2022年11月26日(土)、佐多岬野営場で朝を迎えた。
昨夜は11時頃、ポツポツとテントを叩く雨音で目が覚めた。慌てて洗濯物を取り込むと、めでたくほとんど乾いてくれていたので安心して再びシュラフに潜り込んだのだった。ただ予報通り雨は朝になっても降り続いている。今日は元々ここでもう1泊するつもりなのでのんびり過ごす。
7時半頃起き出して食パンとコーヒーの朝食を食べた。あとはラジオを聴きながらひたすら雨が止むのを待つ。
ただお昼前になっても雨は止まず、待ちきれずに昼食。昨日買ったさつま揚げご飯と切り干し大根を入れたみそ汁の昼食。
ちなみにみそ汁はここのところトップバリュの生味噌タイプ一択。マルコメとか色々あるけど、個人的にはこれが一番出汁が効いていてうまいと思う。洗うのが面倒なのでみそ汁はご飯を炊いたコッヘルで食後に作る。
13時前になってようやく雨が止んだので行動開始。まずは佐多岬に行ってみる。行きは横着して大泊キャンプ場を抜けるショートカットルートを行ってみると、
とんでもない登り。さらに登り切ると激下りの山越えルート。歩きならともかく、自転車は一般ルートを走ったほうがよさそう。
ようやく海に出ると快走ルート。
新しく整備されたような走りやすい道になった。
雲が晴れてトロピカルな日差しが降り注ぐ。
そして13時半頃佐多岬の駐車場に到着。ここからは自転車を置いて歩く。
トンネルを抜けて遊歩を進む。
御崎神社に到着。この旅の安全を祈願した。
周りを見ると日本とは思えないエキゾチックな植生に覆われている。
急速に天気が回復し、絶景が広がる。
13:42佐多岬展望台に到着。
この時間帯は逆光の佐多岬灯台。
右手には雲がかかった開聞岳。天気のお陰もあるけど想像以上の絶景に大満足。
正直佐多岬にはそれほど興味はなく、せっかくここまで来たのだからと半ばやっつけでやってきたのだった。さっさと済ませて早く釣りがしたいと思っていたのだけど、ここは個人的に国内の観光地では鳥取砂丘に並ぶ逆期待外れスポット(いい意味で)かも。
とは言え早く釣りがしたい。大満足で佐多岬を後にすると、恐らく本土最南端の田尻漁港で竿を出してみる。
すると海亀発見!これでは魚は散ってしまいそう。釣りのほうは期待薄かも。案の定反応なく終了。一旦佐多岬野営場に戻った。
予想以上のいい天気にすかさずソーラーパネルで充電。
さすがに土曜日だけあってだいぶテントが増えていた。
そして昨日大カマスを釣った大泊漁港へ。期待通り数投目でカマスがヒットしたもののバラシ。見るとフライがなくなっている。その後もアタリはあるものの、フロロ2号のティペットがあっけなく切られてフライの消耗が続く。
今回それ以上太いティペットは持ってきておらず、なすすべなくカマスは諦めて移動。河口部でメッキを狙ってみる。すると数投目でヒットするもバラシ。その後毎投アタるもののなぜかフッキングしない。それでもようやくヒット!グングン竿を絞りこむ引きを楽しんで上がってきたのは、
先日より少しサイズアップした26cmのメッキ!しかし今回は1日1匹ルールでもあるのか、またしても反応が途絶える。その後粘ってようやく2匹目。
ちょっとサイズダウンした24cmのメッキ。ここで根掛かりしてフライをロストしたのを契機に17時過ぎに納竿。
近くのホテル佐多岬に向かった。
ここは温泉ではないようだけど390円とリーズナブルな値段で入浴できる。
テントに戻ってハンバーグ丼の夕食。予想以上の天気に恵まれて佐多岬を満喫でき、釣りのほうもまずまず。満足度の高いの一日となった。
- この日の走行距離:15.9km