大物狙いの必需品、フックシャープナー。
おそらく魚をバラしてしまう一番の原因は針先の甘さなんじゃないだろうか。なので面倒だけど根掛かりしたらいちいち確認するようにしている。ということで私の場合は使用頻度が高いこともあっていくつか持っている。大体どれも裏と表で目の粗さが違っていて、荒砥ぎ用と仕上げ用になっている。一番右のは裏がセラミックになっているタイプで、細かい仕上げにはよさそうだけど厚みがあって使いにくいのでほとんど使っていない。
結局フライ用ではないけど普通の釣具屋で買った赤い柄のものを一番よく使っている。これは厚みが薄くて小さめのフックも研ぎやすいのが特徴。大きさもちょうどいい。その隣の白い柄のやつは、昨年海釣りを再開したので海釣り用に購入したもの。
ただこういう金属製のタイプはどれも使っているうちに表面の粒子が取れてきてだんだん削れなくなってくる。そろそろ買い替えたいなと思っていたところ、100均で同じようなものを発見。爪やすりだ。
セリアにはこれとほとんど同じ見た目のLサイズとSサイズがあったし、ダイソーには爪切りとセットになっているものもあった。海釣り用に買ったのはセリアのものと一緒かも?一応釣具屋で2、300円払って買ったんだけど。。。
たぶんこれかな。100均のは当然どれも110円だし思わず買いそうになったけど、ちょっと我慢。海で使っているとはいえ、まだ半年くらいしかたってないのにもう錆が出てきているし、やはりもう少しちゃんとしたものを買ったほうがいいのでは?とネットで調べてみるといろいろ出てきた。
メインで使っている赤い柄のやつはたぶんこれ。日本製とのこと。いつ買ったのか覚えてないけどさすがにそこそこ長持ちした気がする。ただ今回は爪やすりを重点的に調べてみた。そんな中で買ってみたのがこれ。
貝印の宝石ツメヤスリという製品、333円。ちょうどアマゾンで買いたいものがあって、送料無料の2000円以上にするのにちょうどいい値段だったのだ。333円と安いけどドイツ製。100均のやつはもちろんもっと安いけど中国製。まともなフックシャープナーは千円前後はするので、使えれさえばこれは激安。
ドイツウイリーロマン社のダイヤモンド加工技術により生まれた人造サファイヤツメヤスリで半永久的に使えると書いている。さすがに釣り針が相手だどそうもいかないとは思うけど、中国製よりも長持ちするんじゃないだろうか?
これも一応裏と表で粗さが違っていて、粗削り用と仕上げ用になっている。ただフックシャープナーとしてはちょっと粗すぎかも。手持ちのものはどれもツルツルになってきているので比較ができないのだけど、仕上げ用の面が海釣り用と同じくらいか。
粗い面はかなり粗目。ただ私の場合はセラミックなんかで丁寧に削るよりも、粗目の金属製でゴリっと削りたいほうなのでたぶん問題なし。大きさは全長130㎜とちょっと大きめ。まあ、ヤスリの部分のサイズはほとんど変わらないので使い心地は変わらないだろう。
どうせ消耗品と考えて、100均のやつを使い捨て感覚で使うのも悪くなさそうな気もするけど、本流用バッグにはこれを入れてしばらく使ってみようと思います。日本製対ドイツ製、果たして結果は如何に?まあ、もはや比較はできないのだけど。。。