそうな川。ドロッパー、リードとも8番のフライで釣り始めたが、小さなカゲロウが飛んでいるのでリードを10番に変更。
最初に入ったポイント、普通によさそうに見えるポイントでは一切反応なし。ここも水温19℃と高めなのが気になる。その下流に続く、川幅が絞られたガンガン瀬でようやくニジマスがヒット。ただ毎度お馴染みの小ニジだけど。水温が水温だけに流れが利いている所しか可能性はなさそう。
昼前になったので昼食を済ませ、ここからは上流に向かいながらポイントを探す。次に入ったのは瀬が連続するなかなかよさそうなポイント。2投目で良型がヒットするも、すぐにバレてしまった。急流を小さなフライで釣るのは難しい。
その後は小ニジや小ヤマメがヒット。手応えのあるアタリがあったけどまたも乗らず。フックポイントが甘いのか?改めて研ぎ直した。そうしてようやくまあまあ手応えのある魚がヒット。
釣れたのは31cmのニジマス。大したサイズではないけど久々にネットで掬いたくなる魚だった。さらに釣り下っていくと良型がヒット!しかしジャンプせず、頭を振るこの引きはまたしてもあの魚か?鋭い突っ込みをかわしつつ距離を詰めると、、、ニジマスだ!10番のリードフライに掛かっている。
魚を水面に出さないように慎重に寄せてようやくネットイン!サイズは45cmだったけど丸々太ったいい魚だった。目標の50cmには届かなかったけどやっとサイズアップした納得の魚。これでようやく心残りなく帰ることができそう。
バラしたり掛け損ねたりが続いたけど、間違いなく今日一番の魚をキャッチできて大満足。とは言えまだ北海道滞在は1週間近くあるので引き続き50cmオーバーを狙っていくけど。
その後はさらに移動しながらポイントを探すも、なかなかいい場所は見つからず。名寄川も河畔林とブッシュが濃くて川へのアプローチがなかなか難しい。そんな中見つけたよさそうなポイントも小ニジのみ。この日最後はやはり45cmを釣ったポイントへ。名寄川ではかなりのヒゲナガのシャックを見かけたのでフライは大きめの6番と8番に変更。
早速釣れたのはなかなかの手応えだった33cmのニジマス。ポイント的にもしかしたら昼間掛け損ねた魚かも知れない。しかし期待に反してその後は小ニジとウグイのみだった。プライムタイムはこれからかもしれないけど、暗くなってまで釣りはしたくないのでまだ明るい19時に納竿とした。
目標の50cmオーバーとはならなかったけど、川の規模からしてせいぜい40cmまでと思っていたのに45cmが釣れたし、30cmクラスも何本か釣れて久々に楽しい1日となった。名寄川に来たのは大正解だったな。