2020年10月24日土曜日

何となく調子が出てきたか?~銚子周辺釣行2020年10月その3

 2020年10月16日(金)、前日木曜日は雨のため、朝一にちょっと竿を出しただけで帰宅したのだが、この日は曇りの予報で天気は持ちそう。

銚子方面ではまだ行きたい場所もあるし、試してみたいこともあるので、私としては珍しく日帰りで出かけてみることにした。

翌日の土曜日はまた雨の予報で仕事の申請もしている。ただ、仕事が入るかどうかはこの日の夕方にならないとわからない。なので仕事が入らなかった場合は無駄に車中泊して帰ろうと、一応泊まりの準備もして出発した。

いつも通り9時半ごろ出発。お昼前に釣り場に着いて、車内でインスタントラーメンの昼食を食べて釣りスタート。この日も、というかこの辺りではいつものことなのかもしれないけど相変わらず風が強い。


最初に入ったポイントは右手側から風を受けるポジション取りしかできない。仕方なくバックハンドでキャストする。この日のタックルはTFOの7番(実際は6番指定)。6番は今のところタイプ4までのラインしか持ってなく、深いポイントを探るには手返しが悪い。


7番だと7ips(毎秒7インチ沈む)のラインを持っている(本当にそんなに沈むのかはわからないが)。そして今回いいアイデアを思いついたので試してみる。といっても別に斬新なわけでもなく、やっている人も多いかもしれないけど、ドロッパーシステム、というかトレーラーでフライを2本結ぶ方法。

これだとタナを変え、リトリーブ方法を変え、フライを変え、という探っていく手間の一つを省略できる。ということでパイロットフライのクラウザーミノーのフックベンドにティペットを結び、10番のクレージーチャーリーを結んで釣ってみる。

強風の中バックハンドキャストでは20mくらいしか飛ばないけど、カウントダウンやリトリーブを変えながら探っていく。隣でジグをキャストしているルアーマンの竿が大きく曲がっている。そこそこの魚が掛かったみたいだけど、途中でバレた模様。魚はいるようで気合が入る。

このポイントではタイプ7のラインで60秒のカウントダウンで根掛かりの感触があったので、50秒カウントダウンして、ポーズを取りながらゆっくり目に引いているとゴミが引っかかったような感触が。上げてみるとゴミではなく魚!


鉛筆サイズのカマスだった。小さい方のフライに掛かった。カマスはおいしい魚なのでもうすこし大きいサイズなら持って帰りたいところだけど、このサイズではなあ。。。サイズアップを狙って同じように探ってみるも後が続かず。そのうち船が入ってきたので場所を少し移動。

そこで表層を探っているとコツンと当ったものの乗らず。さらにリトリーブを続けるとまたアタリはあるけど乗らず。もうリーダーがトップガイドに入るところで30㎝くらいの魚数匹がフライについているのが見えた。この辺りにも入ってくるというショゴ(カンパチの幼魚)だろうか?

急いで群れが泳いでいった方向に投げ返してみるもそれ以降反応なし。さっきのルアーマンに掛かったのもあの魚かもしれない。ああいう魚はキャストを続けて交通事故的に遭遇するしかなさそう。通いつめれば回遊ルートがわかってくるのかもしれないけど。


諦めて場所を移動することに。次に向かったポイントはさらに風がきつくて無理。さらに大きく移動する。このポイントは左手側から風を受けるポジション取りができてまあまあ釣りやすい。早速探ってみるも全く反応なし。


前週までは半袖でも過ごせるくらいの気候だったのが、この日は急激に気温が下がり、フリースの上にウィンドジャケットを羽織ってもまだ寒い。結局強風と寒さに耐えきれず、16時過ぎに納竿とした。

なかなか厳しい釣行が続いているものの、先日はメッキが釣れたし、今日はカマスも釣れた(どちらも超小物だけど)。掛けられなかったけど青物のチェイスもあった。だんだんこの辺りでの釣りにも慣れてきたような気もするのであきらめずに頑張っていきたい。