2021年5月17日月曜日

小国川の本流イワナ~2021年山形遠征記2(2日目)

 2021年5月10日(月)、4時過ぎには目が覚めていたものの、時おり叩きつける雨と車を揺らす強い風のせいで起き出す気になれず、シュラフの中でだらだら過ごす。

6時半頃ようやくシュラフを抜け出して朝食を食べ、釣りの準備。


雲間に青空も臨むものの、どんよりとした曇り空に相変わらずの強い風。何だかやる気が出ないけど、無理矢理車を出て川に向かった。この日もまずは小国川下流部を釣ってみる。


2ヶ所目に入ったこの辺りでの一番のお気に入りポイント、この水量ではあまり魅力的な流れには見えないけど釣り始めた。すると核心部よりもかなり上流で何かがヒット。あまり重量感はないものの、小物でもない。小型のサクラマスか、と思って寄せてみると、、、


アメマス!というよりも本流イワナと言ったほうがいいのだろうか?39cmとなかなか立派なイワナだった。尾びれの下が欠けているのは長い距離を遡上してきたためか、あるいは昨年秋に産卵したのかもしれない。何はともあれ、この濁りでも魚が釣れることがわかって俄然やる気が出てきた。

3ヶ所目、ここはこの水量では浅すぎ。4ヶ所目はまあまあのポイントだけど異常なし。前回から目を付けていた場所を釣り終わった。ここから小国川のもう少し上流のポイントを探ってみるのもありだが、やはり鮭川が気になるので移動することに。


まずは中流部のポイントに向かった。水量は思ったより少なく、濁りはきつ目。あまり釣れる気はしないけど、このくらいの濁りでも釣ったことはあるのでやってみるしかない。しかし異常なし。


早めの昼食を済ませ、下流のポイントを順に釣っていく。午後から晴れてきたのはいいけど風は余計に強まってきた。やはりこの水位では先月良さそうに思えたポイントもいまいち。そんな中でも何ヵ所か回って最後に入ったポイントが一番良さそう。


ただ、ラインとフライを変えて2回流してみたものの全く反応なし。18時半頃納竿とした。風が強くて寒い一日、まだこの辺りでは朝夕のマヅメ時は期待できなさそう。明日は中流から上流部を探ってみようかな。