2021年7月26日月曜日

立谷沢川で粘る~2021年山形遠征記4(6日目)

 2021年7月18日(日)、立谷沢川の畔で朝を迎える。

しかしパッとしない立谷沢川を前になかなかやる気が出てこず、6時前にようやく起き出して川に向かったのだった。6時なのにすでに日差しはガンガンに照りつけている。


水温は19℃とギリギリな感じ。しかし昨日ウグイが釣れたポイントは反応なし。そのまま歩いて下のプールに向かう。そこでようやくチビヤマメをキャッチ。渓魚の顔を見れてひと安心。ただこの辺りでは一番のポイントと思っていたところでは反応なし。

7時だけど日向ではおちおち朝食も食べられないほど暑い。日陰を探しながら下流に移動。ようやく見つけた木陰で朝食を済ませ、とある橋から川を覗いてみると、この辺りは水量もあってなかなかいい感じ。降り口を探して早速釣ってみる。


川辺に降りてみるとスイッチロッドでちょうどいいくらいの流れ。ただ手にしているのは5番のシングルハンド。ちょっと頼りないけどそのまま釣り下って行った。1ヶ所目、なかなかよさそうな流れながら反応なし。


そのまま歩いて下ったその下はガンガン瀬。こういう状況ではこんなポイントのほうがいいかも。そう思いながら釣り下って行くと鋭いアタリが。ヤマメっぽかったけど乗らず。さらに釣り下るとヒット!

ようやくまともなサイズ(といっても20cmくらい)のヤマメがヒットしたものの、ランディング前にバラシ。その後も何度かアタリはあるもののかからず、ようやく釣れたのは、


いつものチビヤマメ。


同サイズをもう1匹追加して終了。その下にかなり良さそうに見える大場所があったもののやはり反応なし。魚がいないのか、釣り方が合っていないのか。ここは釣り方が合っていない可能性のほうが高そうなので、もう一度挑戦したいところ。

しかし9時を回るともう限界。釣りなどやっていられる天気ではない。今日は風呂の日なので温泉を検索すると、それほど遠くないところに観音湯という温泉があるので行ってみることに。


ここは立谷沢川と最上川の合流点よりも少し下流の小高い丘の上にある温泉。展望の湯とのことだが、確かに風呂場から最上川本流の流れを臨める温泉だった。


入浴料は400円とまずまず。先客なしで独り占め。無色透明なお湯ながらなかなかいい湯加減だった。風呂を上がるとお昼前だったので昼食を済ませ、次なるミッションの洗濯へ。

この日は鮭川方面に行こうと思っていたのだけど、山形の内陸部は尋常じゃないほど暑くなる予報。鮭川行きは止めておく。ただこの辺りにはコインランドリーが見当たらないのでちょっと遠いけど酒田のジャルダンに向かった。


ここは洗濯のみだと
300円。このまま北上して湧き水の川でこの時期でも水温が安定してそうな月光川に行ってみようと思っていたものの、やはりこの天気では昼間に釣りをする気は起きず、いつものように木陰へ。


しばらく車を走らせてやって来たのは
最上川本流の土手の木立。思ったよりも小じんまりとした木立だけどなんとか木陰を確保。夕方までひたすらダラダラ過ごす。16時半頃からようやく行動開始。結局朝釣った立谷沢川に戻ることにした。

17時過ぎに到着。まだまだ陽は高いけど17時半頃から釣り開始。今回は10フィート6番のスイッチロッドを持ち出した。短めのシューティングヘッドでの釣りに慣れると、どうもフルラインではフライのドリフトやスイングのコントロールの感覚が掴めないのだ。ここぞという場所はやはりシューティングヘッドに限る。


ここは深瀬→ガンガン瀬→深瀬と続いているポイント。まずは朝は全く反応がなかった深瀬。ここではフライを弾くような鋭いアタリが頻発したものの、結局一度もフッキングには持ち込めず。どうも小さなヤマメが多い様子。
次は朝方反応がよかったガンガン瀬。しかし今回は全く反応なし。そして次が本命の深瀬。


ここは大物がいてもおかしくなさそうな流れだが、反応がないまま釣り下っていく。
今日もダメかと思われたとき、ようやく鋭いアタリが。今回は無事フッキング。


小気味よい引きを見せてくれたのは25cmほどのヤマメ。狙っている魚よりも随分小さいけれど、幅広で精悍な顔つきのいいヤマメだった。ようやくまともな魚が釣れたけど、相変わらず厳しい山形の本流釣りなのであった。


19時前に納竿し、夕食はこの日もチェアリング。天気予報を見ると、
明日今日以上の暑さになるとのこと。もうマジで勘弁してほしい。山形には避暑も兼ねて来ているというのに、関東以上に暑いとは。。。


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