2022年11月9日水曜日

いきなりクライマックスに突入!~内房南房総釣行2022年11月(2日目)

 2日目の2022年11月1日(火)、この日は前日とは打って変わってどんよりとした曇り空の朝。

午後からは雨との予報も。ただ、その分冷え込みはなくてぬくぬくとした朝を迎えることができた。


ゆっくり準備して7時ごろから釣り開始。まずは昨日の夕方と同じポイントをもう一度探ってみる。しかし、この日も魚っ気がなく全く反応なし。ここはショゴだけでなく、昨年はマダイが釣れたりしたんだけどなあ。。。

粘っても埒があかなそうなので移動。本命のカマス港は午後から夕マヅメに取っておくとして、ここはポイントの新規開拓に励んでみる。


まずやって来たこの場所、岩礁まじりの砂底で悪くはない雰囲気なのだけど、手前が浅くて釣りづらい。時おり沖でナブラが立つので何かしらフィッシュイーターがいるようだけど、残念ながらフライでは全く射程圏外。

潮回りによってはもう少し近くまで寄ってくることもあるかもしれないので、これからも時々チェックはしたいところ。ここは案の定何もなく終了。その後もう1か所見てみたけどそちらも浅くていまいちな感じ。


ちょうどお昼時なので、昼食を済ませてカマス港に向かった。まずは昨年マゴチを釣ったポイントを見てみると、珍しく空いているので入ってみる。右斜め前方からの風でやや投げづらいけどまあ何とかなる範囲。すると1投目でいきなりヒット!


結構引いたので何かと思ったらカマス。ちょっとがっかりしたけど、もちろん本命は本命なのでうれしい。ようやくここにもカマスが回ってきた模様。その後は毎投アタリがあり、これは楽勝かと思ったものの、なかなかフッキングが決まらず苦戦。

何とかもう1匹追加したものの、そうこうしているうちにアタリが途絶えた。群れが去ってしまったのだろうか?風向きがやや釣りづらいこともあり、いつものカマスポイントに移動する。するとやはり釣れだしたためか、一等地にはどこも先行者の姿が。


それでも追い風になる悪くない場所が空いていたので早速釣り始める。やはり魚影はこの辺りのほうが濃いようで、この日のパターンが掴めるとコンスタントに釣れだした。カウントダウン30秒、やや早めのリトリーブがいいみたい。


バラシや掛け損ないはあるものの、しばらくは1キャスト1ヒットのお祭り状態を楽しめた。型も前回より一回り大きくて食べ頃なサイズ。カマスのショートバイト対策で巻いたフライ、ボロボロになってヘアがほとんどなくなっても釣れてくる。


次々にクーラーボックスに放り込んでいったものの、いきなり最盛期に突入したようなここカマス港、ちょっと釣れ過ぎな感じになってきたこともあり、後半は掛かりどころのいい魚はリリースした。

そのうち雨が降り出して一等地が空いたのでそこに移動してさらに釣り続けるも、さすがにそろそろ潮時かと16時ごろには納竿とした。前回はアタリすらなかったこの漁港、いきなりのクライマックス到来にちょっとびっくり。

ズシりと重くなったクーラーボックスを手に満足して車に戻ったのだった。このポイント、最盛期の爆発力はすごいものがあるものの、シーズンはわりと短い印象。こんな爆釣は今シーズンはもうないかもしれないけど、いいタイミングで来れてよかった。