2日目の2022年12月21日(水)、晴れて冷え込んだものの、シュラフを冬用のドイター・スターゲイザーに替え、さらにハクキンカイロも持ってきたので温かい朝を迎えることができた。
6時半ごろ起き出し、7時半ごろ釣り場に向かう。まずは昨日最後に入ったポイント。この日もほぼ無風で絶好のフライフィッシング日和ながら、相変わらず反応はない。早々に諦めて移動。
次にやって来たのは前回発見したメッキポイント。しかしあれから早1か月、もうメッキのシーズンは終わってしまったのか、あるいはこの時間ド干潮で、手前側は浅すぎて魚のいるポイントまで届いていないのか、ここも反応なく終了となった。
ということでお昼を待たずに本命のカマス港に移動。まずは昨年マゴチを釣ったポイントに入ってみたものの、ここも無反応。
続いて以前いい釣りができたけど、いつも人がいてなかなか入れないポイントを覗いてみると、珍しく空いているので入ってみた。するとリトリーブ速度を少し落とした数投目にカマスっぽいアタリが。次のキャストで掛かったものの、足元でバラシ。さらに次もバラシ。
なかなか釣り上げるまでには至らないものの、そこそこ魚は居そうな雰囲気。慌てて車にクーラーボックスを取りに戻ってじっくり釣ってみることに。するとようやく1匹目をキャッチ。この時期らしくよく太ったいいカマスだった。
その後もフッキングに苦労しながらもポツポツと追加してく。やはりこの時期になると魚が入ってきても群れが小さいようで、タナを探り当てたと思ってもアタリは長続きしない。もしかすると魚もスレてきて同じフライには反応しなくなるのかもしれないが。
この漁港では珍しくアジも混じった。
しばらくするとアタリが完全に遠のいてしまったので車に戻って遅めの昼食にした。午後からはいつものお気に入りポイントに向かう。この日はやや釣り人が多いものの、2級ポイントくらいの場所に入ることができた。
すると1投目からヒット。
続く3投目まで連続でキャッチ。これは爆釣パターンかと思われたものの、そう甘くはなくその後はフライ、リトリーブ、タナを細かく変えながらの釣りが続く。1キャスト1ヒットはもちろん楽しいけれど、こういうシブい釣りもゲーム性が高くてなかなかおもしろい。
ここでは手のひらサイズのメッキも。やっぱりまだいたんですね。
しばらくのカマスゲームを楽しんだのち、やがてアタリが遠のき、この日も17時前に納竿とした。午後からは少し風が出てきたものの、夕方にはまた収まって穏やかな一日。釣果もまずまずで、久々の南房総の海を満喫できたのだった。
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3日目の2022年12月22日(木)、車の屋根を激しく叩く大雨の中で朝を迎えた。この日しばらく前の予報では朝まで雨の予報だったのが、午前中いっぱいは降り続きそうな予報になっている。
カマス港2や内房のセイゴ港も気にはなるものの、雨に加えて強い風も吹きつけていて車の外に出る気になれない。昨日十分な釣果を得たこともあってこの日はおとなしく帰ることにしたのだった。おそらくこれが今年最後の釣行。まずまずの釣果でいい釣り納めとなった。