ということでスコットA3 905/4 スイッチロッド化計画スタート。
まずはダイソー150円鍋でグツグツ煮込んで既存のリールシートを外す。これに意外と時間が掛かって、都合1時間くらい煮込む必要があった。リールシートが外れたところでコルクグリップをプライヤーでむしり取った。この段階であれば、グリップをフルウェルに替えて、リールシートをオールアルミに替えれば普通の9フィート5番のまま、好みの仕様に仕上げることもできる。。。ほんの少し悩んだものの、はやりスイッチロッドにしてしまおう。
フックキーパーとワインディングチェックを取り外せば、あとはパーツを接着していくだけ。コルクグリップの穴を棒ヤスリと紙ヤスリで少しずつ削りながらブランクに合わせていく。まずはフロントグリップをブランクの上から差し込んで接着。
リールシートのフィラーとしてマスキングテープを適当な間隔で巻いたところ。ここから一気にリールシートとリアグリップ本体を接着。リールシートは所謂パウエル型というやつで、本来はフードの部分はグリップの下に出して取り付けるのだけど、今回はグリップにボアを開けてもらっていて、埋め込む形。
そうしないと各パーツの収まりが悪かったのだ。それに見た目もこのほうがかっこいいと思う。リアグリップもブランクの上から差し込みたかったところだけど、今回は現物合わせで長さを決める必要があったため下から差し込んで接着。
仮組みして測った結果、リアグリップの本体はシガーグリップを下から78㎜のところでカットした。一旦接着剤か固まるのを待って最後のファイティングバットを接着。幸いこのファイティングバットの穴はそのままでこのロッドのブランクにピッタリだった。
繋ぎ目をサンディングしてなめらかに。そしてあっという間に完成!
接着した継ぎ目がやや目立つけどまあ許容範囲内。
ワインディングチェックはもともと付いていた黒い樹脂製のものをそのまま流用。思惑通り違和感なく収まった。下はお気に入りのハーディーのリール、JLHウルトラライト#6を付けてみたところ。イメージ通りの仕上がり!なかなかいいんじゃないでしょうか。
これぞまさにスイッチロッド。通常の11フィート程度のスイッチロッドだと、極近距離以外は片手でオーバーヘッドで投げるのはまれだけど、これならフローティングのフルラインはオーバーヘッドで、シンキング、あるいはシンクティップのシューティングヘッドならダブルハンドのスペイキャストで、と自在に持ち替えられそう。
9フィートと短いので両手でうまく投げられるかは未知数ではあるけど。。。あ~早く試してみたい!ポイントによってはこれでサクラマス狙いもありかも。今シーズンはもうこのまま終わりっぽいけど、来シーズンはこのロッドの活躍に期待したいところです。