電池レスの旅を目指してのお買い物第2段はラジオ。
もう何度も書いてるけど私のアウトドアライフに欠かせないのがラジオ。車中泊用にも何個か買ったけど今回は歩き旅・自転車旅用。となるとやはり軽量でコンパクトなものが必要になる。現在使っているのはパナソニックのRF-NA17というモデル。名刺サイズで重量は電池込み70gとまずまず。その前はスピーカーが付いていないもっと軽いものを使っていたのだけど、辺鄙なところでキャンプするときなどはやはりスピーカーから音を出した方が断然いい。
たぶん熊除けにもなりそうですしね。このラジオのいいところはデフォルトでスリープタイマーが付いていて、90分くらいで自動的に電源がOFFになるところ。もっと続けて聴きたければポチっとボタンを押せばいいだけ。
寝落ちしてラジオを消し忘れることがないので非常に重宝している。今は廃番で、後継機種はこれみたい。単4電池式の山用ラジオを探している人にはおすすめ。ということでこのラジオには全く不満はないのだけど、今探しているのは充電式のラジオ。
パナソニック FM/AM 2バンドレシーバー RF-NA35
やはり軽量コンパクトで、スピーカー付きのもの。できれば感度のいいDSPチューナーのものがいい。さらに言うと重量も70g以下。値段も手ごろなもの、と条件は結構厳しい。それでも例によってアマゾンで物色しているとなかなかよさそうなものを発見。
以前車中泊用に買ったZHIWHISのほぼ同じものが出ているけど、私が注文したときはこっちの方が若干安かった。それに余計なロゴが入っていないのがいい。どっちも「K605」と書いてあるのでたぶん全く同じものだろう。ということで早速買ってみた。
ぱっと見結構大きそうなイメージだけど、比べてみるとRF-NA17と変わらないサイズ、幅はこっちの方が小さいくらい。重量は69g。1gしか変わらないけど、軽くなったのでOK。しかもアンテナ内臓。ストラップは邪魔なので外した。
RF-NA17はイヤホンがアンテナ替わりなので、スピーカーから音を出すときでもFMを聴くときはイヤホンが必要なのがちょっと面倒だったのだ。さらにこれはSDカードに入れたMP3ファイルも再生できる優れもの。
電波が悪いところでは重宝しそう。山だと稜線は電波の入りはいいのだけど、谷筋だと厳しいことも多いので。で、使った感じはどうかというと、やっぱり小さいボディーに機能を詰め込み過ぎていてちょっと使いづらい。
少ないボタンでいろんな機能を操作することになるため、長押しを多用することになる。ボリューム調整まで長押しなので、ちょうどいい音量にピタッと合わせづらいんだよなあ。まあ慣れのもんだいかもしれないけど。
あと、チューナーはDSPだけあって感度はかなりよさそう。残念なのは目覚ましタイマーは付いているのにスリープタイマーが付いていないところ。しかもON/OFFはボタン型のスイッチではなくスライド式。
間違ってスイッチが入ってしまう恐れはないけど(RF-NA17はときどきザックの中で勝手にスイッチが入ることがある)、瞬時にON/OFFしにくそう。あと気になるのはやはりバッテリーの持ち。中程度の音量で14時間再生可能とのこと。
キャンプの夜はラジオつけっぱなしなのでそれだと3日も持たないかも。試しに家でMP3を聴いていたところ、2時間くらいで満充電のインジケーター(3つ)が1つ減って2つに。実際どれくらい持つかはやはり実践投入してみないと何とも言えないところ。
それとアマゾンのレビューによると内臓充電池の不良が多いみたい(ZHIWHISのもの)。私のはとりあえず充電はできたけど、14時間持つかは怪しいそう。持ったとしても、消し忘れて一晩中つけっぱなしだとアウト!
前回書いたジェントスのヘッドライトとともに、これがうまく機能すれば電池レスの旅が実現しそうなのだが。ダメだったら車中泊用か、2泊3日くらいまでの短期旅行(山行)用にでもするかな。どっちにしても、早いとこ実戦で試してみたと思います。