2日目の2021年9月19日(日)、昨日とは打って変わって好天の東京。
トイレの窓からは台風一過で快晴の青空が覗いていた。7時ごろ起き出して共有スペースで朝食代わりのコーヒーを飲む。これは持参したコーヒーミックス。ここはお茶は好きに飲んでいいとのことだったけど、ティーバッグがいくつかあるだけでちょっといまいち。持ってきてよかった。
チェックアウト時間の10時までのんびり過ごし、ようやく行動開始。
この日のコンサート会場は錦糸町。調べてみると錦糸町にはよさそうなバングラデシュ料理店がいくつかあるけどやや高め。どうせ時間があるのでこの日は平井まで足を延ばしてみることに。電車代節約のため浅草橋まで歩いてそこから電車で平井へ。
平井は小さな町っぽいけど商店街にはテイクアウトのケバブをメインにしたバングラ料理店が3つもある。一通り覗いてみてから、やはり目を付けていたマサラキング平井店に向かった。
ここは細長い店舗にカウンター席が数席。奥が食材店になっている小さなお店。
750円のマトンビリヤニにも惹かれたけど、
この日はバングラカレーセットのマトン650円にしてみた。主食はサフランライスを選択、カレーは辛めでお願いした。
出てきたのはワンプレートにサラダも盛られたこちら。
サフランライスはべったり固まっていたりしていまいちだったし、カレーも何となく日本のビーフカレーに近い雰囲気があったものの、650円としてはまずまずか。やっぱりマトンビリヤニにしておけばよかったかな。チェーン店っぽいのでそこまで期待しない方がいいかも。
さて、ここから錦糸町までは歩いて移動。途中川でハゼ釣りを見学したり買い物をしたりしながらのんびり進む。13時前に錦糸町に到着。妙なかたちのモニュメントが目立つ。
この日のコンサート会場はすみだトリフォニーホール。ここも立派なコンサートホールだった。ウィンクルムフィルハーモニー管弦楽団の第6回定期演奏会。
編成はこれまでのレベックやディマンシュよりも一回り大きなフルオーケストラっぽい。左側に見える足踏みオルガンのようなのは、小さなアップライトピアノかと思ったらなんとチェレスタだった。
この日のプログラムはガーシュウィンの「パリのアメリカ人」に「ラプソディーインブルー」。休憩を挟んでメインはサン・サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」。ジャズファンにはおなじみのガーシュウィンだけど、クラシックのオケで聴くのは初めて。
「パリのアメリカ人」では上記のチェレスタのほか、クラシックでは珍しいサックスセクションや木琴、鉄琴も活躍。さらに「ラプソディーインブルー」では編成が変わってグランドピアノにバンジョーまで登場。
カラフルなサウンドでなかなか楽しめた。休憩後は楽しみだった「オルガン付き」。どうやってオルガンを持ってくるのかと思っていると、オルガンはステージの上段に備え付け!ここは国内有数のオルガン備え付けのホールとのことだった。
ステージの2階でぽつんと向こうを向いて座っているのがオルガン奏者。しかし音はなかなかの迫力で楽しめた。今度はオーケストラが入らないオルガン独奏か室内楽で聴いてみたい。ともあれ今回もなかなか充実したコンサートだった。これを無料で楽しめるとは!
さて、今日の宿は日暮里。錦糸町からは1時間くらいの距離なのでまたまた歩く。まずはスカイツリーを目指して北上。スカイツリー、東京の東側にいるとどこからでも見えるけど、真下に来たのは初めて。
根元の部分はこんな風になっていた。すみだ水族館が併設されていてものすごい賑わい。そこからは西に進路を変えてさらに進んでいく。この日はまだ明るい17時過ぎにホテルに到着。
今夜の宿はHotel Owl Tokyo。じゃらんでドミトリーが1120円(100円引きのクーポン適用後)と格安だった。カーテンで完全に仕切られ、
さらに折りたたみ式の小さなテーブルや鏡もあってかなりいい。
それに共有スペースには無料のドリンクサーバーもある。ここは当りだった。ただアメニティ類は有料なので持参したほうがいい。
この日の夕食はカップ焼きそばにリンゴとスナック菓子。リンゴは途中のローソンストア100で中くらいのものが4つ入りでなんと100円!さらに墨田区ではpaypayで払うと30%ポイントバック!貧相だけど充実した夕食となった。この日も歩き疲れて早めに就寝。