2020年8月28日金曜日

2020年山形遠征記2(準備編)

 前回の北海道遠征に続き、今シーズン3回目となる車中泊釣行は再び山形を釣る。

前回の山形遠征はサクラマス狙いだったけど、今回は本流ヤマメがメインターゲットになるはずだった。というのも、ごく個人的な印象に過ぎないのだけど、この時期8月は本流ヤマメが釣れる最後のチャンスだと思っているから。

釣りやすさでは水生昆虫のハッチが多い4~6月には劣るのだけど、寿命が短いヤマメはやはり季節を追うごとに大きくなる。私の個人的な感覚だけど、この時期プライムタイムが早朝から再び夕方に移り、少ないながらチャンスが訪れる。しかし9月を迎えるころには産卵を意識し始めるためか、魚信が遠のく印象。

なのでお盆明けのこの時期、今年は山形の大ヤマメを釣ってやろうと意気込んでいたのだけど、残念ながら今年の山形は梅雨時期の豪雨の影響で本流はダメそう。一番可能性があると思っていた寒河江川はまだ赤茶色の水が流れており、たぶん今シーズンはもう無理。

次に期待していた赤川もまだ泥濁り。こちらはもう少し待てばよくなるかもしれないけど、個人的ヤマメシーズンに間に合うかどうかは微妙。最後の砦の鮭川も、お盆前北海道からの帰りに寄ってみたときは良かったのだけど、再びかなり増水している模様。

というわけで、本流大ヤマメはかなり絶望的。だからと言ってこのくそ暑い関東にいるのも嫌なので予定通り山形に向かうことにした。東北と言えど山形は結構暑そうだけど、それでも朝の最低気温はこの辺りよりずいぶん低いし、山間部であればもっと涼しいだろう。

本流はダメそうなので、納涼渓流巡りといこうか。ただ今回はやはりイワナよりもヤマメを狙っていきたい。ということで急遽渓流メインの準備に切り替えた。何となくのインスピレーションでこの時期のヤマメには緑のフライが効くのではないか、と思いついたため、こんなフライを巻いてみた。

左は緑色のフライとしては大定番のグリズリーキングのバリエーション。渓流の釣り上がりではあまりテンションを掛けずに流すことが多いため、釣り上がり用のウェットフライはクィルウィングと決めている。まあ、ほぼ思い込みに過ぎないとは思うけど、本来のグレーマラードをグレーのダッククィルに替えて巻いてみた。

ウイングは薄く低めに巻くのが好み。ただ巻いてみるとやはり戦闘能力はオリジナルよりも若干下がっているような気がしてきた。なので急遽もう1種類追加。それが右側のウッドコック&グリーンというパターン。いい働きをしてくれればいいのだけど。

もちろんドライフライも使うとは思うけど、今年はどこも水が多め見たいなのでウェットフライが活躍してくれる状況も多いはず。というわけで山形遠征第2弾が始まります!

0 件のコメント:

コメントを投稿