2021年9月16日木曜日

【無リスク資産運用】ソフトバンクグループ劣後債に逝ってみた【SBI証券】

ここのところいつも悩むのが無リスク資産の運用方法。

以前は個人向け国債を買っておいて1年待って解約を繰り返す、というちょっとした反則技で運用していたのだけど、今はキャンペーン金がしょぼくなって魅力は激減。

 最近は定期預金で運用しつつ、利回りのいい債券が出れば乗り換えるという方法に変えて、ちょっと前にはSBIホールディングスのSBI債というのを買ったのだった。その後再び満期を迎えた定期預金があったのだけど、こういう商品はわりと人気らしく、申し込もうとしたときにはすでに売り切れだった。

過去記事:【無リスク資産運用】社債を買ってみた~第41回SBI債

その後第42回が発売されたみたいだけど、その時はタイミングが合わず見送り。そして先日また満期を迎えた定期預金があり、今度は楽天銀行の資金引っ越し預金で運用しながら第43回のSBI債を待とうという作戦だった。

そんなこともあってここのところSBI証券の債券のページをチェックしていたところ、ソフトバンクグループの劣後債なるものを発見。その時はまだ発売前で利率は決まっておらず、ただ1.5~2.5%とのことだった。ただ、その範囲ならどう転んでも定期預金に比べれば超高利回り。

SBI証券のHPより

発売のタイミングも定期預金満期の翌週とバッチリ。今度はこれにしようと狙っていると利回りは2.4%に決定!これは逝くしかないと発売日の9月13日12:00にはパソコンに張り付いて速攻で申し込んだのだった。

ソフトバンクグループ株式会社 第3回無担保社債(劣後特約付)

しかしやはり気になるのはそのリスク。名前からして劣後債なので不安になってくるけど、目論見書を斜め読みしたところでは、もしもソフトバンクグループが倒産した場合、お金が戻ってくる順番が普通社債の債権者よりも後回しにされるだけ、と理解した。

満期前に解約しない限り元本割れはなさそう。ソフトバンクの株を買うよりはかなり低リスクか(ただし低リターン)。それと気になるのが7年という長い運用期間。ただこれは、逆に考えると7年間は何も考えずに放置できると思えば悪くないように思えた。

もしもの時のために、無リスク資産のうち一定以上はいつでも引き出せる定期預金で運用するなどのマイルールは必要になるだろう。この劣後債への投資が無リスク資産運用と言えるのかはわからないけど、一応無リスク資産としてく。

投資先がどうしたのこうしたとの、何かと話題には事欠かないソフトバンクグループ、果たして7年後も安泰なのか?個人的には株を買いたいとまでは思わないけど、楽天グループよりも断然信頼しているし、大丈夫な方に賭けてみた。孫さんがんばって!

この手の債券はやはり人気なようで、発売日の15時過ぎに再びSBI証券のHPを見てみるとすでに完売。ただ、これが第3回なのでこれから第4回、5回と続くのかも。興味のある方はこまめにチェックしてみては?ただし、投資はくれぐれも自己責任で!