2020年10月31日土曜日

ぐんま県境トレイルの新道を歩いて白砂山を目指す(準備編)

 比較的天気に恵まれたこの10月、とはいえやはりはっきりしない天気が多く、どうしても山登りよりも釣りに足が向いたのだった。

そんな中、10月25日の日曜日からは久しぶりに晴れマークが並んでいる週間予報。

これは山しかないか!ということで1か月ぶりの山登り。行先はすでに決めていた。以前、どこか面白そうな山はないかと書店で山登りのガイド本を立ち読みしていたことろ、美しい尾根をもつ白砂山という山があるのを知った。

200名山に選ばれているのでわりと有名な山なのかもしれないけど私は初めて知った。場所は谷川岳から草津にかけてのエリア。これなら持っている谷川岳の山と高原地図に掲載されているのでは、と思い、書店の同じコーナーに並んでいる山と高原地図を手に取ってみると、谷川岳編の端っこにちゃんと掲載されている。

しかも、2018年に新道が開通したとのことで、これまで未開通だったぐんま県境トレイルの三坂峠から白砂山が結ばれ、さらに途中に避難小屋もできているという。これは面白そう。たまたまだけど昨年は散々な目に合いながら谷川岳から三国峠まで歩いた。

それに一昨年には逆回りになるけど谷川岳から朝日岳までの所謂馬蹄形縦走もやっている。せっかくなので続きのぐんま県境トレイルも歩いてみたい。ということでチャンスを伺っていたのだった。


私が持っている2014年版の山と高原地図には当然非掲載のルート。ただ、ぐんま県境トレイルのHPで地図がダウンロードでき、所要時間なども掲載されている。パッと見た感じ、初日に三国峠から白砂山に登り、帰りの途中のムジナ平でキャンプ、翌日下山という1泊2日で行けそうにも思える。

ぐんま県境稜線トレイルのHP

ただ、コースタイプを合計するととても1泊2日では無理そう。ムジナ平から白砂山への往復だけで8時間くらい掛かることになっている。まあ、そんなに掛かるとは思えないけど、とりあえず初日は三国峠からムジナ平まで、翌日白砂山往復して再びムジナ平泊、そして3日目に下山というプランにした。

できれば三国峠から入山して反対の野反湖に下山したいところだけど、公共交通機関を使うとアホみたいにお金と時間が掛かるし、折り畳み自転車をデポするには距離がありすぎる。仕方ないので縦走路往復とした。

ただ、縦走路往復というと無駄が多いような気がするかもしれないが、行きと帰りでは見える景色が全く違うので意外と新鮮に歩けるもの。そんなわけで10月24日(土)に前日移動して25~27日で歩くつもりだったのだけど、、、準備が間に合わず。

前の日までに荷物をまとめておけばいいものを、この時も当日の朝から準備開始。足りない食料は途中で買うとして、、、しまった、アルコールがない!

私は山登りではトランギアのアルコールストーブを愛用していて、燃料用アルコールは買い溜めしてもう何年も買ってなかったのだけど、とうとう前回の山行でほとんど使い切ってしまっており、もう2泊分の分量は残っていない。

時刻はお昼をとうに回っている。もうこの日の出発は諦め、これから買い出しに行くとして日程を1日後にずらすことにした。幸い天気はしばらく晴れが続きそう。燃料用アルコール、近くのマツキヨやウエルシアに置いていないことは確認済み。

たしか以前見かけたような気がする福太郎に行ってみたのだけど、残念ながら売り切れなのか置いていない。仕方なくこの日は食料だけ仕入れて戻った。アルコールは明日行きがけにほかのドラッグストアで調達することにしよう。

そうして翌日の2020年10月25日(日)、燃料用アルコール以外は準備万端で10時ごろ自宅を出発。避難小屋はあるけど一応キャンプができる装備と3日分の食料を準備した。


一軒目に寄ってみたサンドラッグで無事燃料用アルコールをゲット!天気は快晴。やはり昨日移動して今日から歩きはじめるべきだったなあ。そんなことを考えながらいつものように354号線を快走する。


このルート、旧4号線と交差する古河市付近でやや流れが悪くなるものの、ほぼ渋滞知らずの快走路。17号線に入ると途中赤城山を横目に見つつ、さらに順調に進んでいく。


すると15時前には三国トンネル手前のパーキングに着いてしまった。まだ車中泊モードに入るには早すぎ。昼過ぎに出るくらいでちょうどよかったか。ちなみに群馬県側のパーキングスペースは10月25日現在工事中で5台分くらいしか空いてないので注意。


この日は日曜ということもあってか、紅葉を見に来る人がひっきりなしにやってきて落ち着かない。私は明日から存分に見られる予定なので、この日はチラッと見ただけで車に戻る。


17時ごろ、暗くなってくるとようやく落ち着いてきた。お酒を飲みつつ夕食の準備を開始。明日からの歩きに備えて早めに床に就いたのだった。


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