2020年11月13日金曜日

ただそんなに甘くはなかった~南房総遠征釣行記2020年11月その2

 南房総遠征2日目の2020年11月5日(木)、この日も明るくなってきた6時前に起き出して行動開始。

さすがに11月ともなるとここ房総半島南部でもかなり冷え込んだ。そろそろ冬用シュラフに入れ替えたほうがいいかも。


朝イチは昨日釣れたポイントに入る。しかしスロープ絡みの浅場は反応なし。そこで今回準備してきたタイプ8のシューティングヘッドで深場を探ってみる。このライン、スペイラインのティップ用に購入したリオのT-8を6番ロッドに合わせて21フィートにカットしたもの。

投げやすくはないけど何とか釣りにはなる。オーバーターンしてしまうのでもう少し短くした方がいいかも。しかしチェイスやアタリはあるものの、乗せきれず。夕マヅメに比べると活性がちょっと低めなのか。

結局ヒットには持ち込めないまま反応はなくなった。一旦車に戻って朝食を食べ、他のポイントを探ってみることに。


この辺り、去年サイクリングで来たので見覚えのある景色が続く。今日は穏やかだけど、あの時は爆風でとんでもない目にあった。


何か所か覗いてみたものの、よさそうな場所がなく、やってきたのは釣り人で賑わうかなり規模の大きい漁港。ここは深そうなので7番ロッドにタイプ7のフルラインでやってみる。表層から探り始め、カウントダウンで徐々に沈めていく。


60秒で海藻に引っかかる感触がある。そのあたりを探っていると、


また海藻かと思ったらカワハギのスレ掛かり。さらに岸際を茶色っぽい魚の群れが泳ぎ回っているのでフライを投じてみると、反応を示して近づいてくるけど、じっくり観察しては離れていく。完全に見切られている模様。喰ったかと思ってアワセてみると、


前週のサヨリと同じでまたスレ掛かり。これはアイゴ?初めて釣った魚なのでよくわからない。昼食を挟んで昼過ぎまで粘ったけどそれ以上の反応はなし。時間が止まったような穏やかな午後。

全く釣れる気がせず車の中でのんびり過ごした。そして夕マヅメは朝のポイントに戻ってきた。明るいうちは全然反応がないものの、暗くなり始めた16時半ごろから魚っ気が出てきた。


まずは極小サイズのメッキがヒット。


そしてこれまた極小サイズのコトヒキ。メッキ釣りの外道の定番だけど、関東にも居たのか。その後もアタリは続くものの、バラシの連発。浅場を攻めていると根掛かりでフライの消耗が激しく、残っているフライも針先が甘くなっている。針先を研ぎなおしてようやくヒット。


久々に手ごたえのある引きは20㎝クラスのメッキ。これまではカスミアジが多かったけどこれはギンガメ。このサイズがコンスタントに釣れてくると面白いのだが。。。

しかし薄暗くなってからドロッパーシステムのリーダーが絡んでしまう。老眼が入ってきている視力ではもうどうにもならず、この日は17時過ぎに納竿とした。

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3日目の2020年11月6日(金)、この日の朝マヅメは昨日の昼間に入った漁港に向かった。ここはメッキの気配は薄いけど、青物の回遊がありそうな雰囲気。


それを期待して大きめのクラウザーミノーと小さめのラビットチャーリーのドロッパーシステムで釣り始める。時おり沖のほうで小魚が逃げまどっているので何かしらフィッシュイーターが入ってきているようだけど、射程圏内には来てくれない。

ここでも表層から深場まで探っていると、底のほうで何かがヒット。


沖縄で釣ったことがあるエソだった。ここではそでまで。朝食後は移動してとある川の河口にやってきた。ここはじっくり探ればかなり釣れそうだけど、川に降りられる場所がほとんど見つからず、


極小メッキ1匹で終了。その後は気になる漁港を何か所か回ってみたけど、どこも立ち入り禁止ばかり。せっかくここまでやって来たけど、何だかやる気がなくなって10時前に納竿した。

走行距離のわりに相変わらずの貧果ではあったけど、メッキの魚影が濃い場所もわかったし、それなりの成果はあったかな。ちょっと遠いのと道が混むのが難点だけどまた来月にでも来てみることにしよう。それにしても、この辺りも立ち入り禁止が多くてがっかり。