大樽川を釣る～2021年山形遠征記4（9日目）

2021年7月21日（水）、この日は米沢市某所で朝を迎えた。

昨日の釣果が冴えなかったため、今日もう一日この辺りで粘ってみることにした。5時頃には目が覚めたものの、ラジオを聴きながら暫し微睡む。

6時頃起き出して朝食を済ませ、釣り開始。まずは昨日釣った大樽川をもう一度攻めてみる。今日は最初からドライフライでいく。すると最初のポイントでいきなり良型がヒット！4番ロッドをぐいぐい絞り込む。

芦際に潜り込もうとするのをくい止め、バレないうちに掬ってしまおうと、珍しく焦ってネットを差し出すも、ネットの直前でフックアウト！あちゃー、やってしまった。たぶん25cmくらい。私の渓流釣りではトロフィーサイズだ。あーもったいない。

ただ俄然やる気が出てきてガンガン釣り上がっていく。魚影は濃いのだが、小さい魚が多くてフッキングしないか、掛かってもすぐに外れてしまう。それでもようやくファーストフィッシュをキャッチ。

10cmくらいのヤマメ。その後ようやく良型がヒット。

23cmの美形ヤマメ。その後もサイズは伸びないものの好反応が続いて楽しめた。

ここは開けていてフライロッドを振りやすく、この時期でもクモの巣もないのがいい。

こちらはこの日2番目となった21cm。11時前、脱渓できる橋にたどり着いてここで納竿とした。久々に渓流をじっくり釣った感じ。最初の魚が釣れていれば大満足だったけど、なかなか楽しめてまあ満足。

とりあえず午前の部はこれで終了し、木陰を探して昼食休憩。そして今日は風呂の日。米沢市周辺にはいくつも温泉があるが、小野川温泉に200円の共同浴場があるようなので即決。共同駐車場近くの龍の湯は250円。少し離れた200円の尼湯に向かった。

温泉街に唐突にポツンと佇む尼湯。運よく先客なし。ただすぐに何人か入ってきたけど。

ここは少し白濁した熱めのお湯。初めはしびれるくらいに熱く感じるけど、しばらくすると心地よい熱さに変わっていく。さっぱりしたところで再び木陰に移動して休憩。16時前から午後の部開始。

夕方は隣の小樽川を釣ってみようと移動してみるも、水が少なくてあまりパッとしない。ここは大樽川に戻って、大物狙いで午前中よりも下流域に入ってみることに。ドライフライで釣り上がっていくも、フラットな流れが続き、魚の反応もない。

しばらく釣り上がったところでようやく反応が出始めたものの、小物ばかりでほとんどフッキングせず、掛かってもすぐに外れてしまう。そんな中ようやくまともな魚がヒット。

18cmくらいのヤマメ。期待とは裏腹に午前中よりもかなりサイズダウン。ただこれでもそれなりの満足感があり、18時前にちょうど脱渓しやすい場所に来たのでこの日は納竿。車に戻ってこの日の宿営地に移動した。今日も暑い暑い車中泊となったのだった。