ようやく長くて寒かった冬が終わり、3月になると急に春めいてきました。
3月と言えば渓流解禁!昨年は3月下旬くらいまで海釣りを粘っていましたが、今年は年明けからもう一つパッとしない状況が続いている。さらに長引くコロナの影響もあってか閉鎖されている漁港も多くて思うように釣りができず、せっかく暖かくなってきたのにストレスが溜まる日々。ということで気持ちはすでに海から川へと移ってしまっている。
そんな2022年シーズンの釣り、メインフィールドは昨年、一昨年に続いて山形と決めている。昨年待望の県内共通遊漁券を手に入れたので、申請すれば毎年更新可能なのだ。最近はそうでもないみたいだけど、一昔前は簡単に入手できるものではなかったみたい。
とうことで今年は年明け早々に更新の意思確認の書類が届いたので更新することにしてすぐにお金も振り込んだ。2万円と決して安くはないものの、一番近くのサクラマス河川がある新潟なんかは一河川の遊漁料が2~3万円でしかも抽選制。
それを考えると広大な最上川水系や中小独立河川を好きなだけ釣れる山形県の共通券はどう考えてもお得でしかない。今回は昨年からの更新なので、釣ろうと思えば3月から釣りをすることはできるのだけど、やはりノーマルタイヤでチェーンも持ってないので雪が心配。
ということで本格始動は今年も4月からになる見込み。ただ前述のとおり、今年はすでに海から心が離れており、早く川で釣りがしたい。なので今年は久々に利根川の東毛漁協の年券を買ってみることにした。3000円だったら毎年買ってもいいけど、4700円と微妙に高いのが難点。
利根川と言えばモドリとか利根マスと呼ばれる短期降海型のサクラマスが有名で、私も転勤で東京に越してきた2016年と2017年は本気でこれを狙っていたのだった。ただ利根川でも最下流の東毛管区はメリハリの少ないマッタリとした流れでフライには結構厳しい感じ。
多くの人はメインポイントの利根大堰下流に陣取って、ひたすら遡上してくる群れとの遭遇を待つような釣りをしている。しかも東毛管区にマスが遡上してくるのはおそらく早くても4月下旬ごろで、ピークはほんの1、2週間といったところだろうか。
そんな感じなので、2シーズン通ってみたものの30㎝クラスのヤマメと40㎝クラスのニジマスが数匹釣れただけで終わったのだった。それ以降は有り余る時間にものを言わせて岩手、山形と釣り、そこそこ満足できる釣果に恵まれている。
ただせっかく関東に住んでいるのだから、こちらにいるうちに関東のサクラマスも釣ってみたいと思っている。とは言え今年もあくまでメインは山形なので、利根川はそれまでの繋ぎ。5月に余裕があれば利根マスも狙ってみるかといったところ。
おそらくろくに放流もしていない東毛管区、今の時期はせいぜい上流の群馬漁協から落ちてきたニジマスと本流をうろうろしている銀毛ヤマメがいるくらいか。なので当面は厳しい状況が続きそうだけど、3月いっぱいはリハビリも兼ねて利根川に通ってみるつもり。
そして今年も4、5、6月は山形に行きたい。ただ一昨年の8月、昨年の7月と、山形でも夏場はほとんど釣りにならなかったので、7月は北海道に行くのが理想。コロナが収まっていてくれればいいのだけど。さて、今年はどんなシーズンになるのか、乞うご期待!