2日目の2020年12月15日(火)、目が覚めるとすでに6時過ぎ。
急いで釣り場に向かった。寒波が近づいているはずだが、この朝はびっくりするくらい穏やかな海だった。まずは昨日と同じ、メッキポイントで釣り開始。穏やかな天気で釣りやすいけど、だからといって釣れるわけではない。反応がないままここは終了。今回は前回探れなかった館山周辺を釣ってみることにして西海岸側に移動してみることに。手持ちのガイド本によると、今回のターゲットの一つ、メバルは外房よりも内房のほうがよさそうなのだ。
この辺りもコロナ以降立ち入り禁止になっている場所も多いらしいく、車を停められる釣り場を探しながらあちこち回ってみた。しかし全く反応なし。途中トイレ休憩に渚の駅たてやまという施設に寄ってみた。
ここは生け簀があってこの辺りに生息する魚が泳いでいる。タダなので結構楽しめた。
お昼を回ると案の定強い風が吹き始めた。強烈な西風。追い風になるようにポジション取りしないと釣りにならない。そうしてたどり着いたとある漁港。
念入りに探っているとようやく反応が。
釣れたのはまあまあ良型のカマス。ただここは人気の釣り場のようで、時間が深まると夜釣り目的の人たちか、次々に釣り人がやってくる。最初は邪魔にならないように間隔をあけて釣っていたのに、すぐ横にも釣り人が入った。
その後もう1匹カマスを追加するも、どうやら私が立っている釣り座の正面には船を係留するロープか何かが沈んでいるらしく、中層でも頻繁に根掛かりする。かといって真正面以外に投げられる場所はなく、次々にフライがなくなっていく。。。
しびれを切らして釣り人の少ない堤防に移動することに。ここでは釣り人は少ないものの、隣のサビキの親父は小さいながらもアジを連発している。期待しながら探っていると、
やはりカマス。カマスらしくあまりセレクティブではなく、大きめのフライでも小さめのフライでも釣れた。しかし私の主力はラビットファーをウィングにしたクレージーチャーリーとバックテールのクラウザーミノー。どちらも2匹くらい釣るとフライはウィングがちぎれてボロボロ。
こんなことならカマス用のフライを準備してくるのだった。とは言え、薄暗くなってくると表層でも反応し始め、しばらくは1投1匹状態。サイズは25㎝クラスが主体だったものの、久しぶりにカマスの数釣りを堪能した。
惜しむらくは明日以降も釣る予定なのでリリースせざるを得なかった点。カマスは食べてもうまいんだよなあ。ただ暗くなるとアタリも途絶え、最終日にも釣れることを願ってこの日は釣り場を後にしたのだった。