早くも残り2か月を切った2021年、海釣り最盛期の秋ももう終盤となってしまった。
先週大物をばらした内房方面も気になるけれど、そう毎週遠出するわけにもいかないので今回は近場でお茶を濁しておくことに。昨年の記録をみるとそろそろサバが回ってきてもおかしくない。それに近場の海でもメッキは釣れる。ということで今年はこれまでパッとしなかった近場の海の様子を1か月ぶりに見に行ってみることにしたのだった。
ということで2021年11月4日(木)、早めの昼食を済ませてお昼過ぎに自宅を出発、14時過ぎにいつもの漁港に到着した。まずはメッキ狙いでスロープ周りを探ってみることに。今回は11月下旬に予定しているサイクリング旅行に連れて行くロッドのライン合わせ。
EchoのTrip590-8Xという9フィート5番、8ピースのパックロッドを試してみる。このロッド、5番ながらパワーがあっていつもは6番ラインを乗せている。ここのところ使っているオービス・クリアウォーター5番用のシューティングヘッドは合うだろうか?
しかし案の定5番用のシューティングヘッドでは軽すぎ。やはりこのロッドは6番と考えたほうがよさそうだ。帰ったら早速ラインを手配せねば。それはさておき、今回も時間節約のため4㎝くらいと2㎝くらいのストリーマーのドロッパーシステムで探っていく。
ただ、時おり小さなアタリや小魚のチェイスはあるのだがフッキングには持ち込めずノーフィッシュ。マヅメ時が近づく16時前に本命のお気に入りポイントへ移動。しかしなぜかこの日は大型漁船が多数停泊しており、お気に入りの場所も埋まっている。
しかも船と船の間の隙間にはことごとく釣り人の姿が。ウロウロと車を走らせてようやく釣りができそうなわずかな隙間を発見。さっそく釣り始める。すると隣のエサ釣りのおっさんが話しかけてきて、たまーにアジが回ってきているという。
期待しながら釣り始めると、スローリトリーブするフライに何かがヒット。アジかと思ったら、、、
メッキ!8番に巻いた大きいほうのフライを食っていた。メッキというとファストリトリーブのイメージだが、こういう釣り方でも釣れるんだなあ。しかしそれ以降は相変わらず反応なし。隣のおっさんはコンスタントにメッキを揚げているのでそこそこの魚影はあるようなのだが。。。
暗くなってくるとメバルも釣れ始めたようだ。私もしばらく粘ってみたもののそれ以降はやはり反応が得られず。もう真っ暗になった18時前に納竿とした。明日朝には船が出払っていることを期待してこの日は車中泊。
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2日目の2021年11月5日(金)、ごうごうと風が吹きつけているのがわかってなかなかやる気が起きず、すっかり明るくなった6時過ぎにようやく起き出して釣り場に向かった。しかしやはりどこも漁船だらけ、釣り人だらけで入る場所がない。
しかたなく昨日の場所に行ってみると少し空いているのでやはりここで釣ることに。昨日隣だったおっさんは相変わらず釣りをしている。一晩中釣っていたのだろうか?私にはとてもまねできそうにない。
風が強いので7番タックルでいってみる。サバが回ってくるのを期待しながらこの日もドロッパーシステムで探ってみるも、全く反応なし。周りも釣れてないし、どうやらこの時間魚は回ってきていないみたいだ。
7時半ごろには諦めて一旦車に戻る。朝食を食べながら身の振り方を考える。もう帰ろうかとも思っていたけど、天気はいいし、せっかくここまで来たので久々に近くの別の港に行ってみることにしようか。
ということで移動。9時過ぎに到着すると、ここも平日にも関わらず結構な賑わい。ただ運よく少し隙間があったのでそこに入って早速釣り始めた。タナとリトリーブ方法を変えながら入念に探っていく。
すると底を感じる40秒カウントダウンでスローリトリーブする手に微妙な違和感が。ゴミっぽいけどわずかにプルプルと生命感を感じる。
上がってきたのはエソ?せっかく釣れてくれたけどあまりうれしくないゲスト。気を取り直してキャストを続けると、コツコツと小さなアタリはあるもののなかなかフッキングしない。慎重にタイミングを計って合わせるとようやくヒット。
しかし釣れたのはフグ。君だったか。がっかりするも、他の魚はいないかとさらに釣り続けるとまたしてもフグ。
この日はここもダメなようだ。諦めてこの日は11時前に納竿とした。今シーズンは冴えない展開が続く近場の海。やっぱり遠いけど南房総方面に行ったほうがよさそうだな。次回はガソリン代をケチらず南房総に行くことにしよう。