2021年5月3日月曜日

日向川で待望のヒット!~2021年山形遠征記1(17日目)

 2021年4月21日(水)、この旅もいよいよ終盤、丸一日釣りができるのは今日明日の2日を残すのみとなった。

日向川の河川敷で迎えた朝、よく晴れたお陰か冷え込んでなかなかシュラフから出られず。6時頃起き出し、7時過ぎに釣り開始。水色はいいけど思ったほど水は減っていない。


まずは遠浅で釣りやすい右岸のポイントに入った。しかしいい雰囲気ながら異常なし。その後2ヶ所ほど回ってみるもやはりダメ。この水位ではウェーディングできるポイントが限られるため、フライを替えてもう一度同じポイントを流してみる。しかしやはり反応なし。

時刻は10時、日が昇ると案の定風が強まり釣りづらい。日向川はこの辺りで諦めようかとも思ったけど、水位を確認すると近くの観測所で40cmを切っている。これなら本命のポイントに入れる!ということで早速そのポイントに向かった。

ここは水位が下がらないと入れないポイント。昨日は釣ることができなかった。それでもまだ水が多くて最後までは探りきれないものの、核心部は釣ることができる。しかし反応はない。ただ諦めきれず、フライを交換してもう一流ししてみることに。

そうして釣り下った核心部までもう少し、と思っていたところでついにヒット!よっしゃーっ、これはもらった!遠くでギラりと光ったのでサクラマスに間違いなし!と慎重に間合いを詰める。しいかし寄せてくるとなんだか茶色っぽい。まさかニゴイ?いや違う、うねうねとしたこの引きはアメマスか?しばらくやりとりした後無事ネットイン!


釣れたのは何とブラウントラウト!まさかここでこの魚が釣れるとは。。。サクラマスだと思っていたのでちょっと残念ではあるものの、なかなか立派な47cm。ここは遡上魚の川、もしかしたら一度海に下ったシートラウトかも?よくわからないけど、とにかく嬉しい一匹となった。

その後ポイントの残りを探ってみるもなにもなし。この日向川、明日にはベストコンディションを迎えそうだけれども、フライで探れるポイントが少ないし、そろそろ鮭川方面もいい感じの水位になってきている。ここは最後の勝負、鮭川に移動することにした。


途中のツルハドラッグで買い出し。ここは今回もう3回くらい立ち寄っている。そして途中の最上川本流。かなりきつい濁りでまだしばらくは無理っぽいい。ここはおとなしく鮭川に向かうことに。


そうしてやって来た鮭川、少し濁りは残っているものの、悪くないとみた。しかし先週あれほどいた釣り人は皆無。この水位、濁りではダメなのだろうか?そうは言っても来てしまったものは仕方ないので釣り始める。


下流部を中心に数ヵ所探ってみるも異常なし。18時過ぎまで粘ってみたのだけどダメだった。釣れそうな気配はムンムンと感じられるのだが。。。
明日はもっと状況はよくなるはず。期待しながらこの日は納竿した。