2022年12月31日土曜日

セミリタイア生活の資金計画phase2

 早くも2022年ももうすぐ終わり。

私が会社員を辞めたのは2018年の4月なので、まだ丸5年は経っていないのだけど、このセミリタイア生活も来年からは一応6年目ということになる。ということで今年2022年は2018年に策定した資金計画の最終年度。

参考記事:セミリタイア生活の資金計画

ここまでは概ね順調で、年間予算150万円で110万円は貯金の取り崩し、残りの40万円は労働その他で稼ぐ、という当初の計画を大きく変えることなく今に至っている(実際は自分のペースで働ける理想的な労働環境が整ったこともあり、100万円取り崩し、50万円稼ぐという感じに変更)。

参考記事:セミリタイア生活の資金計画2019年版

より具体的には上記の記事に書いたような感じで、2022年以降は記事には書かなかったけど徐々にリスク資産を積み増してリスク資産を2018年末の60%から、2022年末には80%まで高めるという計画。こちらもほぼ目標通りに進んでいる。

ただ、この記事には2022年までに完全リタイア、配当金生活を始めると書いているけど、一体どういう算段だったんだろう?自分でもよく覚えてないのだけど、残念ながらまだ完全リタイアはできそうにない。

いや、そういえば思い出した。このブログが軌道に乗ってそこそこの収入源になっていると期待していたんだった。今となってはそれも夢のまた夢。ほんのちょっとだけお金にはなっているものの、労力を考えると普通に働いた方がはるかにマシなレベル。

それはともかく、資産増強のフェーズは今年までで、来年からは半配当金生活とも言うべき段階に進む予定。これまではドル建ての配当金は全て再投資して資産増強、配当金積み増しに努めてきたけど、来年からは配当金を生活費に回すことにします。

ということで2023年から2027年までの5年間の大枠として、資金計画フェーズ2を策定しました。具体的には、年間予算の150万円は変えず、配当金を生活費に回して足りない分を労働その他の収入で補っていくというもの。

インフレがさらに進めば150万円では収まらないかもしれないけど、そこは労働を増やして収入アップを図るほかない。ただ、運よく今年の初めに安くてわりといい物件に引越すことができて、固定費を大幅に削減できたのでもうしばらくは150万円で行けそうではある。

実際には配当金は月によってかなりばらつきがあり、それをそのまま生活費に充てるのは無理がありそうなので、1年分をプールしておいてそれを翌年の生活費に回そうかと思っている。

となると来年分はそのプールがないので、2023年は引き続き貯金を100万円切り崩して生活費とし、残りを労働その他の収入で補うことにする。それと大きな負担になっている年間約20万円の年金、これは今年まで積み立ててきたつみたてNISAを取り崩しながら支払う。

つみたてNISAは2019年から4年間、160万円を拠出して現在約200万円くらいある。私がこれから払う年金保険料はちょうど200万円くらいなので、よっぽど株価が低迷を続けない限りは大丈夫だろう。早く楽天証券から資金を引き揚げたいという思惑もある。

となるとあと必要になるのは年間130万円。とりあえず来年はそのうち100万円を貯金から拠出するとして、残りは30万円。現在は日本株や国内ETFはほぼ持っておらず(優待目当てのAOKI100株のみ)、円建て配当収入は期待できない。

それでもポイ活とか預金金利、それに最近増やしている社債の金利などもあって5万円くらいは労働外収入が期待できるので、来年は25万円くらいを目標に働けばいいことになる。概算で年30日の就労。これくらいなら余裕でこなせるだろう。

そんなわけで来年からは大幅な配当金増は期待できないけど、それでも基本的には連続増配銘柄に投資しているので少しずつは増えていく見込み。一応年率4%くらいで増えてくれると期待していて、5年後の2027年には完全リタイアの目途が立つのではないかと。

私の場合配当はほぼ100%ドル建てで、為替の変動に大きく影響されそうだけど、そこも当面は労働で調整していくことになりそう。となると円安で生活費が余っても当分の間は無駄遣いせずに貯めておいたほうがよさそう。まとめると、


  • 年間予算は150万円
  • 配当金をプールしておいて翌年の生活費に充てる
  • その結果で翌年の就労計画を立て、足りない分は労働で補う
  • 国民年金保険料はつみてたNISAを取り崩しながら拠出
  • 資産はリスク資産:無リスク資産=80:20を維持

という感じ。ということで来年以降もしばらくはコンスタントに働くつもり。実際のところやはり労働は苦痛以外の何ものでもないのだけど、それでもある程度社会性を維持し、旅行や釣りに気持ちよく行くためには働くことも必要だと感じている。

ブログとか当てにならないものに期待するより、よっぽど計算できますしね。ということで、今年もこのブログを読んでいただきありがとうございました。たまには指を滑らせて広告をクリックして頂けると助かります。それではみなさん、よいお年を!

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