配当金生活を目指して運用しているコア・ポートフォリオ、2022年1月の運用状態です。
参考記事:配当金生活を目指すポートフォリオ(2021年12月)
ここ1か月の米国株式市場は年末年始の爆上げモードから一転、FRBが利上げに加えてバランスシート縮小を示唆したことやウクライナ情勢を巡る地政学リスクで一気にリスクオフムードへ。S&P500も最高値から10%近く下落して本格的な調整局面に入った模様。
私としてはほぼ想定内で、その分現金ポジションを厚めにして待機していたのはよかったものの、買いたい銘柄の動きは想定外に底堅く、なかなか動けていない状況。そんな中、前回からの動きとしては急落した生活必需品セクターのユニリーバ(UL)を買い増し。
何でもグラクソスミスクライン(GSK)の大衆薬部門買収のニュースが嫌気された模様。一気に10%以上下落していたので思わず拾ってしまいました。ただまだまだこのリスクオフムードは続きそうなのでちょっと早すぎたかも。
続いて先月AT&T(T)に代えてポートフォリオに加えた資本財セクターの3M(MMM)。先月から指値を入れていたのですが、ここのところのリスクオフムードで指値を下方修正。それでも先日刺さって無事約定。
これで一応当初の目標枚数の購入は完了となりました。ただ3Mはポートフォリオの主力の一つにしてもいいと思っているので、さらに下げるようならもう少し買い増すことになるかも。
それはさておき、損出しのため一旦手放したBHPグループ(BBL)と買い増ししたいフィリップモリス(PM)がなかなか下がらない。資源株のBBLはインフレヘッジ銘柄と認識されているのか、私が売ってからは一転して最高値付近で推移。
残念ながら3月分の配当金は取り損ねてしまいそうですが、この先きっとチャンスは来るはずなのでじっくり待つことにします。あとPMはなあ、株価堅調なのはうれしいけど、買いたいときに限って下がらないんだよなあ、まったく。。。
- 前月比:-1.6%(調整後:-1.6%)
- 年初来:-1.6%(調整後:-1.6%)
ということで私のポートフォリオも当然のように前月比-1.6%の大幅下落。ただ、前日久々に反発したこともあって今のところ思っていたより軽傷で済んでいます。やはり金利上昇が意識される局面ではハイテク株に逆風が吹きますね。
私の保有銘柄も軒並み前月比マイナスの展開。それでもまだハイテク株過多の状態ですが。。。とは言え、比率の低かった生活必需品セクターと景気敏感セクターを買い増ししてまずまずのバランスに。
今回の下げはコロナショックのような一時的なものではなく、長期戦になってもおかしくないと思っているので、ここからしばらくは静観モードでいこうと思っています。おそらくここまではまだまだ序の口、どういう展開がまっているのでしょうか?