2020年12月17日木曜日

腕時計を新調した~チープカシオF-84W-1

それほど時計好きというわけでもないけど、根っからの道具好きで時計も用途によって使い分けたいと思い、いくつか所有している。

腕時計を着けるのはもともとあまり好きじゃないので普段は着けないのだけど、やっぱり必要な時もある。最近だと仕事や海釣りのカウントダウン用など(まあどちらも、時計がなくてもそれほど困ることはないけど)。


一番左はバリゴというメーカーの登山用で、高度や方位、温度が測れるもの。ただ、登山用は腕ではなくザックのストラップに付けて使いたいのでベルト一体型のこの時計ほとんど使わなくなった。

その隣が昨年壊れたカラビナ時計の代わりに購入したカシオのツインセンサー。ベルトをNATOストラップに交換して、カラビナでザックのストラップに取り付けられるように改造。使い勝手も良くなって現在登山用のメインとして使用中。

過去記事:山登り用の時計を新調&プチ改造~カシオ スポーツギア ツインセンサーSGW-300H-1AJF

その隣はセイコーのソーラーバッテリー、チタンベルトの電波時計でわりと高かったやつ。薄くて(金属製としては)軽いし、見た目もシックなので仕事でスーツを着るときにはよく使っていた。

ただ、電波時計なので正確さには文句のつけようがないけど、以前海外旅行に持って行ったときには時間の合わせ方がわからず、逆に使いづらかった思い出がある。今は止まらないように日の当たる窓際に置きっぱなし、まさに時計の窓際族。再びこれをメインで使うような生活にもどることがないといいのだけど。

そして一番右が最近一番使っていたカシオのF-200W-1AJF。これはいわゆるチープカシオの一種だけどデュアルタイムなので主に海外旅行用に使っていた。小さくてあまり装着感がなく、上着を脱いだりするときにも邪魔にならないでの会社を辞めてからは一番出番が多かった。

ただ先日の沖縄旅行中にベルトが切れてしまった。そういえば一昨年、同じく沖縄旅行中にベルトの端を通しておく四角い輪っか(あれ何ていう名前なんだろう?)が切れて使いにくくなったので、中国製のシリコンベルトに交換したのだった。

このベルトに替えてみると時計の脱着がしやすくなり、思いの外使いやすくてすごく気に入っていたのだけど、そのままでは時計に付けづらく、カッターで削って加工したのだった。ただそのせいで強度が落ちてしまった模様。お気に入りなので同じベルトをまた注文した。もう少し慎重に加工すれば強度も問題ないと思う。

今あらためて調べてみると国内発送のものもあったけど、中国から直送のやつを注文してしまったので到着までしばらくかかりそう。ということで、当面は手持ちの時計でしのごうと思っていたのだけど、やっぱり使いにくいんだよなあ。

先日仕事に行くときに上記のカシオのツインセンサーを着けていったのだけど、やっぱりケースが大きすぎてはめていると違和感がある。しばらく使っていれば慣れてくるとは思うけど、重ね着するこの季節、ゴツい時計は邪魔なんだよなあ。NATOベルトはふにゃふにゃで着けづらいし。

それなら薄くて軽いセイコーを使えばいいのだけど、この時計を使わなくなって早3年近く、やっぱり着けると窮屈でなんか違和感があるんだよな~、とか無理やり理由をこじつけ、前から欲しかったチープカシオを新調することに。

今回買ったのはF-84W-1というモデル。数あるチープカシオの中でもたぶん一番薄くて軽いモデル。機会があったら買おうと、もうずいぶん前から欲しいものリストに入れて狙っていたのだった。

CASIO スタンダード F-84W-1

値段は驚きの881円!その値段通り、見た目もものすごく安っぽいけど、それはそれでなかなか味わいがある。派遣社員でほぼニートのセミリタイアラーにはぴったり!


F-200W-1AJFに比べると表示が小さめでちょっと見にくいけどすぐに慣れると思う。
やっぱり軽いし(実測19.3g)、薄いし、ベルトも細いので着け心地はいい。これもF-200W-1AJFと同様結構時間が狂いそうけど、それもまあ、愛着がわく要因ということで。

何といっても電池の持ちがいいので安心感がある。登山系の時計は電池の消耗が速いので、出先で時計が止まるのではないかという不安が付きまとう。実際バリゴを海外旅行に連れて行ったこともあったけど、見事にラオスの山奥で電池切れに。その時代はまだスマホを持ってなかったので結構困った苦い思い出がある。


100均でも腕時計は売っているし、たぶん性能的にも十分だろうと思うけど、愛着がわいて所有欲を満たしてくれる点ではチプカシの圧勝!これもそのうちベルトが切れると思うけど、しばらくはメインの腕時計として活躍してもらいたい。