2022年12月25日日曜日

配当金生活を目指すポートフォリオ(2022年12月)

 今回は配当金生活を目指して運用しているコア・ポートフォリオ、2022年12月の運用状況です。

参考記事:配当金生活を目指すポートフォリオ(2022年11月)

ここ1か月の株式市場、注目のCPIやFOMCは予想通りで無風通過かと思われたものの、パウエル議長の会見が思いの外タカ派だったとか、リセッション入りへの懸念再燃とかで再び下落基調に

そんなのことも織り込んでなかったんかい、と言いたいところだけど、マーケットなんて所詮そんなものなんでしょうね。私はここからもうひと山(というか谷)が来ると想定しているので、まだまだ序の口だと思っているのですが。


そんな中ここ1か月はの動きとしては、相変わらず堅調に推移しているヘルスケアセクターのアッヴィ(ABBV)を、リバランスのため一部売却。さらに久々の黒田バズーカで一気に円高が進んだこともあって待機資金をドル転して臨戦態勢に

ただ今のところ株価は思ったほどには下がっておらず、現金ポジションを積み増しただけとなりました。バランス的にも、現金をすべてハイテクセクターに突っ込めばいい感じになりそうな比率になっています。


  • 前月比:-0.5%(調整後:-2.3%)
  • 年初来:-1.5%(調整後:-5.2%)

そんなこともあってS&P500はこの1か月で4.5%も下げたのに対して、こちらは前月比-0.5%、入金分を差し引いても-2.3%とわりと底堅く推移しています(ドル転はかなり早まってしまいましたが)。ただこれはあくまでドル建てでの話し。

久々の黒田バズーカは完全に味方に向かって発射されたので、総資産的には日本株保有者よりも大きな被害を被っていそうな雰囲気。月末に集計するのがちょっと怖い感じ。とは言え、長い目で見ればこれは間違いなくいい方向に進んでいるんでしょう。

ただ、(実質的に)ほんの0.25%利上げしただけなのに、ここまで大きく動くものなのか。アメリカは0.5%利上げしたので日米金利差はさらに広がっているはずなのに。それはともかく、来年は株価も為替も落ち着いた一年になってもらいたいところですね。