2022年8月3日(水)、今日はいよいよ北海道最終日。
当初の予定では今日の午前中まで尻別川で釣りをして、と考えていたのだけど、先日の大雨でそれも叶わず。この日は八雲町某所で朝を迎えた。明け方激しい雨で目が覚めると、渡島西部に記録的短時間大雨警報が出ていてビビる。ただ私が滞在している場所からは少し離れているため、網戸を着けて全開にしていた車の窓を閉めて再び眠りに就いた。それでも5時過ぎに起きて準備開始。
今日は近くを流れる落部川上流部で釣りをするつもりだけど、水の状態はどうだろうか?昨日の感じだと今日辺り絶好のコンディションになりそうだったけど、さっきの雨でダメになってはいまいかと、心配になりながら川に行ってみると、
濁りも取れていい感じ。ここは全体的に平坦な渓相なので12番のドライフライを結んで釣り上がってみることに。するとそこかしこから小さなヤマメが飛び出してきてフライを突っつきに来るのだが、魚が小さすぎて乗らない。
それに虻が多いのでバグネットを被っているのだが、そうすると元々光量が少ないこともあってフライが見え辛いのでウェットフライにチェンジ。するとようやくヒット。掛かった瞬間高くジャンプしたのは、
やっぱりニジマス。ヤマメ狙いで掛かるとちょっと残念な感じ。写真を撮ろうとしてふと気が付くといつの間にか虻の大群に囲まれている。一応バグネットにウィンドジャケット、手には指切りグローブで防御しているのだけど、露出している指先を虻に噛まれてパニック状態に。
呑気に釣りなどしていられる状態ではなく、一目散に入渓地点まで駆け戻ったのだった。今日は渓流をいくつかハシゴして帰ろうと思っていたのに、無理だなこれは。諦めて虻が少なそうな中流域を釣って帰ることにしよう。
落部川中流域も水はクリアでいい感じ。5番のミニスイッチロッドにウェットフライで釣り下ってみる。すると早速釣れたのは、
やっぱりチビヤマメ。大物が居てもおかしくなさそうな雰囲気なのだが。次に入ったポイントでようやくいい手応えのアタリが。重いトルクフルな引きは良型のヤマメか小型のサクラマスかと思ったけど、
こちらもニジマス。長さは30cmないくらいだけど、物凄い体高で5番ロッドを絞り込んだ。更なる大物を求めて攻めていくも、時折ミニサイズのヤマメが釣れるだけ。お昼前、ここが最後と決めたポイントで、
20cm強のニジマス。これで今回の北海道での釣りは終了。もう少しカッチリ締まればよかったけど、やっぱり尻すぼみな感じで終了。ただ、3週間特にトラブルもなく、天気にもそこそこ恵まれたし十分楽しめた北海道だった。
お昼頃には青空も覗いてきて、スッキリした気分で気持ちよく川を後にすることができた。その後は昼食を済ませて函館に向けて5号線を南下。
14時過ぎにフェリーターミナルに到着した。フェリーは16時半発なのでまだちょっと早いけど、発券を済ませると後は車内で寛いで出発を待った。
奥に見えるのが函館山かな。ここまでの走行距離は3341km。北海道では2300kmほど走ったことになる。フェリーは定刻の16時半に函館を出発。帰りは外には出ずひたすら船内でこのブログの記事を書いていると、揺れが結構酷くて気分が悪くなってきたので中断。
フェリーは18時に大間に到着。今回も少し走って横浜町のパーキングまで行くことにする。ところが順調に走って19時半頃到着したところ、街灯の下でボンネットを開けて車をいじっている人が。結構重症そうで時間が掛かりそうなので仕方なく少し先の道の駅よこはまに移動。