2023年2月27日(月)、今日はカンニャクマリというところに移動するため、5時頃起きて6時にホテルをチェックアウトして出発。
先日バススタンドで確認したところ、8:30発のバスがあるとのことだったが、ここからカンニャクマリまでは300kmくらいあるので、もう少し早い便があればそれに乗りたいと思ったのだ。まだ暗い中2kmほど歩いて6:20ラメーシュワラムのバススタンドに到着。ところが改めて聞いてみると、カンニャクマリ行きのバスは5:30に出発済みで、次の便は13:30発とのこと。それよりもこの辺りの中心都市マドゥライまで行って乗り換えた方が早いとのことだった。
確かにそうだなと思い直し、朝食を食べる間もなくすぐに出発しそうなマドゥライ行きのバスに乗り込んだ。このバスは6:30ラメーシュワラム発、マドゥライまでは140ルピー。
再び橋を越えてインド本土へ。
珍しく踏み切りに引っ掛かった。
ところで最初はマドゥライですぐにカンニャクマリ行きに乗り換えるつもりだったのだけど、道中いろいろ考えた末、今日はマドゥライに泊まることにした。当初は行くつもりだったマドゥライ、日程の都合で割愛することになりそうだったのだけど、これも何かの縁と思えた。
順調に進んで10:30頃マドゥライのバススタンドに到着。マドゥライは結構大きい町なので、バススタンドは郊外にある。まとわりつくリキシャドライバーを振り払い、何人かに聞いたところバススタンドに停まっているNo.3のバスが鉄道駅にも近いペリヤルというところまで行くとのこと。
バスはすぐに出発し、20分ほどでペリヤルに到着、19ルピー。
駅から大通りを隔てた裏路地に安宿が固まっていそうなので順にチェックしていく。
すると2軒目に入ったSurapi Lodgeでシングルルームが600ルピーのところ500ルピーに値切れた。探せばもっと安いところもありそうだけど、お腹も減っているのでここに決定。
部屋はエレベーター付きの4階で、インドでは珍しくバスタオルとブランケットが付く。よく見るとシミだらけではあるけど、白いシーツも久しぶり。この値段にしては結構ちゃんとしたホテルのよう。
荷物を置いて昼食へ。ホテルからすぐ近くにあるHotel Sree Sabareesに行ってみた。ここは有名店のようで、Google mapには日本語のレビューもいくつかあった。まだ12時前だけど「Meals Ready」の看板が出ているのですぐに入る。
前払いでミールスは110ルピー。さすがにここは本格派。丁寧に作られていて、久々にうまいミールスを堪能できた。おかずは3種類だけど汁物がサンバル、ラッサム以外にも充実していていろんな味のバリエーションを楽しめた。
タミルナードゥ州に入ってからはチェンナイのKasivinayaga Mess以来、意外とうまいベジミールスにはありつけていなかったので、これだけでもマドゥライに来て良かったと思えたのだった。
さて、この次に行く予定のカンニャクマリはインド最南端で聖地として有名なところ。やはり観光地でもあるので、ラメーシュワラム同様個人的にはあまり楽しめないんじゃないかと思えてきた。カンニャクマリに長居するより、美食の町として有名なマドゥライで少しのんびりしようかな。
マドゥライからはバスでの移動は面倒そうなのでできれば鉄道で移動したいところ。ネットで調べてみると、この先の鉄道便は席が取れそう。カンニャクマリは1泊だけしてさっさと先に進むプランでチケットを押さえておこうとマドゥライ・ジャンクション駅に向かった。
予約窓口は向かって左側の建物の2階にあった。ここはガラガラでほとんど待たずにチケットを買うことができた。
マドゥライの中心、ミーナクシアンマン寺院。この時はお昼は休みで夕方16時営業再開とのこと。ここは明日出直すことにして今日のところはホテルに戻った。
夕食も近場で済ます。パロッタを焼いている店があったので今日もパロッタ。今回もエッグマスの再来を求めて悪戦苦闘したものの結局通じず、別のお客さんに通訳してもらってスパイシーな卵の炒め物を作ってもらった。
エッグマスからはかなり遠くなっているが、おいしいのでまあいい。パロッタ4枚で80ルピー。ここはたぶんパロッタ1枚15ルピーでちょっと高め。
最後にチャイを飲んでホテルに戻った。ここも1杯13ルピーと高め。マドゥライは全体的に物価が高そうな印象。